ジス・イズ・ホンダ

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THIS IS HONDA
本田竹曠スタジオ・アルバム
リリース
録音 1972年4月18日 東京 イイノホール
ジャンル ジャズ
時間
レーベル トリオレコード
プロデュース 菅野沖彦
本田竹曠 アルバム 年表
Misty
1972年
This is Honda
(1972年)
Salaam Salaam
1974年
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ジス・イズ・ホンダ(THIS IS HONDA)は、ジャズピアニストの本田竹曠1972年に発表した、ピアノ・トリオ編成によるアルバムである。

解説[編集]

ジャズピアニストの本田竹曠が、鈴木良雄、渡辺文男と結成したトリオ編成で、1972年に録音したアルバムである。1966年のプロデビュー後、しばらく本田竹彦名義で、渡辺貞夫のクインテットやトリオ編成で活動していたが、1969年、音響機器メーカー、トリオ(現:ケンウッド)のレコード部門であるトリオレコードと契約し、1970年には初のリーダー・アルバムを発表した。1972年には本田竹曠と改名し、主にトリオ編成での活動を始めた。4月18日にはベーシストの鈴木良雄と、渡辺貞夫の実弟であるドラマーの渡辺文男とともに、東京のイイノホール菅野沖彦の監修のもとにレコーディング・セッションが行なわれ、バラードを中心とした6曲のスタンダード・ナンバーがステレオ録音された。このアルバムは、スイングジャーナル誌ジャズディスク大賞の最優秀録音賞を受け、本田の代表的なアルバムのひとつとされている。

収録曲[編集]

初出アナログ・レコードの表記に基づく。括弧内は作者。

  1. 恋とは何か、君は知らない You Don't Know What Love Is (Don Raye|, Gene de Paul)
  2. バイ・バイ・ブラックバード Bye Bye Blackbird (Mort Dixon, Ray Henderson)
  3. ラウンド・アバウト・ミッドナイト Round About Midnight (Thelonious Monk, Bernie Hanighen, Cootie Williams)
  4. 朝日の如くさわやかに Softly As In A Morning Sunrise (Sigmund Romberg, Oscar Hammerstein II)
  5. ホェン・サニー・ゲッツ・ブルー When Sunny Gets Blue (Jack Segal, Marvin Fisher)
  6. シークレット・ラヴ Secret Love (Paul Francis Webster, Calamity Jane)

演奏者[編集]

発売記録[編集]

受賞歴[編集]