XAシリーズ

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XAは1990年代後半から2000年代前半にTDKが製造・販売していた高級MDCD-R/RW等のブランド名である。

MDのXA[編集]

GLAYのcmでおなじみの[1]XAは1998年に誕生。

XAは二つのシリーズに分かれている。一般的なXAとXA-PROが存在する。通常のXAは黒いハーフでディスク部分のみ透明加工されており、ゴールド仕様のディスクを採用しておりケースは一般的なスライド式ケースであり74分と80分が存在する。

一方XA-PROはPROと言う名が付くだけあり、カセットテープMA-Rを意識した、ディスクの外側をダイキャストで覆っている仕様となっている。

ケースも特殊で横開け式で少し大きめである。時間は60分と74分。80分は存在しない。当時の価格は店舗により異なるがある店では74分が800円で販売されていたこともあり、高級感を感じるものとなっている。

なおSONYのESと同様高級品であるため現在、オークションの相場は高いがXA-PROはそれ以上に価値があり、未開封の場合1枚2000円の価値がつく場合が多く、開封品であっても万超えするケースが多い

CD-R/RWのXA[編集]

発売開始時期は不明だが、2001年にインクジェット対応のCD-R CD-RWを発売しており、74分と80分が存在する。価格は一枚当たりCD-R74min \250 CD-RW74min \600となっておりRWは当時2倍以上の価格であった。

2004年に再びモデルチェンジをし、CD-Rのみの発売となった。価格は1枚180円前後(74分)/220円前後(80分)、5枚組800円前後(74分)/900円前後(80分)、10枚組1,200円前後(74分)/1,400円前後(80分)である。

また、TDKおなじみの「タフネスコート」も採用している。

参考サイト[編集]

  • 番外編 ミニディスク : カセットテープ収蔵品展示館 (exblog.jp)
  • TDK、インクジェット対応録音用CD-Rメディアなど (impress.co.jp)
  • TDK、“こだわりの音楽用CD-R”「ニューXA」シリーズ (impress.co.jp)

外部リンク[編集]

出典[編集]

  1. ^ https://www.youtube.com/watch?v=U6JSDUV770Y