WOWAKA

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WOWAKA
別名 現実逃避P
生誕 (1987-11-04) 1987年11月4日(29歳)
職業 作詞家作曲家編曲家
公式サイト http://hitori-atelier.com/index2.html[リンク切れ]
著名使用楽器

初音ミク

Fender Telecaster

WOWAKA(ヲワカ、1987年11月4日 - )は、日本ミュージシャン

動画投稿サイトニコニコ動画初音ミクなどの音声合成ソフトをボーカルに用いたオリジナル曲を発表している。2011年からはロックバンド「ヒトリエ」のボーカル・ギターとしても活動している[1]wowakaとも表記される。

概要[編集]

中学生の時にロックバンドに興味を持ち、ギターを始め、高校、大学でバンド活動を行い、大学時代にバンドのオリジナル曲のために作曲をはじめる[2]。初音ミクなどのVOCALOIDを知ったのは2008年の12月ごろで、livetuneの「Last Night, Good Night」を聴き、曲の良さと、それを一人で作っているということに衝撃を受け、それまでのバンド活動とは別に2009年4月より初音ミクを使った音楽製作をはじめた[3][4]。2009年5月にニコニコ動画で初めて発表した曲「グレーゾーンにて。」の動画では、絵がかけないなりに曲のイメージを伝えようとした結果として、VOCALOIDのキャラクターの登場しない自作の画像を使用し、以後も作品に一貫性を持たせる意図からキャラクターを使用しないスタイルでの発表を続けた[2]。ニコニコ動画で発表した曲では、女の子の心を描いた難解な歌詞と、早口のメロディを特徴とする[3]。当初はVOCALOIDでしか出来ないことをやりたいという意識で曲を作っていたが、後にVOCALOIDのよさを生かすことを意識するようになったと言う[5]。WOWAKAの作品はニコニコ動画の中でも特に大きな人気を集め、自主制作CDのリリースなども行った後、2011年3月4日にインターネットを中心に活動する音楽家たちによる新レーベルとして設立された「BALLOOM(バルーム)」に参加し、同レーベルの第1弾として、2011年5月18日に初の全国流通のアルバム『アンハッピーリフレイン』をリリースした[6][7]

商業作品[編集]

CD[編集]

  • 『アンハッピーリフレイン』(BALLOOM、2011年5月18日発売)
    • レーベルBALLOOMの設立第1弾として発売。2011年5月30日付オリコン週間アルバムランキングで6位にランクインした。
    • DISC1
      1. アンハッピーリフレイン
      2. ローリンガール
      3. 積み木の人形
      4. 僕のサイノウ
      5. 日常と地球の額縁
      6. テノヒラ
      7. とおせんぼ
      8. ラインアート
      9. 裏表ラバーズ
      10. グレーゾーンにて。
      11. ずれていく
      12. リバシブルドール
      13. ワールズエンド・ダンスホール
      14. プリズムキューブ
    • DISC2
      1. 裏表ラバーズ
        • remix by キャプテンミライ
      2. とおせんぼ
        • remix by acane_madder
      3. ローリンガール 
        • remix by acane_madder
      4. 僕のサイノウ
        • remix by とく feat.pagodes
      5. 積み木の人形
        • remix by とく feat.pagodes
      6. ずれていく
        • remix by whoo
      7. ワールズエンド・ダンスホール
        • remix by Dixie Flatline

楽曲提供・参加作品[編集]

CD[編集]

  • 『EXIT TUNES PRESENTS Supernova』(EXIT TUNES、2009年12月2日発売)
  • EXIT TUNES PRESENTS Vocalolegend feat.初音ミク』(EXIT TUNES、2010年1月20日発売)
    • VOCALOIDを用いた楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。「裏表ラバーズ」を提供。
  • 『EXIT TUNES PRESENTS Supernova 2』(EXIT TUNES、2010年3月3日発売)
    • ネットで人気のミュージシャンの楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。「ローリンガール」を提供。
  • 『LOiD-02 -postrock- LOiD's MiND』(LOiD、2010年3月17日発売)
    • VOCALOIDプロデューサーの曲を集めたコンピレーション・アルバム。「delayed verb」を提供。
  • EXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis feat.初音ミク』(EXIT TUNES、2010年5月19日発売)
    • VOCALOIDを用いた楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。「ローリンガール」を提供。
  • VOCAROCK collection feat. 初音ミク』(FARM RECORDS、2010年7月21日発売)
    • VOCALOIDを用いたロックを収録したコンピレーション・アルバム。「ワールズエンド・ダンスホール」を提供。
  • 『ニコニコ東方見聞録 原曲集』(BinaryMixx Records、2011年1月5日発売)
    • ニコニコミュージカルの公演「ニコニコ東方見聞録」へ提供した楽曲の原曲を収録したコンピレーション・アルバム。「ワールズエンド・ダンスホール」を収録。
  • Letters to U』(アニプレックス、2011年4月20日発売)
    • LiSAのミニアルバム。「覚醒屋」の作曲・編曲を担当。
  • 『「ニコニコ東方見聞録」歌ってみた 〜キャストボーカル集〜』(BinaryMixx Records、2011年4月27日発売)
    • ニコニコミュージカルの公演「ニコニコ東方見聞録」へ提供した楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。ぽこた、蛇足、野宮あゆみ、やまだん による「ワールズエンド・ダンスホール」を収録。
  • 『SUPER VOCALO BEAT』(ドワンゴ・ミュージックエンタテインメント、2011年6月1日発売)
    • VOCALOID曲をユーロビートにリミックスしたアルバム。「ワールズエンド・ダンスホール」を提供。歌い手は湯毛。
  • VOCALOID BEST from ニコニコ動画 (あか)』(ソニー・ミュージックダイレクト、2011年6月22日発売)
    • ニコニコ動画でVOCALOIDを用いて発表された曲を集めたベストアルバム。「ワールズエンド・ダンスホール」を提供。
  • 『V.I.P Append(Marasy plays Vocaloid Instrumental on Piano)』(ドワンゴ・ミュージックエンタテインメント、2011年7月27日発売)
    • marasyのピアノソロアルバム。「ワールズエンド・ダンスホール」を提供。
  • 「antinotice」 /「花弁」(トイズファクトリー、2011年8月17日発売)
    • 秋赤音のシングル。「antinotice」の作詞・作曲を担当。
  • 初音ミク-Project DIVA- extend Complete Collection』(ソニー・ミュージックダイレクト、2011年11月9日発売)
    • ゲームソフト『初音ミク -Project DIVA- extend』の公式コンピレーションアルバム。ゲームに提供した「裏表ラバーズ」、「ローリンガール」を収録。
  • 『かえしうた』(dmARTS、2011年11月30日発売)
    • おさむらいさんによるVOCALOID楽曲のアコースティックギターによるソロアレンジカバーを収録したアルバム。「ワールズエンド・ダンスホール」を提供。
  • 『初音ミク DANCE REMIX Vol.1』(ビクターエンタテインメント、2011年12月7日発売)
    • VOCALOID関連楽曲のダンスリミックスアルバム。「ワールズエンド・ダンスホール」を提供。
  • LOVER"S"MiLE』(アニプレックス、2012年2月22日発売)
    • LiSAのファースト・アルバム。「EGOiSTiC SHOOTER」の作曲・編曲を担当。
  • 『TwinTail・TwinGuiter』(Royal Records、2012年5月9日発売)
    • 海賊王×[TEST]によるアレンジカバーアルバム。「ローリンガール」を提供。
  • 初音ミク 5thバースデー ベスト〜impacts〜』(ドワンゴ・ミュージックエンタテインメント、2012年8月1日発売)
    • 初音ミク発売5周年を記念したベストアルバム。「裏表ラバーズ」を提供。
  • 『有形世界リコンストラクション』(ポニーキャニオン、2012年10月17日発売)
    • 有形ランペイジのアルバム。「裏表ラバーズ」を提供。
  • 『V-box』(dmARTS、2012年10月31日発売)
    • まらしぃのピアノアルバム。「アンハッピーリフレイン」を提供。
  • 『初音ミク -Project DIVA- F Complete Collection』(ソニー・ミュージックダイレクト、2013年3月6日発売)
    • ゲームソフト『初音ミク -Project DIVA- F』の公式コンピレーションアルバム。ゲームに提供した「アンハッピーリフレイン」、「ワールズエンド・ダンスホール」を収録。
  • LANDSPACE』(アニプレックス、2013年10月30日発売)
    • LiSAの2枚目のアルバム。「ヒトリワラッテ」の作詞・作曲・編曲を担当。

その他[編集]

  • 『ミクうた、おかわり』(セガ、2010年3月25日発売)
  • 魔法少女まどか☆マギカ』BD/DVD第5巻(アニプレックス、2011年8月24日発売)
    • テレビアニメの映像ソフト。テレビ放送版ではエンディングテーマ曲が用いられなかった第9話での、BD/DVD版のみのエンディングテーマ曲「and I'm home」の作詞作曲を担当[8]。第9話の劇中で死亡した登場人物のキャラクターソングという体裁となっている。
  • 『初音ミク -Project DIVA- extend』(セガ、2011年11月10日発売)
    • ゲーム内でプレイできる楽曲として「裏表ラバーズ」、「ローリンガール」を提供。
  • 『初音ミク -Project DIVA- f』(セガ、2012年8月30日発売)
    • ゲーム内でプレイできる楽曲として「アンハッピーリフレイン」、「ワールズエンド・ダンスホール」を提供。
  • 『初音ミク -Project DIVA- F』(セガ、2013年3月7日発売)
    • ゲーム内でプレイできる楽曲として「アンハッピーリフレイン」、「ワールズエンド・ダンスホール」を提供。

脚注[編集]

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  1. ^ ボーカロイド“現実逃避P”からバンド活動へ 「ヒトリエ」wowakaの辿ってきた道”. クランクイン (2015年8月19日). 2015年8月19日閲覧。
  2. ^ a b 『ボカロ神Pと超絶クリエイターたち〜才能が出逢う場所』 ヤマハミュージックメディア2011年、22-24頁。ISBN 978-4636867572
  3. ^ a b 「ボカロPインタビュー」、『Gekkayo』第426号、ゲッカヨ、2011年7月、 26頁。
  4. ^ “バンドとニコ動、2つの顔を持つ「裏表ラバーズ」作者の素性”. ascii.jp (アスキー・メディアワークス). (2010年2月13日). http://ascii.jp/elem/000/000/497/497898/ 2011年5月27日閲覧。 
  5. ^ 『VOCALOIDをたのしもう6』 ヤマハミュージックメディア、2011年、40頁。ISBN 978-4-636-86584-4
  6. ^ “ネットの音楽クリエーターたちが新レーベルを設立”. 日経トレンディネット (日経BP). (2011年3月5日). http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20110304/1034794/?ttr&rt=nocnt 2011年5月27日閲覧。 
  7. ^ “「毎回外さないようにしているのは焦燥感や、もやもやした気持ち」ニコ動ヒットメーカーwowakaが描く思春期の感情”. webDICE (アップリンク). (2011年5月20日). http://www.webdice.jp/dice/detail/3062/ 2011年5月27日閲覧。 
  8. ^ 丹羽一臣 (2011年7月23日). “「まど☆マギ」さやか&杏子の公式キャラソン 作曲はニコ動で活躍のボカロP”. ニコニコニュース (ニワンゴ). http://news.nicovideo.jp/watch/nw90829 2011年8月24日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]