home (木山裕策の曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
home
木山裕策シングル
初出アルバム『Memorial』
リリース
規格 マキシシングル
デジタル・ダウンロード
コンパクトカセット
録音 2007年
ジャンル J-POP
時間
レーベル tearbridge records
作詞・作曲 多胡邦夫
プロデュース 多胡邦夫
ゴールドディスク
  • ゴールド(CD日本レコード協会
  • トリプル・プラチナ(シングルトラック、日本レコード協会)
チャート最高順位
  • 週間7位オリコン
  • 登場回数51回(オリコン)
  • 2008年度年間57位(オリコン)
  • 2008年度年間6位USEN J-POP総合)
  • 木山裕策 シングル 年表
    home
    2008年
    I believe/永遠
    2009年
    テンプレートを表示

    home」(ホーム)は、2008年2月6日に発売された木山裕策メジャー・デビューシングル。発売元はtearbridge records

    解説[編集]

    日本テレビ系『歌スタ!!』メジャー・デビュー企画作品第20弾。

    初回限定盤はCD+DVDの2枚組仕様となっている。ジャケットデザインはリリー・フランキーが手掛けている。MV中の写真は元ロードオブメジャー北川賢一が撮影を行った。

    2007年10月、『歌スタ!!』の最終プレゼンテーションに合格し、本人、作詞・作曲を手掛けた多胡邦夫にとっても念願のメジャー・デビューとなった。

    同年12月22日にはavex本社ビル前にて行われたライヴイベントに参加、本曲を披露。

    2008年1月27日には日本テレビ系『行列のできる法律相談所』、2月25日に『スッキリ!!』、3月4日NHK総合NHK歌謡コンサート』(日本テレビ系以外の放送局での出演は初)にそれぞれゲスト出演、本曲を披露した。中でも『行列のできる法律相談所』に出演した際には瞬間最大視聴率23.5%を記録している。

    同曲はエリオット・ヤミンとの相互カバー企画によって英語詞でカバーされており、2008年10月8日発売のエリオットのアルバム『WAIT FOR YOU プレミアム・エディション』[1]に収録されている。さらに韓国語版もシン・スンフンによってカバーされることが木山の公式ブログ内で発表された。韓国語版「home」はシンの2009年3月25日発売のアルバム『ACOUSTIC WAVE-Japan Special Edition-』に収録される。

    CDデビュー前の2007年10月に着うた配信を開始。2009年、配信開始から1年4か月を経て音楽配信の累計で100万ダウンロードを達成した。100万ダウンロードの内訳は着うたフルが約50%を占める[1]

    歌スタ!!でのエピソード[編集]

    本作は番組内で追試を行い木山をハントし、楽曲を手掛けた多胡が、「このレベルで落ちるんだったら、「歌スタ!!」からはもう合格者は出ないよ」と送り出した楽曲である。

    しかし、ハンター'Sボスの「もっと長く聴きたかった」を理由に、「ゴメンネ」札が上がり不合格。2か月後、大サビを加えたフルコーラスを完成させリベンジ。見事「よろしく」札を獲得、合格。以後多胡は、本作の伴奏・コーラスをするため、木山の全国各地へのプロモーション活動に必ず同行している。

    デビュー決定後、チュートリアル徳井義実が、「育ててくれた自分の父への感謝の気持ちを込めたMVを作りたい」と志願。自ら監督を務め、番組内限定で使用されるMVを制作。木山も登場シーンは少ないもののMV出演者と共演した。

    2008年10月20日放送の同番組内で、辛口評価のハンター・ダイアモンド☆ユカイから「良い曲だね」と絶賛される。

    最終審査時、多胡は後に木山のミニ・アルバム『WAIT FOR YOU 〜今の僕に出来る事〜』に収録された「幻」を用意したが、木山にラブソングを歌わせるのは違和感があった為に「彼にしか歌える曲」から家族の曲に変更した[2]

    その他[編集]

    「マイホームソング」を研究している関西大学教授の小川博司は、「父から子供に歌う曲は珍しい。該当作品は、この曲とジョン・レノンの『ビューティフル・ボーイ』だけだ」と私見を語っている[2]

    収録曲[編集]

    全曲作詞・作曲:多胡邦夫 編曲:米田浩徳

    CD[編集]

    1. home(3:56)[3]
    2. home (Instrumental)(3:56)
    3. home (Orchestra ver.)(3:52)

    DVD(初回限定盤付属)[編集]

    1. home (Clip)[4]
    2. 木山裕策デビューまでの道のり

    コンパクトカセット[編集]

    ※SIDE-A・SIDE-Bとも同一内容収録[5]

    1. home(3:56)
    2. home(Instrumental)(3:56)
    3. home(Orchestra ver.)(3:52)

    カバー[編集]

    関連項目[編集]

    脚注[編集]

    出典[編集]

    1. ^ a b c 木山裕策、「home」が100万ダウンロード達成の快挙、BARKS、2009年3月6日。
    2. ^ a b 2011年9月24日朝日新聞be (朝日新聞) on Saturday」赤e2 「うたの旅人 木山裕策 Home」より
    3. ^ 木山裕策/home”. tower.jp. 2022年12月17日閲覧。
    4. ^ 木山裕策/home [CD+DVD]<初回生産限定盤>”. tower.jp. 2022年12月17日閲覧。
    5. ^ 木山裕策/home”. tower.jp. 2022年12月17日閲覧。
    6. ^ 木山裕策とMr.シャチホコ、コラボアルバムからWink「淋しい熱帯魚」カバー動画公開”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2022年3月26日). 2023年5月1日閲覧。