Wikipedia:井戸端/subj/道路記事の特筆性

道路記事の特筆性[編集]

Wikipediaには道路の記事が膨大にあり、そのほとんどがプロジェクト:道路でも推奨されていない「データを羅列しただけの記事や検証可能性を満たさない情報、独自研究など」の記事です.2009年までに道路記事をどこまで認めるかをプロジェクト‐ノート:道路/道路の個別項目をどこまで認めるかWikipedia:井戸端/subj/道路の記事は必要かで話し合われましたが、約10年経った現在でもほとんどそのままです.確かに、ここでの議論でもすぐに改善されることはないとありましたが、それを気長に待っても良いのかは難しい点です.そもそも、それぞれの都道府県道やインターチェンジごとに独立した記事を設ける必要があるのか疑問に思います.

ここで一旦、道路記事の特筆性について再検討すべきではないでしょうか.

Wikipedia:削除依頼/平塚市立神田小学校は学校記事ですが、全く特筆性が証明されていな記事が依頼に出されている例です.「本国内のすべての小中学校の記事は存在するべきであり、著名性は不要です」「この様に特筆性のないものを載せておくことはWPの意義に反します」といった意見もあり対立していますが、新聞や郷土資料が揃ってから立項するのも遅くないわけで)--運動会プロテインパワー会話2018年12月2日 (日) 02:27 (UTC)[返信]

「膨大にあり」とのことですが、どのことかわかりませんので、具体的にリンクを10件ぐらい貼っていただけますか?--bcxfu75k会話2018年12月2日 (日) 08:31 (UTC)[返信]
コメント ざっとPJ:ROADの過去ログを遡ってみましたが、過去に道路そのものの特筆性に言及した議論は:
…などが発見されました。提案者さんが懸念されておられます「スタブ記事の濫造実態」に関しては2007年時点で既にプロジェクトで懸念事項になっていたようです。--Nami-ja [会話 履歴] 2018年12月3日 (月) 14:37 (UTC)[返信]
  • 2007年時点と今では記事に求める質が向上したように思われます。同じような記事を仮定して、その当時はまだ大目に見ることはできたとしても、現在となっては百科事典として収録するのにふさわしいレベルではなくなった可能性があります(数が多いため、実際に削除作業が進められるかどうかは別にして)。たとえば、「一般県道は出典で特筆性が示さなければ削除もやむ得ない」みたいなシステムを作っても良いと思います。質が十分でない道路記事は閲覧者にとってむしろ有害です。このあたり皆様からお話を伺いたいと考えています(なお、この話は地名や学校などの他の地理関係の記事も似たことが言えるのではないでしょうか)--運動会プロテインパワー会話2018年12月4日 (火) 00:44 (UTC)[返信]
    • 主題とは少々横道に外れますが、仰る通りの状況を改善するものとしてノート:千葉県中学校一覧#市原市の公立中学校の統合提案にて既存サブスタブ学校記事を市原市の中学校一覧市原市の小学校一覧へまとめ直し、単独記事を一覧へのリダイレクト化した前例があります(内容転記を伴わない事実上の統合)。──道路も学校も双方利用者総数や増改築に関する地域の歴史的観点で見れば地域振興推移に密接に関係するため特筆性そのものはあるが、その特筆性を解説する記述に関する資料の求め方や書き方自体が不味くて(初心者レベルでは特筆性を見出すこと自体が難しすぎて)殆どがスタブレベルに陥っている、という点が争点かと考えます。--Nami-ja [会話 履歴] 2018年12月4日 (火) 04:26 (UTC)[返信]
    • 返信 特筆性が十分に証明できていない道路関係の記事は一旦「〇〇県の県道一覧」などの親記事にリダイレクトして、十分に加筆できそうになった時点で独立させる方法はいいと思います。この場合ですと、いちいち削除する必要が無く、また再び記事を立ち上げる手間も省けるため比較的簡単に実行できると思います--運動会プロテインパワー会話2018年12月4日 (火) 13:07 (UTC)[返信]

2007年当時からPJ:ROADでの議論に参加していた者です。確かに当時は記事の量を増やすことが念頭に置かれていた節があり、その流れで明らかに特筆性に欠けると思われる「路線データだけの一般都道府県道」「自分の街の市町村道」の記事まで作られかねない勢いがあったため、さすがにそれはやり過ぎだろうという観点から、プロジェクトとして「プロジェクト:道路#作成時の注意」という方針を設けている次第です。なので、特筆性に乏しいと思われる道路記事があれば、それは(削除ではなく)統合やリダイレクト化を検討すべきものと考えますし、実際に具体的な統合提案がなされていないだけで、既にそのような運用になっていると勘案しています。--Bsx会話2018年12月6日 (木) 22:24 (UTC)[返信]

コメント 都道府県道・市町村道には旧国道が格下げされた道路があります。国道にもバイパスがあります。これらは国道の子記事ですが、子記事は子記事として現状の独立を担保しなければなりません。分量の問題から分割の結果、子記事成立と見なしているからです。それ以外の都道府県道を何処に統合するか、ですが具体的に各都道府県道一覧を作成すれば、データが羅列してあろうが都道府県単位の集合となり、理解に有用となるため有効です。一覧記事とはそのようなものです。--126.247.0.51 2018年12月7日 (金) 02:22 (UTC)[返信]

(コメント)特筆性とは話がずれますが、道路記事の品質面での問題としては出典不足の他に「道路と(基本的に)関係ない情報の記載」なんてのもあったりするんですがね。PJ:ROAD#テンプレートでは「地理」について「通過する区間の地形・地勢・土地利用、線形、沿線の著名な河川・山・建造物等」を記載することが推奨されていますが、何故か沿線にあるチェーンストアの店舗とか記載されてたりする(その場合、節の名称は「周辺」だったりです)。流石に国道では無いと思いましたが、都道府県道など距離が短めのものだとかなり見受けられます。なお、この「周辺の店舗などを記載する」のは、原則作成禁止になった交差点記事で見られた問題だったりな :p --KAMUI会話2018年12月7日 (金) 11:32 (UTC)[返信]

コメント もうしばらく意見が出たところでPJ:ROADでルールに関して議論を行いたいと思いますが、ここまでのご意見から以下の通りに案をあげたいと考えています

  • 都道府県道(主要地方道まで含めるかは要・議論)やインターチェンジ、バイパスなどの記事で、特筆性が証明されていないものは積極的に統合する
  • (KAMUIさんのコメントより)道路と関係ない情報の記載も除去していく必要がある。たとえば節「周辺」でチェーンストアなどの店舗を書くことを原則行わないようにする

他にもご意見があればお願いします--運動会プロテインパワー会話2018年12月8日 (土) 00:23 (UTC)[返信]

コメント 例えばイココ氏が作成した岐阜県道207号各務原美濃加茂線浦川インターチェンジなどはどのような扱いになりますか? 距離的に長さがある都道府県道と、例えばポイントの点でしかない高速道路のインターチェンジでは、道路の方が特筆性が発生しやすいと考えます。高速道路のインターチェンジは高速道路本体記事の子記事と見なされているからだと考えるのですが、子記事の独立性を担保する必要があります。--126.247.86.3 2018年12月8日 (土) 00:50 (UTC)[返信]
コメント  例に出された2記事に関しても、対応策は議論の結果に応じてとしか言えません。どちらの記事も出典が確保でき、かつ「特筆性がある」と当時は判断して作成したものですが、基準が変わった場合はそれらの記事も新しい基準に従った対処が必要と考えます。私自身の考えとしては、道路(路線)・インターチェンジ関係なく、検証可能性などが満たされ記述量が十分であると判断できる場合は独立記事として問題ないものであり、一方でそれを満たさない場合は加筆が期待できる場合はスタブとして存置し、加筆がすぐに見込めないようであればリダイレクトや削除の検討といった段階になるものと考えます。現時点でリダイレクトとする場合は、前者は岐阜県の県道一覧、後者は三遠南信自動車道へ転送することになるでしょう(議論においても自分が作成した記事を贔屓するつもりはありません)--(旧:イココ) 運動会プロテインパワー会話2018年12月8日 (土) 01:25 (UTC)[返信]
コメント ありがとうございます。一次資料で検証可能性を満たすことと、対象と無関係の二次資料による有意な言及が求められる特筆性は別になるので、2記事は現時点で一般的な特筆性は満たされていないのではないか?と考えたことに加えて、ご提案者の作成記事であったので例示しました。しかし、道路関係記事は全体的に特筆性を満たしにくいです。例えば高速道路のインターチェンジは、開通・計画といっても定常の報道を超えず、開通後に有意な言及がされることはまず考えにくいです。これに対してサービスエリアは随時、商業的に取り上げられることが多く特筆性を満たしやすい。このような結果に対して厳格に特筆性を当てはめて統合と言い出せば、高速道路記事は本線とサービスエリア中心になります。現時点で高速道路のインターチェンジは特筆性や独立性が担保されている訳ではないです。厳格に統合を進めると本線記事は巨大なサイズになり、現在半数を占めるモバイル閲覧者のデータ容量を無駄に費消します。高速道路を例示しましたが、他の都道府県道でも同じような商業的に取り上げられやすい路線とそれ以外で極端な差が出ます。そのために今回提案する場合に、一般的な特筆性には届かないが道路分野では「子記事扱い」とする対象について正式に定義していただきたいです。一つは、岐阜県道207号各務原美濃加茂線のように旧国道や国道バイパスは独立記事と定義することです。国道1号の旧道・バイパスはもちろん、2桁3桁の旧国道でも都道府県道・バイパスを統合となると親記事の読み難さは容易に想定できます。統合先も国道に統合することなく、各都道府県道一覧にするのは理解に有意な集合としてが理由です。--126.247.86.3 2018年12月8日 (土) 02:06 (UTC)[返信]
コメント 追記ですが、当然いずれの理由にしても一般的な特筆性を満たせる都道府県道・市町村道またそれらに関連する対象は統合対象としない、ということも担保してもらいたいのです。四条通親不孝通りのような有名な市道まで行かずとも、特筆性を満たしているであろう道路記事や関連する施設記事はあると考えられるので、それらを「統合対象としない」確認です。特筆性は道路分野の合意より上位になることは確実なためです。--126.247.86.3 2018年12月8日 (土) 02:22 (UTC)[返信]
返信 コメントありがとうございます。確かに国道や高速道路などの記事に完全に組み込むことで、1つの記事が肥大化するおそれがあることは承知いたしました。しかし、現在の道路記事は無出典で信頼性に足りない記述を除去するとデータベースにしかならない記事が多く残ります。これらを大量に残すのもいかがなものかと思った次第です。そのため、単純に統合するのではなく、例えば上述に述べました市原市の小学校一覧のような中間的な位置づけの記事(例:「岐阜県の県道一覧(200-250)」「三遠南信自動車道のインターチェンジ」)も案としてあげます。さらに、道路記事はWikipediaにおける「特筆性」を満たしづらいといった特徴があることが分かりました。そのことを踏まえて道路記事の作成基準を再度プロジェクト:道路で考え直せればと考えております(当然、特筆性が十分にある記事は従来通り存続できればと思います)--運動会プロテインパワー会話2018年12月10日 (月) 12:52 (UTC)[返信]
コメント (ツリー構造上ここになりますが運動会プロテインパワーさんへの返信ではありません)例え一次資料であっても発信内容が発信元を過度に美化し、ある事実を故意に隠蔽し、実績を誇張する、といった欺瞞を含まないWP:NPOVに沿った内容であれば適切な出典情報源として使用することが出来ることは方針文書WP:ABOUTSELFに明文化されております。ですのでIPさんの仰る「一次資料で検証可能性を満たすことと、対象と無関係の二次資料による有意な言及が求められる特筆性は別になる」という考え方はコミュニティの判断ではなくIPさんが個人的に考えている独自研究のひとつでしょう。もちろん、路線計画や総工費などの地域利便性、経済性に言及する新聞などの第三者情報源があればそれを解説に含めることは記事の充実に繋がるでしょう。--Nami-ja [会話 履歴] 2018年12月11日 (火) 06:40 (UTC)[返信]
コメント ここでは「特筆性」の話を扱っているので特筆性について説明しました。一次資料を出典として明記することが特筆性を満たすことにつながらない、特筆性を満たすためには対象と無関係の二次資料による有意な言及が求められる、と方針ガイドライン通りの説明をしたものであって、当然私の独自研究ではありません。Wikipedia:検証可能性#他の原則との兼ね合いWikipedia:独立記事作成の目安の一段落目に書いてある内容です。Nami-ja氏がこれまでの話の流れと、各方針ガイドライン文書を再確認してもらいご理解ください。言い換えると、都道府県道の記事で都道府県の道路事務所が出す一次資料のみを用いて記事作成した場合、これは対象と無関係な二次資料ではないため、その都道府県道の記事は特筆性を満たす状態になりません。何らかの文献によって、特筆性を満たしたのち、記事内に文章を書くために道路事務所の一次資料を用いることは有効です。このような前提があり、じゃあ道路記事の特筆性について、どうすべきかについて方針ガイドラインに照らして話を進めてきました。--126.247.70.47 2018年12月11日 (火) 11:20 (UTC)[返信]