キチンデアセチラーゼ
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キチンデアセチラーゼ(Chitin deacetylase、EC 3.5.1.41)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- キチン + 水キトサン + 酢酸
従って、この酵素の基質は、キチンと水の2つ、生成物はキトサンと酢酸の2つである。
この酵素は加水分解酵素、特に鎖状アミドの炭素-窒素結合に作用するものに分類される。系統名は、キチン アミドヒドロラーゼ(chitin amidohydrolase)である。この酵素は、アミノ糖の代謝に関与する。
構造
[編集]2007年末時点で、この酵素の1つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、2IW0である。
出典
[編集]- Araki Y, Ito E (1974). “A pathway of chitosan formation in Mucor rouxii: enzymatic deacetylation of chitin”. Biochem. Biophys. Res. Commun. 56 (3): 669–75. doi:10.1016/0006-291X(74)90657-3. PMID 4826874.