Xsan

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Xsan
開発元 アップル
最新版 4.1[1] / 2015年9月30日(23か月前) (2015-09-30
対応OS OS X v10.8以降
OS X Server 2.0以降
種別 Cluster File System
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト Xsan
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Xsanは、アップルが開発・発売するSAN用共有ファイルシステムソフトウェアである。

概要[編集]

Xsanは、ストレージエリアネットワーク上にあるストレージを複数のサーバ、クライアントから直接に読み書き可能とすることで、ファイルアクセスの高速化を図ったファイルシステムである。 1台以上のXsanメタデータコントローラ、1台以上のストレージ、1台以上のXsan クライアントと、それらを接続するストレージアクセス用のファイバーチャネルネットワークおよび2系統イーサネットワークで構成される。

Xsanは、クアンタムStorNext File Systemをベースに開発されている。[2] このため、WindowsUNIXLinux環境のStorNextとの相互接続も可能となっている。[3]

主な用途としては、大規模な計算クラスターやFinal Cut Proを用いた映像プロジェクトなどを想定している他、Time Machine ServerカレンダーServer等macOS Serverの様々なサービスでの利用も想定されている。

バージョンごとの変遷[編集]

  • 2005年1月 - Xsan 1.0:16TBのストレージボリュームをサポート
  • 2005年6月 - Xsan 1.1:ストレージボリュームのサポートを最大2PB (2048TB) に拡張
  • 2005年11月 - Xsan 1.2:バグ修正、全体的な信頼性の改善
  • 2006年4月 - Xsan 1.3:バグ修正、2TBを超えるLUNのサポート、全体的な信頼性の改善
  • 2006年8月 - Xsan 1.4:Universal Binary化、セキュリティアップデート、ACLのサポート、フェイルオーバーやクオータ等の機能改善
  • 2006年12月 - Xsan 1.4.1:バグ修正、フェイルオーバーや信頼性等の機能改善
  • 2007年10月 - Xsan 1.4.2:Mac OS X v10.5 Leoprad対応、バグ修正、フェイルオーバーや互換性・信頼性等の機能改善[4]
  • 2008年2月 - Xsan 2発表。ユーザインタフェースの改良、Spotlight対応、MultiSAN対応、動作保証ストレージにPromise VTrak E-Class RAIDを公式認定[5][6]
  • 2008年6月 - Xsan 2.1:Xsan Adminのバグ修正、フェイルオーバーや互換性・信頼性等の機能改善[7]
  • 2008年10月 - Xsan 2.1.1:ファイルシステムの信頼性の向上、Xsan Adminの信頼性向上、ファイルシステムのパフォーマンスの向上等、機能改善[8]
  • 2009年9月 - Xsan 2.2:Mac OS XおよびMac OS X Server v10.5.8以降v10.6 Snow Leopard対応、64ビット化、拡張属性(extended attributes)対応[9]、信頼性の向上、セキュリティアップデート[10]など[11]。このバージョンからIntel Macのみの対応となった。
  • 2009年12月 - Xsan 2.2.1:ファイルシステムの信頼性の向上、cvfsckの向上など[12]
  • 2011年7月 - Xsan 2.3:OS X Lion/Lion Serverに標準添付(実質無償化)。システム環境設定にXsanクライアント向けペインが含まれるようになった。
  • 2012年7月 - Xsan 3:OS X Mountain Lion/Mountain Lion Serverに標準添付。
  • 2013年10月 - Xsan 3.1:OS X Mavericks/ Mavericks Serverに標準添付。
  • 2014年10月 - Xsan 4:OS X Yosemite/Yosemite Server 4.0に標準添付。
  • 2015年9月 - Xsan 4.1:OS X El Capitan/Server 5.0に標準添付。
  • 2016年9月 - Xsan 5:macOS Sierra/macOS Server 5.2に標準添付。

脚注[編集]

外部リンク[編集]