ジャスパー・チャン

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ジャスパー・チャンJasper Cheung[1]1964年10月26日 - )はアマゾンジャパン合同会社社長。2001年4月から同職を務めている。

経歴[編集]

1964年、香港生まれ。86年に香港大学工業工学部を卒業後、キャセイパシフィック航空に入社し、エアライン・プランニング・オフィサーとして勤務。

1987年、香港の政情変化に不安を感じてカナダへ渡航後、ヨーク大学のビジネススクールに入学。入学の半年後、学内に掲示された学生向け求人広告に応募し、プロクター・アンド・ギャンブル・インクにファイナンス・アナリストとして入社。カナダ国籍を取得[2]。その後、勤労学生生活を続け、90年にはMBAも取得し、同社カナダ部門のファイナンス・マネージャー等も歴任。

1995年、同社の北東アジア地域ヘルス・ビューティー・アンド・フード・アンド・ビバレッジ(日本洗剤)部門の、ファイナンス・マネージャーに就任し、97年には日本へ赴任。

2000年12月、インターネット事業に興味を持った事を期に、知人の伝手でアマゾンジャパンへ、ファイナンス・ディレクターとして入社し、2001年4月には社長就任。2011年から2021年7月までは、ジェフ・ハヤシダと2人で社長を務める体制を執った[3][4][5]

妻は日本人で子供が1人おり、趣味は映画鑑賞、読書、体を鍛える事[6]

著書[編集]

  • 『Day1[デイ・ワン] 毎日がはじまりの日』PHP研究所 2021年

脚注[編集]

  1. ^ https://www.linkedin.com/in/jasper-cheung-6934721/
  2. ^ アマゾンジャパン ジャスパー・チャン社長「ネットにマジックなし」(人間発見まとめ・上)”. 日本経済新聞 (2023年1月8日). 2023年8月26日閲覧。
  3. ^ 苦しさは成長の機会そのもの。ジャスパー・チャンが説く「非連続的な変化」の重要性”. Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) (2021年11月18日). 2022年9月25日閲覧。
  4. ^ 産学官で語り合うAmazon Academy、初のオンライン開催- 新たなステージを迎える日本経済そして中小企業の未来につながる布石を考える -”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年9月25日閲覧。 “「登壇者プロフィール」より”
  5. ^ ~常に今の自分の能力を超える仕事に挑戦し、チャレンジ精神を持ち続ける~”. 東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報. 2022年9月25日閲覧。
  6. ^ アマゾン ジャパン社長は香港生まれの航空会社出身者|【Tech総研】”. next.rikunabi.com. 2022年9月25日閲覧。