Wikipedia:井戸端/subj/「ウィキペディアは誰でも編集できるフリー百科事典です」という文言について。

「ウィキペディアは誰でも編集できるフリー百科事典です」という文言について。[編集]

ウィキペディア日本語版のメインページでは冒頭に「ウィキペディアへようこそ」「ウィキペディアは誰でも編集できるフリー百科事典です」という文言が表示されます。また、インターネット百科事典には「インターネット百科事典として最も規模の大きいものとしてウィキペディア」(以下略)という文言もあります。一方で、Wikipedia:著作権で保護されている文章等の引用に関する方針には、「ウィキペディアは百科事典を作成するプロジェクトです」という文言があります。こちらの文言から考えると「ウィキペディアは未完成の百科事典である」ということになると思います。(なお、百科事典には「最初からWeb専業で展開されたサービスとしては、一般利用者自らが執筆するオープンソースコンテンツであるウィキペディアが有名である」とあり、サービスと表現されています。)「誰でも編集できるフリー百科事典」は「完成した百科事典ではない」と言ってしまえば、それまでのことなのですが、インターネット百科事典の文言などを見るとこのあたりの細かい違いがあいまいになっているように思えます。みなさんはどのようにお考えでしょうか。ご意見をお書きください。--106.155.10.128 2022年11月16日 (水) 06:47 (UTC)(この話は、最初ノート:インターネット百科事典に書こうかと思ったのですが、あちらこちらに関係する話のように思うのでこちらに書きました。--106.155.10.128 2022年11月16日 (水) 06:59 (UTC)[返信]

  • 一体何を問題だと考えておられるのかが不明瞭です。ウィキペディアが未完成の百科事典であることと、インターネット百科事典としては最も大きい規模であるということは矛盾しないのですが、どこがどう曖昧なのでしょうか。--118.238.204.113 2022年11月16日 (水) 07:19 (UTC)[返信]
106.155.10.128は、LTA:SUZU使用帯域です[1]。--216.153.106.150 2022年11月16日 (水) 08:18 (UTC)[返信]

補足です。先にも書いたように、この質問は元々ノート:インターネット百科事典に書こうかと思っていたものです。そこで、なぜこのような疑問を感じたのかという経緯を書いておきます。

先日、「ウィキペディアには図書館情報学での『百科事典』の定義に合致しない点がある」と書かれた論文があることに気付きました。『 山田 翔平「百科事典とWikipedia の概念的な対応関係」『日本図書館情報学会誌』63 巻 (2017)4 号、日本図書館情報学会。 』です。

私の大まかな理解では、『ウィキペディアは関連する情報を網羅しているわけではない』というあたりが図書館情報学での定義に合致しない点のように思います。

ところが、(これも先に書いたように)インターネット百科事典には「インターネット百科事典として最も規模の大きいものとしてウィキペディア」(以下略)という文言があります。

なぜ、このような食い違い[1]が生じるかを考えたときに、ウィキペディア日本語版のメインページ冒頭にある「ウィキペディアは誰でも編集できるフリー百科事典です」という文言に考えが及んだわけです。この文言はキャッチコピーであり、ウィキペディアを説明した物ではありません。しかし、読者であれ編集者であれウィキペディアを利用するものがほとんど目にする文言なので、どこか心の中に残っていてそのことがこの記事の編集に関係したのだろうと考えました。ノート:インターネット百科事典ではなくこちらに書いたのは、例えばWikipedia:削除依頼/IP:2400:4050:9920:BA00:0:0:0:0/64の作成記事(追加分)など、「ウィキペディアは完成した百科事典ではない」ということについての見解の相違が広くこの文言がウィキペディアの活動に影響を与えていると考えたからです。現に、これまでにこの質問に関心を持たれた118.238.204.113さんにしても216.153.106.150さんにしてもこの削除依頼の議論の参加者です。--106.155.9.242 2022年11月18日 (金) 03:50 (UTC)(IPが変動しています。)[返信]

  • 小説の長さを百科事典の規模に例えるなら、完結した坊っちゃんより未完の作品である明暗の方が長いですが何もおかしくはありません。上記の意見をこの例えでいえば、「最も長い小説は完結していなければならない」ということになりますが。--鼓天会話2022年11月18日 (金) 04:46 (UTC)[返信]
  • 鼓天さん ご意見を頂きありがとうございます。以下に書くことは私の断片的な知識に基づく理解です。図書館情報学に詳しい方がおられれば正しいコメントを頂きたいところです。さて、百科事典は必要な知識を検索してさらに詳しい情報への道案内をするという機能を持っています。(そこで、図書館の入り口のそばに置かれています。ウィキペディアで重視されている「出典の明記」というのは情報の正確さ以外にこの「道案内」のいみもあると思います。)例えですが、索引のついた未完成の地図を考えると、ある住所が掲載されていないときに、その住所が実在しないために掲載されていないのか地図が完成していないために掲載されていないのかがわからず、いささか不便です。百科事典についても同様のことが考えられます。ウィキペディアの場合はGOOGLE検索と併用することである程度この問題を解決できますが、完成した百科事典と比べるとやはり不便なものであり、(キャッチコピーとして使う分には構わないのでしょうが、)「百科事典」とよぶのは不適切であると思います。小説の場合は結論だけではなく途中の過程を楽しむところもありますし、わざと結論を示さずに終わらせて読者の想像に任せるという書き方もあるので「未完の大作」でも構わないのだと思います。--106.155.9.242 2022年11月18日 (金) 10:03 (UTC)[返信]
そもそも、完成した百科事典というのは何なのでしょうか。例えば1980年に出版された百科事典であれば、1980年までの学術的成果しか反映し得ません。1981年に既存の学説を覆すような研究結果が出れば、1980年に出版された百科事典は参照するに不完全な百科事典になります(あくまで1980年時点の研究では、という参照はできますが)。そもそも百科事典に「完成した」ものなどなく、WikipediaはWikiという特殊な性質を持ちつつも「完成した」ものではない(永遠に完成しない、と言い換えてもいいでしょう)ということでは他の百科事典と変わらないとも考えられます。--しんぎんぐきゃっと会話2022年11月18日 (金) 10:58 (UTC)[返信]
106.155.0.0/20はLTA:SUZU使用頻発帯域かつ、SUZU特有の「GOOGLE」という表記も見られるのに、まだブロックされていなかったようで驚きました。そもそも、この話を継続しても実際のWikipediaの改善に利しませんから、「議論のための議論」に付き合ってやる道理はないです。、--Sethemhat会話2022年11月18日 (金) 11:55 (UTC)[返信]
  1. ^ 118.238.204.113さんの「ウィキペディアが未完成の百科事典であることと、インターネット百科事典としては最も大きい規模であるということは矛盾しない」というご指摘に答えると、「インターネット百科事典としては最も大きい規模である」という文言は「ウィキペディアは完成した百科事典である」という主張を含んでいます。