Wikipedia:コメント依頼/KAMUI

利用者:KAMUI会話 / 投稿記録 / 記録さんについてコメントを依頼します。--ikedat76会話2015年5月20日 (水) 15:50 (UTC)[返信]

経緯[編集]

依頼対象者によるWikipedia:削除の方針の理解について、直近のポインタのみ提示します。

Wikipedia‐ノート:削除の方針での利用者:Bellcricketさんのご指摘にもある通り、また、私からも申し上げたとおり、Wikipedia:削除は主観的・個人的に気に入らないものを削除させるためのものではありません。その点を理解しないことは、単に管理行為に携わることの適切性というのみならず、方針理解という観点からするとウィキペディア参加の適切性というところまで波及する問題であると考えます。

依頼対象者から[編集]

対象者です。依頼者は「ノート:削除の方針」での私のコメントについて差分でポインタを置かれるならば、どうせなら議論全文だけでなく私の最初のコメントの方も張ってください。

日本語版で画像などのメディアについて明確な削除基準が無いように見えましたので、「何でもかんでも削除とは言いませんが「当該物の代替画像が存在している」「使い道が無い」「悪意のある画像」などについて(以前、片山さつきの強面画像が削除されたことがあった記憶が・・・)削除の基準を定めておく必要はある」と書いています。「Wikipedia:削除は主観的・個人的に気に入らないものを削除させるためのものではない」と言う点についてはもちろん同意しますけど。

この部分の基準が無いままだと「日本語版にアップロードさえすれば、著作権などの問題が無い限り画像などのメディアが存在し続ける」ということになってしまいますが、ウィキペディアは永久保存されるアップローダじゃない筈です。この点の議論が必要だと思いましたのでコメントした訳ですが、そこに「俺にブロックされた1週間なにしてたんだ」では暴言さもなきゃ恫喝です。

なお、依頼者の「ノート:削除の方針」でのこの発言にある「上質なファイルで上書きするわけでもなく」は、他者の画像にやると「画像の乗っ取り」になるので宜しくないとされていた筈です。アップロード時にファイル名が被ってるとちゃんと警告が出ますし「画像に対しての特定版削除」になった事例がありますので(私も削除票を投じたものではWikipedia:削除依頼/ファイル:20070929kagoshima-city9506.jpgWikipedia:削除依頼/ファイル:Yokohamacityuniv.jpgなどがあります)、これはマズいのではないかと。

私の会話ページへの指摘についてですが、Wikipedia:削除依頼/超・能力バトル漫画 「ファクター」において「宣伝として即時削除票は不適切」という点については同意します。しかしWikipedia:削除依頼/魔法少女☆りりぽむにおいて「検索で信頼できる第三者言及が無く、修正できない」と述べたことを理由に含めてブロックされた点については同意しかねます。ネットメディアにすら特筆された言及が無いアキバ系ライブアイドルについて「信頼できる第三者言及が無い」と書くのは果たしてそんなに不適切だったでしょうか?

ましてやWikipedia:削除依頼/鳴瀧流古武術で「明治末期に成立した古武術」という定義(先のノートにも書きましたが「明治時代に築造された古墳」程度におかしな記述です)に疑念を呈したことについて「それありの調査を行なうべしと申し上げた」と併記してブロックを通達しているので尚更です。それならまだ「宣伝として即時削除票を投じた点」に絞っての方が理解できます。--KAMUI会話2015年5月20日 (水) 22:08 (UTC)[返信]

第三者コメント[編集]

  • KAMUIさんの「特筆性」の解釈に関する根本的な問題は、インターネットの検索結果でしかそれを判断しないことです。「ネットメディアにすら特筆された言及が無い」…インターネットには何でもある、と思っておいでなのでしょう。それが、そもそもの誤解です。インターネットで検索できる情報など、この世界のほんの一部でしかないのです。ほぼ全ての情報がネット上にあるのならば、ウィキペディアなんかいらないでしょう? もっと他の情報媒体に目を向けてください。本屋や図書館には本がたくさんあります。テレビやラジオで放送された情報が、DVDやCD、ビデオやカセットテープになっているかもしれません。一人で探せないのであれば、詳しそうな人に聞けばよいでしょう。「Wikipedia:独立記事作成の目安#特筆性のガイドラインを満たしていない記事」にも書いてあります。詳しい人は、「オンラインでは見つけられない情報源を知っているもしれません」。それを読み、行動に反映させてほしいと申し上げたにもかかわらず、まだ「ネットメディアにすら特筆された言及が無い」とおっしゃっているのは、残念でなりません。さて、この調子で削除を求め続けるのであれば、利用者各位にとってもたまったものではありません。利用者は削除依頼の度に意見を寄せねばならず、管理者はその度に削除なり存続なりの始末をつけねばなりません。それが有意義なことなら、良いです。しかし、それこそ「気に入らないから」「知らないから」「ネットに無いから」レベルで削除を主張するのであれば、それは明らかに無駄です。ZCUさんがノート:削除の方針にて問うておられる事に、どのような答えをお持ちでしょう。KAMUIさんが削除したいと思うそれをもし削除しなければ、ウィキペディアにどんな害があるのですが。その削除は、他人に労力をかけさせる価値がある削除なのですか。--Bellcricket会話2015年5月21日 (木) 13:18 (UTC)[返信]

コメントWikipedia:削除依頼/鳴瀧流古武術でKAMUIさんはこう発言しておられます。

明治期から現代にかけて流派が存続しており、しかも記事で書かれているように殺傷能力の高いものであったならば、全く話題に上がらないというのは不自然です。 — 利用者:KAMUI、2015年3月27日 (金) 10:36 (UTC)

このような考え方を個人的信念として採るのは自由です。しかしながら、特筆性の判断---というか、人類の知識の集成としての百科事典を編纂するプロジェクトに参加するにあたって、こうした考え方が適しているのか疑問を感じます。

西律小野芳彦といった人物記事を書いたことがあります。かれらは市井の研究家で、一生アマチュアにとどまりましたが、今日の熊野信仰研究における基礎的な方向性やファクトの確定に努めた人物として評価される人物です。上記のKAMUIさんの論法をとればネットで有意な情報源が見つからないのは「不自然です」になるのでしょうが、ためしに探してみれば分かるとおり、ご両人とも全く情報が出てきません。この世にある知識のうち、ネットに上がっている情報、なんてソンナモノでしかないのです。ネットになくても、調査の仕方や適切な情報源を知っていればたどり着ける(逆に言えば、知らなければたどり着けない)知識というものがあります。

WP:FAILNで求められている通り、特筆性に欠けるという結論に先立っては誠実な調査が必要とされています。なぜ「誠実な」とまで断るのかと言えば、ある人の知っている知識、ないし知識へのアプローチの仕方は限られてものでしかなく、とうてい百科事典としてカバーするべき範囲には及び得ないからです。

省みるに、Wikipedia:削除依頼/鳴瀧流古武術でKAMUIさんは何をなさいましたか。ぱたごんさんはわざわざ武術やスポーツに関する文献を調査してくださいました。ではKAMUIさんは?時代錯誤で不自然だ、ネットで見つからない。時代錯誤で不自然ならノイシュヴァンシュタイン城もおかしくなるでしょうし、上記の研究家たちも「ネットで見つからない」から…?

自分には知らないことがある、(場合によっては)知らないことには手を出さない、そうした節度も弁えてください。ネットで見つからないのは不自然、というのはあくまでもKAMUIさんにとっての知識へのアプローチの仕方に過ぎません。ネットで見つからないからアウト、というのは(ご自身では意識されていないでしょうが)自分が知らない知識へのアプローチの仕方が存在しないと断じているも同じで、あえて申し上げますが恐ろしく傲慢な考え方です。そうした考え方は、人類の知識の集成に加わるにあたって実のところ相応しいものとはいえません。

今までは結果的に正しかったかも知れませんが、これからも「結果的に正しい」を続けられるかどうか。続かない場合には、厳しい見方をされることも十分にありうることでしょう(Wikipedia:井戸端/subj/管理行為のみ行う利用者を「目的外利用者」と断じることは妥当なのか?)。そうならないうちに、軌道修正をしてください。--ikedat76会話2015年5月21日 (木) 16:34 (UTC)[返信]

コメント KAMUIさんが削除依頼で時々……というかよく見せる、削除対象の記事もしくは版の執筆者、時には投票者への揶揄としか思えない発言・暴言(例としてWikipedia:削除依頼/大韓航空ナッツ回航事件)についてはどうかと思うことがあります。このことについてのコメント依頼なら、今後は控えるようにと言っていたでしょうし、短期間のブロックを受けたとしても納得がいきます。
ただし、今回のコメント依頼は依頼者であるikedat76さん及びBellcricketさんの発言に納得いかないところが多いです。Wikipedia:削除依頼/魔法少女☆りりぽむの投票を理由とした短期ブロックについては、権限の濫用とも思えました。
Wikipedia:削除依頼/ファイル:Keio8000yusenzaseki.jpegについて。コモンズの削除条件に該当しそうだから、こちらにも適用していいんじゃいの、という提案にしか見えません(曲解される前に書いておきますが、この提案について私は賛成していません)。「本件については「削除対象にならないもの」には該当しないようにも思われます」と言っていることから、Wikipedia:削除の方針を全く理解していないとは思えません。
Wikipedia:削除依頼/魔法少女☆りりぽむについて。「ネットメディアにすら特筆された言及が無いアキバ系ライブアイドルについて「信頼できる第三者言及が無い」と書く」ことを不適切とは思いません。テレビやラジオ、雑誌に出ていたら、ファンの誰かがtwitterやブログ、もしくは匿名掲示板などで言及しています。メジャーから出ているDVDやCDに主要な人物として出ていたら、販売情報に歌手や出演者等が出ているのですから検索で引っかかります。そもそもマスメディアから発信された情報そのものが、検索で引っかかるでしょう。マスメディアに出て何ぼのアイドルに、マスメディアに出た痕跡が見つからなかったら、何を調べろと言うつもりなのでしょう。現在活動中のネットアイドルに対し、カセットテープを調べろって、どういう意味なんですか。削除依頼や削除票を投じるには根拠が必要ですが、その票を否定するなら否定するだけの根拠も必要です。根拠も示さず、もっと調べろ、もっと調べろとだけ言うのも無責任な票です。
Wikipedia:削除依頼/鳴瀧流古武術について。削除される前のものが検索で出てきたので読んでみましたが、「現状五世代まで門下が存在する」とまで書かれている古武術のgoogle検索結果が「「鳴瀧流」での検索では12件。その内、武術に関するものは本記事のみ」というのであれば、存在すら疑うのは当然だと思います。この検索結果や、「使い手の名前がまったく出てこず」という古武術を架空立項と疑ってもおかしくありません。
世の中の全ての情報がネット検索で出て来ることは有り得ません。戦前に亡くなられたアマチュアの研究家が検索で出てこないのは仕方のないことでしょうし、そのような方について検索でほとんど出てこないから特筆性が無いと主張される方がいれば、○○に載っているかもしれないからもっと調べてみるべきですと言うのはコメントとして当然です。しかし今回は比較対象が全く違います。2015年現時点で活動している人・情報なら、ネット検索で何らかの痕跡は出てくるはずです。ケースEで削除されるような小さな店舗だって、検索すれば電話番号や地図などで情報(存在等の痕跡)は見つかります。ネット検索を過信するのは誤りですが、だからといって全てにおいて軽視してもよいわけではありません。検索する対象によって判断すべきです。
WP:FAILNにおいては、「少なくとも一般的な検索エンジンによる簡単な調査くらいは、他の手段をとる前に行うようにしてください」とも書かれています。最低限の調査は行っているわけであり、KAMUIさんが方針を全く理解していないわけではありません。ネット検索をすべて否定するのであれば、WP:FAILNのこの箇所を修正する必要があります。
最後に。Wikipedia:削除依頼/鳴瀧流古武術で調査をされたぱたごんさん(名前を勝手に出してごめんなさい)は、「wikipediaはもっともらしい虚偽を書き込めてしまうサイトです。嘘を嘘と見抜く目が無い人が重要なポジションを占めコミュニティの判断よりも自分の判断の優先して権限行使してしまうのではとてつもなく質の低いサイトになってしまうのではないか心配です」とも書かれています。私はこの削除依頼でコメントをされたBellcricketさんへの苦言、もしくは皮肉に思えました。--Floter会話2015年5月22日 (金) 15:14 (UTC)[返信]

コメント 第三者です。人ごとではない(私も削除依頼で他者より指摘される事が何回かありました)のでコメントします。まずWikipedia‐ノート:コメント依頼/Naitou1980にもコメントしましたが「WEBビジネスの会社やyoutuberのようにWEBで第3出典が見つかるべきものは、ググって見つからなければ削除で良いと思います。一方、老舗とか歴史上の人物などにはそれは該当できません。」と思います。鳴瀧流古武術は[1]より閲覧できるものが削除依頼対象だったと仮定し、話を進めます。これを見るに記事の出来が悪いのはわかりましたが、虚偽や架空かどうかは判断つきかねました。古武術という性質上「WEB検索で見つからず」は最低条件であり、+αとなる理由があるべきでしょう(WEBに無くともおかしくはない)。KAMUI様の提示された+αの理由は私見のように感じました。削除する管理者の身になれば、もう少し説得力のある意見を言ってくれと言いたくなるのもわかります。ただし繰り返さなければブロックは勿論、利用者のコメント依頼で糾弾される程のものには思いません。次にWikipedia:削除依頼/魔法少女☆りりぽむについては(この方と判断しました)、記事の性質上「WEB検索で第3者情報にヒットしないので削除票」で良いと思います。でもここは信頼できる情報源じゃないのでしょうか?3人の方がWEB検索してここを見つけられなかったのでしょうか?私が検索すると1分で見つかりましたが。それとも見つかったけど信頼できないと判断したのでしょうか?(サスケ (埼玉県出身のデュオ)の御二人とかにインタビューしてますけど)。あるいは記述が些細なものと判断したのでしょうか?(で、あれば削除依頼の場で報告くらいはするべきでしょう)市井の人様、Sdzw様、KAMUI様、何方でも結構ですので説明頂けますか?次に、ファイルの削除や議論に関しては、これを「品質の悪いもの」とするのは厳しすぎるように思います。ピンボケしまくって何の画像かわからない、であれば理解できますが。--JapaneseA会話2015年5月22日 (金) 16:40 (UTC)[返信]

コメントでもここは信頼できる情報源じゃないのでしょうか?」についてだけお答えします。私は当時そのブログを「信頼できる情報源」ではないと判断しました。Wikipedia:検証可能性#新聞社や雑誌の運営するブログでもないです。音楽情報サイトとして機能しているようですが、LINEが提供する一般的なブログを利用し、去年の秋に開設されたものです。通常は設定されているプロフィールはこのように未設定で、関係者以外からは運営者が見えない匿名ブログです。他のメディアでもその実体は明らかにされていません。MediaWiki検索によれば、現時点ではWikipediaで出典として使われている様子もないです。こういうものでも何か特筆性が推定できるヒントがあれば(たとえば「雑誌で取り上げられました」など)否定はしません。--市井の人会話2015年5月22日 (金) 19:46 (UTC)[返信]
コメント コメントありがとうございます。なるほど御判断については了解しました。私であれば、自分はこの出典を使わなくても、他者の出典としては認める程度かと思います(削除票とはしない)が、市井の人様の御判断を責めはしません(見解の相違でしょうから)。ただ、それが見つかった御報告が何方からも削除依頼の場でなかったのは残念ですが。また、もしかしたら、このURLは記事内にあったのかもしれませんね(記事を拝見できないものですみません)。--JapaneseA会話2015年5月23日 (土) 03:19 (UTC)[返信]
KAMUIさんに関するほかの件は精査してないのでコメントしません。ただしWikipedia:削除依頼/鳴瀧流古武術に関しては精査したわけですが、KAMUIさんの行動にはなんら問題はありません。既に消されているので管理者以外はその内容を見ることはできませんが、削除依頼に出てその内容を読んだときに明白に嘘だということがわかりました。そんなものにWikipedia:独立記事作成の目安#特筆性のガイドラインを満たしていない記事を持ち出す見識の無さに呆れ、そんなデタラメが万が一残ることになっては百科事典として面汚しであるので、しかたなくわざわざ国会図書館まで足を運んだわけです。さて、wikipediaには検証可能性の方針があるわけです。検証可能性の方針は方針であってガイドラインであるWikipedia:独立記事作成の目安より上に立つ物です。一方、jawpでは日本アメリカといった記事でさえ多くの節でロクスッポ出典提示がなされていないわけです。それも何年間も放置されているわけです。では、それを方針通り「消されても文句言えません」とばかりにばさばさ消していったらBellcricketさんやIkedat76さんはどうするんでしょうね?「さすがにそれは・・」と言うんじゃないですか?私ですらそこまではしません。検証可能性の方針が検証出来ないことは書くな!と要請しているにも関わらず、です。話を元のWikipedia:削除依頼/鳴瀧流古武術に戻しますが、明白な嘘を嘘と見抜けずにWikipedia:独立記事作成の目安#特筆性のガイドラインを満たしていない記事を持ち出して「方針だ!従え!徹底的にどこまでも調べぬけ!」というのは「さすがにそれは・・」いくらなんでもと言う奴です。日本アメリカを「無出典だ!方針に従え!」とバサバサ消していくのに等しい。最前も言ったように「wikipediaはもっともらしい虚偽を書き込めてしまうサイトです。嘘を嘘と見抜く目が無い人が重要なポジションを占めコミュニティの判断よりも自分の判断の優先して権限行使してしまうのではとてつもなく質の低いサイトになってしまうのではないか心配です」。KAMUIさんのほかの行動については精査していないので何も言いませんが、万が一Wikipedia:削除依頼/鳴瀧流古武術での氏の言動をブロック依頼などに持ち込むのならば、それに対しては断固反対いたします。--ぱたごん会話2015年5月23日 (土) 12:56 (UTC)[返信]

コメント 私も削除依頼に出入りしている身で、依頼者・被依頼者・先行してコメントされている方々ともどこかで関わったことがありますから、完全な第三者ではありません。また、私自身も削除依頼がらみでは失敗したなあと反省することはあり、高いところから非難できる立場でもありません。そういう前提でどっちつかずのコメントをします。

一般論として「情報源がない」と言い切るのは難しく(悪魔の証明)、ともすると「本当にちゃんと調べたの?」という疑念を招きます。「これこれの範囲では情報はありませんでした」と言ったほうが「誠実」です。

WP:FAILNについて

ご依頼の主旨の一つは、より具体的には「WP:FAILNの理解・遵守」になろうかと思います。数が多いケースE案件ですが、WP:FAILNに定められた手続きを経てから出されている削除依頼は、ほとんどゼロに近いという印象です。知らない人が多いんじゃないか、という感じですが、案内不足もあると思っています。

KAMUIさんに絞って言うと、頻繁に削除依頼で活動されているベテランであり、Bellcricketさんからも個別に要請があったわけで、並の利用者以上にWP:FAILNに通じてらっしゃるべきです。手続き面で見る限り、依頼者サイドの指摘通り、WP:FAILNが守られていないように思います。ベテランさんとして、削除依頼ケースEでの他の利用者の手本になるような立ち振舞を期待したいです。

個別の例では「アキバ系アイドル」の判断をネット検索で行う、ということ自体は悪く無いと思います。この件でのKAMUIさんの不手際は、ちゃんと説明しなかったことにあると考えます。JapaneseAさんが指摘されたように、「(1)この案件はネット検索が特筆性判断の根拠として妥当である。(2)Aというキーワードで検索するとBという情報源がある。(3)Bはこれこれの理由で信頼できる情報源ではない。(4)Cという情報源もあるが、Cはこれこれの理由で有意な言及ではない。(5)Dというキーワードで検索するとこうである。(6)以上により、情報源が見当たらないと判断する。」ということを面倒でも端折らないできちんと示すべき。

WP:FAILNの意義

削除依頼できちんと1から10まで根拠を示すというのは、WP:FAILNを順守するという意味合いもありますが、「ボタンを押す」管理者さんが安心して迅速に判断できるような材料を提供する、という面もあると考えます。「よくわからんけどこの薬飲んでも大丈夫だよ」「俺もそう思う」「俺も」「私も」と言われても飲まないでしょう。そんな意見5個も10個ばかりで「合意だから飲め」と言われても不安なままです。Bellcricketさんはこれを「根拠に乏しい削除票はいたずらに審議をかく乱させるだけで、何の意味も」ないと表現されています。

「私は薬剤師だが、これは○○というビタミン剤で、赤血球の働きを強める効果がある。100錠飲むと害があるが、1錠飲んでも尿が黄色くなるぐらいでなんともないよ」という意見1つのほうが100倍安心です。これこれをこうやって調べた結果こうでした、ということをちゃんと開示したうえでの「削除票」というのは、単にWP:FAILNに従っているというだけでなく、管理者さんが自分の責任で高度な判断をしなきゃいけなくなる、というメンドウを和らげるものだと思います。ひょっとすると、それがないただの「削除」票がいっぱい積み重ねっても全然安心して削除判断ができないために、ケースE案件の処理が滞っている、という面もあるんじゃないかなと思います。

個別案件

古武術の件では、私はBellcricketさんと同じように考えます。が、しかしBellcricketさんを100%支持はしません。私もあの案件を眺めていましたが、私は「こういう方面のことはさっぱり分からないが、明治の古武術という主題は、ネット検索なんかじゃ情報が出てこないのは当たり前だろう」と思いました。あれがイタズラかどうかは、私には全然わかりませんでした。なのでBellcricketさんが繰り返し「ちゃんとした調査」を求めたことは共感できます。

私は一利用者なので、あの場で「わからないからなにもしない」という選択肢がありました。Bellcricketさんは「案件への対処をすべき管理者」という立場にあり、「こんな材料じゃ判断できないよ」とおっしゃったのだと思います。しかし、Bellcricketさんにも「自分はこの材料では判断ができないのでなんにもしない」という選択肢もあっただろうと思います。他の管理者が、与えられた材料を基に、あるいはご本人の見識も合わせ考えて判断できたかもしれません。(私はBellcricketさんのバックボーンを熟知しているわけじゃないので、もしBellcricketさんが武術に関して相応の見識をもっているのであれば、私の見当違いになります。)

WP:FAILNと悪魔の証明

ぱたごんさんは「悪魔の証明」に言及してらっしゃいます。確かに、WP:FAILNをちゃんとやるのは時間や手間が結構かかるものであり、明白なイタズラ、本当に特筆性がない事案と悪魔の証明・WP:FAILNとを秤にかける、という判断はあると思います。現実問題として、よくわからない「著名人」や「企業・組織」に関するケースEの申し立ては毎日いっぱいあって、確かに一見した感じ出典・内容にも難があって、いかにも問題のありそうな記事、というのがいっぱいあります。これを全部WP:FAILNやっていったら追っつかない、というところはあるでしょう。

「別にいいじゃない。なにか困るの?規則通りWP:FAILNの手続きをやってよね(もし削除しなければ、ウィキペディアにどんな害があるのですか)」という「主義」と、「明らかに酷いのはどんどん対処していかないとダメでしょう(WP:NOTあたりかな)」という「主義」とが、相克している感じはあります。ルール遵守とWP:NOTLAWの相反と解釈することもできます。

ケースE案件ではある程度決まった人がいつも判で押したような削除票を入れている、というところがあり、WP:FAILN遵守の観点からするとちょっと結構ひどいです。とは言え「怪しい記事」が大量に作られているというのもそうだなあとは思います。ルール上スタブは許容されているし、加筆すればいいんだよというルールは理想としてはそうなんでしょうし、理想である以上、論理的に反論しにくいのですが、現実を考えると理想ばかり言っていてもなあというところはあります。私自身は、Bellcricketさんほどではないですが、波はあるものの自分がかなり「手続き重視(WP:FAILN)」の側にいると思っているのですが、現実路線の観点からは、KAMUIさん一人をあまり責め立ててもなあという気もします。

ブロックについて

私は上で述べたような「主義の対立」の臭いを感じました。Bellcricketさんはご自身でブロックを執行するのではなく、他の管理者へ依頼したほうが、中立性の観点でベターだったように思います。第三者の管理者が1週間ブロックしたならそんなものかと納得したかもしれないですが、Bellcricketさん自ら1週間の措置というのは「ちょっと長いかな」という印象を受けました。--柒月例祭会話2015年5月23日 (土) 14:41 (UTC)[返信]

  • ケースE案件で揉めるのはどんなユーザーであれ嫌なものと思うので、もはや記事やリダイレクト(リダイレクト起こし含めて)作成に制限をかける形で日本語版ウィキペディアでもen:Wikipedia:Article wizarden:Wikipedia:Articles for creationの導入を検討するべきではないでしょうか?このようなコメント依頼などで特定のユーザーに行動の改善をお願いする手段しかない段階ではないでしょう。--K-iczn会話2015年5月24日 (日) 05:47 (UTC)[返信]
  • 同氏につきましては、少なくとも直ちにブロックが必要なほど悪質なユーザーとは思われません。なお私は以前Wikipedia:削除依頼/子守唄を貴方に… 20141115を作成しており、依頼者のほかに1名のユーザーが「資料と言えるものが既に挙げられているものの他見当たら」ないとして削除票を投じております。同月のうちに記事は削除されておりますが、この削除票を投じたユーザーの投票行為と削除を行った管理者の判断についても、不当なものとは思いません。--Menetoko会話2015年5月24日 (日) 13:59 (UTC)[返信]
コメント 前回のコメントの補足というか、少し考えたことを書いておきます。「悪魔の証明」とWP:FAILNについてです。私たちがやらなければいけないのは、「悪魔の証明」=出典がないことの証明、ではなく、「一生懸命探したことの証明」だと思うんです。
そうでないと、「判断しなきゃいけない側」を困らせてしまう。我々は「判断材料を提供する側」として、あとで管理者が「なんであんな材料で削除(存続)したんだ」と責められるようなことにならないように、しっかりした材料を提供する責任がある。
(A)「特筆性がないと思います。検索してもそれぽいのはなさそうでした。」「依頼者に同意。削除」「同上。削除。」「無言。削除」みたいな4-0
(B)「スワヒリ語の文献であれとこれとあれの文献を3年かけて調べましたがありませんでした。削除」だけの1-0
(C)「スワヒリ語の文献を全部調べました。削除」「うるせーばか存続」「存続」「とにかく存続」みたいな1-3
(D)「Aさんがスワヒリ語の文献全部みたけどないって言っているので、私は何も調べてないけど削除でいいと思います」みたいな票
もしも私が「管理者」で、こういう状況で「おまえの責任でさあ決めろ」と言われても、びびって決められないですね。全部保留にしちゃう。
管理者さんは、管理者として「削除票いっぱいあるけどこれはノーカンなのでちゃんとした材料をください」みたいに「中間総評」的なコメントするというのは、もっとやってもいいと思うんですよね。利用者としてのコメントなのか、管理者としてのコメントなのか明確にしていただいたほうがいいけども。--柒月例祭会話2015年5月30日 (土) 02:22 (UTC)[返信]

まとめ[編集]