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Wikipedia:提案削除

この草案は2009年1月に翻訳され同年2月から試行されましたが、Wikipedia‐ノート:提案削除での廃止の提案により廃案されました。

提案削除は、削除に反対意見が出ることが見込まれず審議するまでもないが、より基準のきびしいWikipedia:即時削除の方針を満たしていない記事の削除を提案する方法です。記事に{{prod}}が貼ることによって削除が提案され7日以上が経過しその間誰の反対もなければ、その記事は削除されます。

その提案に反対する場合、7日の間にテンプレートを取り除くなどして反対であることを表明してください。誰かが提案に反対した場合、削除のための議論はWikipedia:削除依頼に持ち越されることになります。

仕組み

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提案削除の仕組みを簡単に表すと以下のようになります。

  • {{prod}}が貼られて誰の反対もない記事は、7日後に管理者によってその削除理由が妥当なものかチェックされた後に削除されます。
  • 削除が妥当であると思う場合は、誰でも、テンプレートを利用することで削除を支持できます。
  • 削除が妥当でないと思う場合は、誰でも、テンプレートを除去することで削除に反対できます。
  • 一度でも削除に反対されたものについては、提案削除は使用できません。通常の削除依頼即時削除で対応してください。

現在、削除が提案されている記事の一覧はCategory:削除が提案されている記事にありますWP:PRODLISTに理由などを含む一覧表があります。

削除が提案された記事の例(詳しい文面はTemplate:Dated prodをご覧ください)

提案削除の対象とならないもの

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以下のようなものは提案削除の対象となりません。通常の削除依頼即時削除で対応してください。

加えて、提案削除の対象となるものは「記事」のみです。リダイレクトなど他のページは適切な削除依頼ページで提案するか、即時削除の対象であれば{{sd}}を使って即時削除を試みてください。

また、反対意見が出ないことが見込まれる場合であっても以下の場合は提案削除ではなく通常の削除依頼で審議を行なってください

削除を提案する方法

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もしあなたが、「ある記事が議論するまでもなく削除の対象である」と思う場合、以下の手順を行なってください。

提案前のチェック

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提案を行なう前に、まず提案削除の基準を読んでみてください。 その上で、以下の条件をすべてクリアしているか確認してください。

  1. 提案しようとしているページは記事ですか?
    • リダイレクトやカテゴリなどは提案削除の対象ではありません。
  2. その記事は既に一度削除が提案されて反対されたものではありませんか?
    • 履歴ノートをチェックして、今回の提案がはじめての提案であることを確認してください。
    • 既に削除依頼が進行中であれば、削除の審議はそちらで行なわれるべきです。
    • 提案削除により削除されたが復帰されたものは、暗黙的に削除に反対されたものとして扱われます。
  3. その記事は最近荒らしにあって記事が破壊されている状態ではないですか?
    • もし荒らしによって破壊されていたのであれば、破壊される前の状態に戻してみてください。
  4. 提案理由は適切ですか?
    • 法的問題のあるケースは必ず削除依頼で審議してください。特に緊急案件に対して提案削除を用いてしまうと対処が遅れてしまう場合があります。
    • 単純に特筆性を問題とするような提案は受け入れられません。特筆性についての基準は明確ではないので、より具体的に(例えば「特筆性がないから何が問題なのか」)といった理由を書いてください。
    • 提案理由はなるべく詳しく、その記事の実情に則した内容を、具体的に書いてください。
    • 具体的に削除の方針のどれに合致するのかを示しておくことように努めてください。
  5. 記事に他の加筆者がいませんか?
    • 記事に加筆した人は、削除が必要ないと思って加筆したかもしれません。本当に削除に反対が出ないかどうかを、もう一度よく考えてみてください。
  6. ここまでに書かれていることが理解できていますか?
    • 提案削除は、基本的にウィキペディアにおける各種方針、特にWikipedia:削除の方針Wikipedia:即時削除の方針など削除関連の方針を十分に理解した上で使われるものが望ましいものです。もしこれらの方針やあるいは提案削除の仕組み自体に不安がある場合は、提案削除ではなく通常の削除依頼などで対応するのがよいでしょう。

もし以上の条件のうちどれか一つでもクリアできていない、あるいはクリアしている自信がない場合は、通常の削除依頼で審議を行なってください。

具体的な提案手順

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提案前のチェックが全てクリアできていれば、以下の手順を踏んで削除を提案することが出来ます。

  1. {{subst:prod|理由}}を記事のトップに貼り付けてください。
  2. 投稿する際は、必ず要約欄に「提案削除:理由」といったように削除が提案されたことが判るようなメッセージを書いてください。また、細部の編集としないようにしてください。
  3. 記事のノートに冒頭に{{Oldprodfull}}を追加して、提案削除が一度行なわれたことを表明してください。
  4. その記事の作成者や加筆者に削除を提案したことを伝えてください。その際は{{PRODWarning}}({{subst:PRODWarning}})を利用することができます。この作業は絶対にしなければならないわけではないですが、このように連絡することは礼儀として必要であると考えられています。
  5. その記事をウォッチリストに入れることを検討してください。

提案削除を支持する

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もしあなたが、提案削除に賛成する場合、以下の手順を行なってください。

  1. 支持を表明するために、{{Prod-2}}を{{prod}}の下に貼り付けてください。{{prod-2|コメント}}とすると、支持する場合のコメントを書くことが出来ます。
  2. 記事のノートの{{Oldprodfull}}を修正して、支持したことを表明してください。ない場合は追加してください。

既に支持が表明されている提案削除であっても、提案理由や他の人の支持コメントに追加したい情報がある場合、さらに削除を支持することが出来ます。 その場合は、最後の{{prod-2}}テンプレートの下に新たに貼り付けてください。 もし、あなたが他の人と同じ意見である場合は、特に新たに支持を表明しなくてもよいでしょう。

また、提案削除は、基本的にウィキペディアにおける各種方針、特にWikipedia:削除の方針Wikipedia:即時削除の方針など削除関連の方針を十分に理解した上で使われるものが望ましいものですから、もしこれらの方針やあるいは提案削除の仕組み自体に不安がある場合は、{{prod-2}}を使った支持ではなく、当該記事のノートへのコメントなどに留めておくとよいでしょう。

現在提案中の削除で、他の1人以上の利用者が賛成している提案削除の一覧がCategory:支持された提案削除にあります。

提案削除に反対する

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もしあなたが、審議なしに削除することに賛成できない場合、以下の手順を行なってください。

反対前のチェック

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提案削除への反対は誰でもテンプレートを取り除くだけで出来ますが、反対する前に、まず提案削除の基準を読んでみてください。その上で、以下の条件をクリアできているかチェックしてみてください。

  1. その提案は緊急削除を要するものではありませんか?
    • 緊急削除を要するような法的な問題を含む場合は提案削除の対象になりませんが、もしかすると提案者はそれに気づかず削除を提案してしまったかもしれません。
    • 緊急案件に対して単に反対するだけだと、緊急に削除すべきものが見過ごされてしまうかもしれません。削除依頼で緊急削除の検討を依頼してください。
  2. 記事の改善が必要ではありませんか?
    • 提案理由や支持コメントで示された問題をみて、そこで指摘された問題に対して改善する必要がないか考えてみてください。改善する必要がある問題を放置したまま削除に反対しても、他の削除プロセスによって削除されてしまうかもしれません。
  3. 反対理由は適切ですか?
    • 反対理由をきちんと説明できるようにしておきましょう。一般的に言って、何の説明もない反対は歓迎されません。
    • なぜ削除に反対なのか、具体的な提案理由や記事の実情に則した理由にしましょう。
    • 提案理由や支持コメントに問題があるが「別の理由での提案削除なら反対しない」というような場合は、削除に反対するのではなく、{{Prod-2}}を使ってその提案に新たな情報を付け加えてみてください。

これらの条件を満たしていないからといって反対が無効になることはありません。しかし、反対後の対応を考えれば、なるべく満足するようにしたほうがよいでしょう。

具体的な反対手順

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実際に反対する前に反対前のチェックを行なっておくとよいでしょう。 チェック後、以下の手順を踏んで提案削除に反対することが出来ます。

  1. 記事から{{dated prod}}テンプレートを除去してください。{{prod-2}}による支持がある場合はそのテンプレートも一緒に取り除きます。
  2. 記事の改善を行なう場合は、ここで一緒に行なうとよいでしょう。
  3. 必ず要約欄に「提案削除反対:理由」といったような形でテンプレートを除去したことが分かるように書いてください。理由が長い場合は記事のノートでその理由を説明してください。
  4. {{Deprod}}を会話ページに貼り付けるなどして、削除を提案した利用者に除去したことを伝えてください。この作業は絶対にしなければならないわけではないですが、このように連絡することは礼儀として必要であると考えられています。
  5. 記事のノートの{{Oldprodfull}}を修正して(ない場合は追加してください)、反対したことを表明してください。提案削除は一度しか使われないので、ノートページに書いておいて他の人が既に一度削除が提案されていたことを簡単に知ることができるようにするためです。
  6. 削除されるべきだとは思うが審議をしないままの削除に反対するという場合は、反対後にWikipedia:削除依頼に削除依頼を提出して削除を審議してください。

反対する前に削除されてしまった場合

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提案中に反対することが出来ず、削除後に削除が不適切だと思った場合、まず、削除した管理者に連絡を取って復帰を検討するように言ってみてください。 その管理者があなたの意見に同意すれば即時復帰が行なわれるかもしれません。

あるいは、Wikipedia:削除の復帰依頼で復帰を依頼してください。この場合、依頼が正当であればどの管理者でも即時復帰することができます。 復帰をした管理者は、記事のノートに{{Oldprod}}を貼り付けて復帰したことを通知してください。

なお、削除後に復帰された記事は、暗黙的に提案削除に反対されたものとして扱われます。 その記事にはそれ以降、提案削除を適用しないでください。

争いになりやすい点

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テンプレートの除去

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{{prod}}は誰でもどんな理由でも除去することができます。除去されたものを元に戻さないでください。例外は、白紙化など「明らかに提案削除に反対しているわけではない」場合のみです。明らかな荒らし行為でないのであれば、例えそれがどれだけ不誠実な編集であってもテンプレートを元に戻さないでください。除去されてもなお削除すべきだと思うのであれば、Wikipedia:削除依頼で削除を審議してください。また、以下の点に注意してください。

もし誰かが{{prod}}を{{sakujo}}に置き換えた場合(通常の削除に切り替えた場合)
提案削除に反対したことと同じことです。{{prod}}を戻さないでください。
もし誰かが{{prod}}を{{sd}}に置き換えた場合(即時削除に切り替えた場合)
いずれにせよ「審議をしないで削除する」ことに変わりはないので、{{prod}}を戻すことができます。

また、{{prod-2}}のみを除去することは出来ません。提案自体が不適切だと思う場合は{{prod}}を除去して提案に反対し、支持コメントが不適切だと思う場合は新たに{{prod-2}}を使ってコメントを追加してください。

他の削除方法との関連

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削除依頼による通常の削除や即時削除など他の削除方法は、提案削除より優先されます。

  • {{prod}}と{{sakujo}}がある場合は、削除依頼によって対処されなければなりません。{{prod}}は除去してください。
  • 即時削除は提案削除より優先されます。しかし、即時削除が却下された場合に備えて{{prod}}はそのままにしておかなければなりません(注意:即時削除が却下された記事は依然として提案削除の対象ですが、削除依頼によって存続が決定したものはそうではありません)。
  • 提案削除によって削除されたがWikipedia:削除の復帰依頼で復帰が依頼されたものは、暗黙的に提案削除に反対されたものとみなされます。したがって、どの管理者であっても記事を審議を経ないで復帰してかまいません。
  • 提案削除によって削除されたが後に再作成されたものはWikipedia:即時削除の方針#全般5(改善なき再作成)の対象となりません。再度削除すべきだと思う場合はWikipedia:削除依頼で審議してください。

提案削除の基準

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どんな記事にも、あなたが「審議するまでもなく明らかに削除すべき」と思ったら{{prod}}は貼ることで削除を提案でき、「削除すべきでない」と思ったらいつでも{{dated prod}}を除去して提案削除に反対できます。 しかし、あなたの勝手な思い込みでこの方針を適用しないでください。

例えばあなたが「数学なんて人生の何の役にも立たない」と思っているから「ウィキペディアに明らかに不要だ」といって片っ端から数学に関する記事に削除を提案しても誰も賛成してくれないでしょうし、そのような提案によって記事が削除されることはないでしょう。つまり、「明らかに削除すべき」というものにはある程度の限界が存在します。 一方、「どのようなものが明らかに削除すべきものなのか」を正確に決める基準もまた存在しません。削除すべきと考えられる理由は記事によってそれぞれ固有の問題であるからです。よって、例えばあなたが「数学はこの世界で最もすばらしい学問だ」と思っているから「ウィキペディアには絶対必要だ」といって数学に関する記事の提案削除全てに反対するようなこともやめてください。

どのような記事に対して削除が提案されているのか、削除されているのかというのは現在、削除が提案されている記事などをみることで知ることができます。 その他、en:Category:Proposed deletionなどにある記事を読むことで他言語版ウィキペディアでどのような記事が提案されているのかを知ることができるでしょう。もしあなたが日本語以外の言語を全く理解できないのであれば利用者:青子守歌/WP:PRODのenwpにおける適用事例研究(注意:これは日本語版ウィキペディア全体に認められた文書ではありません!)にいくつかの例が日本語で載っていますので参考になるかもしれません。

もしあなたがある記事に対して削除を提案していいのかどうか迷った場合、是非通常の削除依頼によって削除を審議することも検討してみてください。どのような記事が反対意見なく削除されるかの見通しを得るためには、通常の削除依頼を数多く経験することが役に立ちます。

管理者の削除手順

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あなたが管理者で削除が提案された記事を削除しようとしている場合は、以下の手順を行なってください。

  1. {{prod}}が7日間継続的に貼られていて、その間ノートページで異議があがっていないかチェックしてください。
  2. 記事の履歴をチェックして、既に以前{{prod}}が貼られたことがないこと、復帰されたものでないこと、削除依頼で議論されて存続となったものでないことを確認してください。もしそれらに該当する場合は提案削除の対象とならないのでそのまま存続させるか削除依頼を提出してください。
  3. 記事を削除することにした場合、削除を提案した利用者が書いたような意味のある削除理由を書いてください。決して単に「7日が経過した提案削除」とだけにはしないでください。これは、削除された場合、管理者権限を持たない一般ユーザーに削除理由を明確にするためです。
  4. 記事を削除しないことにした場合、提案で問題とされている理由を改善したり、削除依頼に提出することを検討してください。また、ノートページの{{Oldprodfull}}によって提案削除が反対されたことを示してください。

注意: 公正な判断をくだすため、削除は{{prod}}を貼って削除を提案した人や支持を表明した人以外が行なってください。

関連

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