ウェディング・アルバム
(Wedding Albumから転送)
『ウェディング・アルバム』 | ||||
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ジョン・レノン&オノ・ヨーコ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1969年3月下旬、4月22日・27日 | |||
ジャンル | 前衛音楽 | |||
時間 | ||||
レーベル | アップル・レコード、ライコディスク | |||
プロデュース | ジョン・レノン、オノ・ヨーコ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ジョン・レノン&オノ・ヨーコ 年表 | ||||
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『ウェディング・アルバム』(Wedding Album)は、1969年に発表されたジョン・レノンの3枚目のソロでオノ・ヨーコとの共同名義のアルバム。最後の前衛音楽である。
ジョンは1966年11月にロンドンのインディカ・ギャラリーでヨーコと出会い、紆余曲折の末(ジョンはシンシア・パウエルと結婚していたが1968年に離婚、ヨーコは映画監督のアンソニー・コックスと結婚していたが1969年に離婚、最初は一柳慧と結婚していたため2度目の離婚であった)の末、1969年に英国領ジブラルタルで結婚した。本作は結婚の模様を収めたプライベート・アートといえる作品である。
アナログレコードではA面が「ジョンとヨーコ」、B面が「アムステルダム1969」となっていて、A面の内容はジョンとヨーコがただひたすらに互いの名前を呼び合うだけのものだが、発売された当時「SEXの記録だ!!」などとも評された。B面は1969年3月23日から3月31日まで、オランダのアムステルダムのホテルで行われたベッド・インの模様で、記者会見と即興での演奏が収められている。ジョンは2度のベッド・インの後、ソロ・シングル・デビュー曲「平和を我等に」を発表している。
アナログレコード時代はアップル(日本盤発売元は東芝音楽工業(現 EMIミュージック・ジャパン))が発売していたが、CD再発後はライコディスク(同ビデオアーツ・ミュージック)がリリースしている。オリジナルはボックス仕様で、インスタント写真の複写やブックレット、ビニールカバー等が付属していたが、CDでは通常の仕様で発売された。日本でのみオリジナル・ボックスをCDサイズに縮小したものが限定発売された。
収録曲[編集]
サイド1:
- ジョン・アンド・ヨーコ (ジョンとヨーコ) John & Yoko – 22:41
サイド2:
- アムステルダム1969 (アムステルダムにて、ジョンとヨーコ平和と愛を語る) Amsterdam – 24:54
CDボーナス・トラック
- フー・ハズ・シーン・ザ・ウインド (誰が風を見た) Who Has Seen the Wind? (Yoko Ono) – 2:03
- リッスン、ザ・スノウ・イズ・フォーリング (ほら、聞いてごらん、雪が降っているよ) Listen, The Snow is Falling – 3:22
- ドント・ウォーリー・キョーコ (京子ちゃん心配しないで)(未発表デモ) Don't Worry Kyoko (Mummy's Only Looking for Her Hand in the Snow) – 2:14
脚注[編集]
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