Wii Party

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Wii Party
ジャンル パーティゲーム
対応機種 Wii
開発元 任天堂
エヌディーキューブ
運営元 任天堂
販売元 任天堂
人数 1 - 4人
メディア Wii用12cm光ディスク
運営開始日 日本の旗香港の旗 2010年7月8日
アメリカ合衆国の旗 2010年10月3日
オーストラリアの旗 2010年10月7日
欧州連合の旗 2010年10月8日
大韓民国の旗 2011年7月14日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
PEGI3
ダウンロード
コンテンツ
なし
売上本数 日本の旗 2,361,016本[1]
世界 934万本[2]
その他 Mii対応
Touch! Generations
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Wii Party』(ウィー・パーティ)は、任天堂エヌディーキューブが開発し、任天堂より2010年7月8日に発売されたWii専用ゲームソフト。続編として『Wii Party U』がWiiU向けに発売された。

概要[編集]

2010年5月に行われた任天堂の第70期決算説明会で発表された。任天堂がパーティーゲームを発売するのは『マリオパーティ8』以来3年ぶりとなる。開発においても、エヌディーキューブの社員をはじめとした『マリオパーティシリーズ』担当経験のあるスタッフが参加している[3]。『Wii Sports』、『Wii Fit』、『Wii Music』に続くWiiの第四の定番ソフトとして発売をした[4]。登場キャラクターはMiiで、Miiを使って様々なゲームに挑戦することができる。

日本では2010年6月2日に同年7月8日発売と発表がなされ、6月24日には公式サイトがオープンした。

数量限定でWiiリモコン(白またはピンク)同梱版も存在した。2011年11月下旬からはWii本体とWiiリモコンプラス(ピンクおよびWii本体色)同梱版が数量限定で発売された。

日本版のテレビCMには、『New スーパーマリオブラザーズ Wii』や『マリオカートWii』(2010年春からのバージョン)、『スーパーマリオギャラクシー2』に引き続き、人気アイドルグループ「」を起用している。

日本ゲーム大賞2011年間作品部門優秀賞受賞[5]

このソフトが任天堂が展開していた『Touch! Generations』ブランドの最後のソフトであった。

パーティスタイル[編集]

リビングパーティ[編集]

テレビ画面とWiiリモコンの両方を活用したモード。2 - 4人に対応している。

ワンワンかるた
最初に動物が画面上に登場し、Wiiリモコンのスピーカーから流れる画面に登場した動物と同じ鳴き声がするWiiリモコンを先に取る。3点取ったプレイヤーが勝ち。
びんかんバクダン
Wiiリモコンを爆弾に見立てて、画面に表示されたボタンを押しながらWiiリモコンを揺らさないように相手に渡していく。大きく揺らしてしまったり、間違ったボタンを押してしまったら負けとなる。
リモコンかくれんぼ
Wiiリモコンから10秒ごとに流れる音を頼りに部屋に隠されたWiiリモコンを見つけだす。
個人的クイズ
主役のMiiに関する問題に方向キーで答える。主役と同じ答えを選ぶと得点が入る。
古今東西バクダン
お題に沿った答えを答えて、相手に爆弾を渡していく。前の人が間違ってると思ったら、戻すことが出来る。
トランプかるた
トランプを読み上げて取る。ただし、トランプは別に用意する必要がある。

定番パーティ[編集]

同社の『マリオパーティ』シリーズに近い、リモコン操作に重点が置かれたミニゲームを軸としたモード。1 - 4人に対応している。

スゴロク
サイコロの出た目でマスを進めていく。1ターンごとに順番決めゲームが始まり、順位に応じてボーナスサイコロが貰える。トラップなどの仕掛けもある。
海外旅行ゲーム
シャッフルされた手持ちのカードから1枚引き、カードに書かれた数だけ進み、決められた目的地の国を目指していく。1ターンごとに順位決めゲームが開始され、結果によって獲得できるコインが異なる。コインを集めてカードを購入したり目的地にたどり着いたりした時にコインを支払う。目的地に着いた時に撮る記念写真の数が多い(同率の場合はコインの枚数が多いプレーヤー)プレイヤーが優勝。
ルーレット
各プレイヤーは手持ち500枚のメダルからスタートし、ルーレットを回してメダルを手に入れたりバンクにメダルを貯め、ミニゲームで勝利したプレイヤーがバンクのメダルを獲得する。ターン数は基本10ターン✙エクストラターン最大10ターン。エクストラターンでバンクが出るか合計20ターン経過で終了。終了時点で、メダルを最も多く保持しているプレイヤーの優勝。バンクのメダル上限値は99999で、上限値に達すると強制的にミニゲーム開始となる。
ビンゴ
出てきたボールと同じMiiがいるカードに穴を開けていく。開始前にミニゲームボールが10個投入され、ミニゲームボールが出てきて勝利した場合は、好きな場所に穴を開けることができる。
Miiジャン
各プレイヤーは6人のMiiを所持し、毎ターン流れてくる4人のMiiをミニゲーム上位順で選択。3人2色、6人1色であがりとなり、最終ラウンド終了時の得点を競う。組み合わせによってはボーナス点が加算され、あがりにならなかったプレイヤーもボーナス点がもらえる。ボーナスは以下の通り。
ボーイズ 同じ色の服を着た3人が全員男性
ガールズ 同じ色の服を着た3人が全員女性
マイカラー 3人全員、自分と同じ色(1P 青 2P 赤 3P 緑 4P 黄)
プラチナ プラチナの服を着たMiiが3人
ワンカラー 6人全員同じ色。あがり時のみに加算される。
リーチ 

ペアパーティ[編集]

2人プレイ専用のモードだが、1人プレイでもできる。(相性チェックを除く)

相性チェック
秘密がバレないように質問に答えていき、さらに二人でミニゲームにチャレンジしてその結果から、二人の仲良し度を判定する。
バランスシップ
左右のバランスを取りながらMiiを船のマストに乗せていく。ミニゲームの結果で乗せるMiiのサイズが変わっていく。
Mii合わせ
神経衰弱のように同じ色のMiiを当てていく。

ミニゲームであそぶ [編集]

フリープレイ
ミニゲームを自由に選んで遊べるモード。
ミニゲーム大会
ミニゲームで対戦し、勝つと得点がもらえる。3点もしくは5点先取したプレイヤーが優勝。
チャレンジロード
ミニゲームを次々にクリアしながらゴールを目指す、1人用ゲーム。ミニゲームで3位以上もしくは勝つと次のステージへ進める。(引き分けの場合、得点はもらえないが次へ進める)ミニゲームで最下位もしくは負けになるとライフが1個減り、ライフがゼロになるとリタイアとなる。ライフは1vs3ミニゲームのステージで1個回復できる。難易度は初級(5ステージ)、中級(10ステージ)、上級(50ステージ)。初級、中級では分岐はあるが、上級では50ステージが一直線に並んでいる。
とことんミニゲーム
やりこみ度の高いミニゲームをプレイできる。
うそつきハンター
隠しモード。ミニゲームを有利にプレイできる「うそつき」を予想し、得点を奪い合う。最終得点が1番高いプレイヤーが優勝。

ミニゲーム[編集]

4人バトル[編集]

  • ギャロップダービー
  • ぐらぐらプレゼント
  • 早切りベジタブル
  • ぎりぎりスキージャンプ
  • ねらいうちガンマン
  • ふんばり!たるハードル
  • さがしてパズルピース
  • 月面着陸レース
  • ゾンビごっこ
  • ビーチフラッグバトル
  • にっこりカメラマン
  • 2分の1サバイバル
  • おじゃまヒツジレース
  • ふわふわキャッチ
  • ボレーシュートマッチ
  • UFOカメラマン
  • ねらってチップイン
  • シャッフルMii
  • ふらふら迷路
  • 乗ってけ!ヘリコプター
  • スペースファイト
  • ぴったりストップウォッチ
  • はめこみパズル
  • ぎりぎりで止めて!
  • ゴロゴロコロシアム
  • パンチングファイト
  • ステップアップレース
  • マーメイドダイブ
  • ピコピコ!モグラたたき
  • スペースレース
  • ジャングルジャンプ
  • そろえてスリーカード
  • 君こそスーパースター
  • ドッグカメラマン
  • 笑って赤ちゃん
  • ラッキー花火
  • うしろからバトル
  • けんすいチャンピオン
  • ぴったりウォーキング
  • バギーボンバー
  • 運まかせトロッコ

1VS3[編集]

  • 振り子アタック
  • カラテマスター
  • カウントフルーツ
  • レッツ!ポージング
  • みんなでかくれんぼ

1VS1[編集]

  • カウントMii
  • 切りたおし名人
  • ピザ宅配レース
  • ヒツジ集め競争
  • チャンネル合わせ
  • ピョンピョンレース
  • スピードガンマン
  • ふうせんエアレース
  • ビーチフラッグバトル
  • コロコロラビリンス
  • フルーツきおくバトル

2ペア[編集]

  • フルーツバスケット
  • ロボットファクトリー
  • スプラッシュボート
  • ゴーストハウス
  • シュート&シュート
  • バランスブリッジ
  • めぐりあいドア
  • ねらえ!ビッグフィッシュ
  • バルーンコースター
  • スカイサイクリング
  • ぐるぐるヒツジ運び
  • デンジャラストロッコ
  • 地球への道のり
  • 追いつめマウス
  • ねらいうちガンマン
  • わなげガーデン
  • ハイスピードボブスレー
  • みんなでなわとび
  • トラップアドベンチャー
  • スイッチアスレチック
  • クローバーさがし
  • バナナ運びパズル

とことん[編集]

  • あっちこっちパニック
  • 花さかロジック
  • とことんクローバーさがし
  • とことんぐらぐらプレゼント
  • とことんバランスブリッジ
  • とことんバナナ運びパズル
  • ぐるぐるパズル

開発[編集]

開発は主に任天堂の子会社であるエヌディーキューブが担当した[3]。エヌディーキューブには過去にハドソンで『マリオパーティシリーズ』の開発に関わっていた開発者が在籍していたことから、任天堂が主人公にMiiを使ったパーティゲームの制作を持ちかけ、開発がスタートした[3]。『マリオパーティシリーズ』と違い、プレイヤーの分身であるMiiが操作キャラクターであり、そのことから定められているゲーム中でのMiiの扱いについてのルールを踏まえて開発しなければならなかったことが大変であった、とエヌディーキューブの開発者は語っている[3]。またそれ以上に「Wii」の名前を冠した「Wiiシリーズ」のゲームとしてリリースすることから、「新しいチャレンジ」をすることが任天堂側から要求されており、そのハードルを超えることが難しく、開発が予定よりも大幅に遅延した[3]。最終的に、「Wiiリモコンを隠す」という発想から生まれた「リモコンかくれんぼ」を思いついたことから、「リビングパーティ」と名付けた一連のゲームが生まれ、任天堂内の『Wii Sports Resort』や『Wii Fit Plus』開発チームからのフィードバックも受け、発売に至った[3]

評価[編集]

評価
集計結果
媒体結果
GameRankings70.44%[6]
Metacritic68/100[7]
レビュー結果
媒体結果
1UP.comC-[8]
Eurogamer7/10[9]
ゲーム・インフォーマー4.5/10[10]
GameSpot8/10[11]
GameTrailers7.9/10[12]
IGN7/10[13]

本作は賛否両論ながらどちらかといえば好意的な評価を批評家から受けており、Metacriticのスコアは100点中68点である[7]GameSpotは10点中8点としており、バラエティに富んだミニゲームやモードを称賛している一方で、かなりの数のゲームをプレイするまでのロード時間が長いことや特定のモードをプレイし続けることに対するインセンティブが多くないことなどを指摘している[11]。「Nintendo World Report」も10点中8点としており、「『マリオパーティ』におけるよくある不満点は、数多くのトラップや対戦相手が操作している際の待ち時間といった要素がゲームプレイを止めさせてしまうほどに多いことだが、Wii Partyではゲームスピードが上がったことで回避できている」と述べている[14]IGNは10点中7点とし、"pretty good game"ではあるものの、過去の同種のパーティゲームより優れてはいないと述べている[13]GameTrailersは7.9点をつけており、「少数のダメなモードやいくつかのコントローラーの小さな問題を除いて、大きな欠点はなかった」と述べている[12]

Game InformerのPhil Kollarは否定的なレビューを投稿しており、80以上のミニゲームのクオリティが統一されていないことなどを指摘している[10]

日本ゲーム大賞2011で年間作品部門優秀賞を受賞した[5]

売上[編集]

日本では発売初週である7月第2週に23万本を売り上げ、この週の売上ランキングで1位を獲得した[15]

2011年1月の任天堂の決算説明会では、ヨーロッパ、日本、アメリカでの売上を比較するとヨーロッパでの販売台数が最も多く、アメリカが最も低いと報告された[16]

2013年までに日本で236万1016本を売り上げ[1]、2019年までに全世界で934万本を売り上げた[2]

関連項目[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 『ファミ通ゲーム白書2013 補完データ編(分冊版)』エンターブレイン、2013年。2016年8月14日閲覧。
  2. ^ a b 株主・投資家向け情報:販売データ - 主要ソフト販売実績 Wii専用ソフト”. 任天堂. 2019年11月2日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 社長が訊く『Wii Party』”. 任天堂. 2020年4月6日閲覧。
  4. ^ 任天堂、Wii向け新作パーティゲーム『Wii Party』を発表|インサイド インサイド 2010年5月9日閲覧。
  5. ^ a b 川崎政一郎「[TGS 2011]年間作品部門大賞は「モンスターハンターポータブル 3rd」。日本ゲーム大賞2011の発表&授与式レポート」『4Gamer.net』Aetas、2011年9月15日。2020年6月20日閲覧。
  6. ^ Wii Party for Wii”. GameRankings. 2020年4月15日閲覧。
  7. ^ a b Wii Party”. Metacritic (2010年10月5日). 2020年4月15日閲覧。
  8. ^ Wii Party Review”. 1UP.com (2010年10月5日). 2020年4月15日閲覧。
  9. ^ Christian Donlan (2010年10月6日). “Wii Party Wii Review”. Eurogamer. 2020年4月15日閲覧。
  10. ^ a b Phil Kollar (2010年10月3日). “For The Love Of God, Don’t RSVP To This Party”. Game Informer. 2020年4月15日閲覧。
  11. ^ a b Wii Party Review for Wii”. GameSpot (2010年10月1日). 2020年4月15日閲覧。
  12. ^ a b Wii Party: Review, Trailers, and Interviews”. GameTrailers (2010年10月6日). 2010年11月20日閲覧。
  13. ^ a b IGN's Wii Party Review for Nintendo Wii”. IGN (2010年10月3日). 2020年4月15日閲覧。
  14. ^ Nintendo World Report:Wii Party Review”. Nintendo World Report (2010年9月30日). 2020年4月15日閲覧。
  15. ^ 電撃オンライン. “CM効果も手伝い『Wii Party』が23万本を売り上げて首位に!”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage. 2020年4月14日閲覧。
  16. ^ 2011年1月28日(金)第3四半期決算説明会 任天堂株式会社 社長 岩田聡 講演内容全文”. 任天堂. 2020年6月20日閲覧。

外部リンク[編集]