エドゥアルド・フリプセ

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エドゥアルド・フリプセ(Eduard Flipse, 1896年2月26日 - 1973年9月12日)は、オランダ指揮者作曲家である。

略歴[編集]

ゼーラント州のウィッセンカークに生まれる。1927年ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の副指揮者、1930年に首席指揮者となり、1962年までその任にあって、このオーケストラをオランダ有数のものとした。また1959年から1970年までアントワープ・フィルハーモニー管弦楽団(現ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団)の指揮者をつとめる。ブレダで死去した。

レオン・オルテルのようなオランダの作曲家の作品をレパートリーとし、またイーゴリ・ストラヴィンスキーの『春の祭典』とアルバン・ベルクの『ヴァイオリン協奏曲』のオランダ初演を行った。