カリー・ウェブ

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 カリー・ウェブ 
Karrie Webb
基本情報
名前 カリー・ウェブ
生年月日 (1974-12-21) 1974年12月21日(49歳)
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
出身地 オーストラリアクイーンズランド州
経歴
成績
優勝回数 メジャー:7勝
全米女子:41勝
初優勝 1995年Golden Flake Golden Ocala Futures Classic
賞金王 全米女子:1996・1999・2000
賞金ランク最高位 全米女子:1位 (3度)
殿堂表彰者
選出年 2005年
選出部門 LPGA
2014年3月24日現在
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カリー・ウェブKarrie Anne Webb, 1974年12月21日 - )は、オーストラリアクイーンズランド州出身の女子プロゴルファーである。

略歴[編集]

8歳からゴルフを始める。1994年プロ転向。1995年全英女子オープン(2001年よりメジャー大会)で初優勝。1999年のデュモーリエ・クラシックで女子ゴルフ・メジャー大会初優勝を果たす。2001年全米女子プロ選手権初優勝により、史上最年少の26歳6ヶ月で「キャリア・グランドスラム」を達成した。その強さから一時期“女性版タイガー・ウッズ”と呼ばれた。

女子のメジャー大会最終戦は、2000年まではデュモーリエ・クラシックであったが、2001年から全英女子オープンに変更された。そのため「デュモーリエ・クラシックの優勝経験者」が全英女子オープンも制覇した場合にのみ、“スーパー・グランドスラム”が成立する。ウェブは1999年のデュモーリエ・クラシック → 2002年の全英女子オープン優勝により、この偉業を成し遂げた。

それからしばらく低迷期が訪れ、ライバルのアニカ・ソレンスタムや新鋭のポーラ・クリーマーミシェル・ウィーなどの陰に隠れた時期もあり、2005年の賞金ランキングが27位まで落ちてしまう。2006年からLPGAツアーでも女子ゴルフ世界ランキングが始まったが、創設当初のウェブの世界ランキングは「12位」と低い位置にあったことが、ここ3年ほどの不調を物語っていた。しかし2006年クラフト・ナビスコ選手権で、最終日に65(7アンダーパー)を出し、初日からトップに立っていたメキシコロレーナ・オチョアとのプレーオフを制して、同選手権で6年ぶり2度目の優勝を飾った。メジャー大会でも2002年全英女子オープン以来、4年ぶりの復活優勝となった。この年は最終的にツアー5勝で賞金ランキング2位と復活を印象づけた。

しかしその後の2年は勝利もなくやや低迷。2009年Jゴルフ・フェニックスLPGAインターナショナルで2年半ぶりに勝利をし、全英女子オープンで2位に入った。

メジャー大会優勝[編集]

現時点では通算7勝を挙げている。(女子歴代6位タイ記録)

その他の主な戦績・受賞歴[編集]

  • 1995年 欧州女子ツアー新人賞
  • 1996年 米女子ツアー新人賞
  • 2001年 キャリア・グランドスラム達成
  • 2002年 “スーパー・グランドスラム”達成
  • 通算3度(1996, 1999, 2000)賞金女王

関連項目[編集]

外部リンク[編集]