Vフォー・ヴェンデッタ (映画)
| Vフォー・ヴェンデッタ | |
|---|---|
| V for Vendetta | |
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| 監督 | ジェームズ・マクティーグ |
| 脚本 |
ラナ・ウォシャウスキー リリー・ウォシャウスキー |
| 原作 |
キャラクター創造 アラン・ムーア(クレジット無し) デヴィッド・ロイド |
| 製作 |
ジョエル・シルバー グラント・ヒル ラナ・ウォシャウスキー リリー・ウォシャウスキー |
| 製作総指揮 | ベンジャミン・ワイスブレン |
| 出演者 |
ナタリー・ポートマン ヒューゴ・ウィーヴィング スティーヴン・レイ ジョン・ハート |
| 音楽 | ダリオ・マリアネッリ |
| 撮影 | エイドリアン・ビドル |
| 編集 | マーティン・ウォルシュ |
| 製作会社 |
DCエンターテインメント バーチャル・スタジオズ シルバー・ピクチャーズ |
| 配給 | ワーナー・ブラザース |
| 公開 |
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| 上映時間 | 132分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $54,000,000[1] |
| 興行収入 |
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『Vフォー・ヴェンデッタ』(ブイ・フォー・ヴァンデッタ、原題:V for Vendetta)は、2005年に公開されたアメリカ・イギリス・ドイツ合作によるディストピア・スリラー映画。原作は1988年から1989年に刊行されたアラン・ムーアとデヴィッド・ロイドによる同名グラフィックノベル(DCコミックス)。ジェームズ・マクティーグ監督デビュー作であり、脚本をウォシャウスキー姉妹が担当した。主演はヒューゴ・ウィーヴィングとナタリー・ポートマン、他にスティーヴン・レイ。ファシスト全体主義政権によって支配された近未来のイギリスを舞台に、火薬陰謀事件のガイ・フォークスを模したVと名乗る謎の男が綿密なテロ行為で革命を起こそうとする活躍を描く。
本作はムーアの代表作の映画化であり、シルバー・ピクチャーズ、バーチャル・スタジオ、アナルコス・プロダクションズによって制作された。当初ワーナー・ブラザースによって火薬陰謀事件のちょうど400周年となる2005年11月4日に公開される予定であったが延期され、アメリカの映画祭で2005年12月11日に特別上映された後、2006年3月17日に一般公開された。批評家からは絶賛され、興行的にも大きな成功を収めた。しかし、ムーア自身は他の代表作の映画化に不満があったことから、本作を鑑賞すること自体を拒否し、クレジット表記と著作権使用料の受取も拒絶した。
一部の政治団体は本作を政府の抑圧に反抗する寓話と捉え、特にアナキストに引用されることが多い。また、反体制政治組織によるガイ・フォークス・マスクの使用を普及させたと指摘されている。
プロット
[編集]
第三次世界大戦後の近未来。従来の国際秩序は崩壊し、イギリスはアダム・サトラー最高議長率いるノースファイア党により、ファシスト的な全体主義国家に変貌していた。政府はプロパガンダと恐怖政治によって国民を統制し、また移民・同性愛者・異教徒など政権が相応しくないと判断した者を投獄や処刑していた。行政や警察は腐敗して機能不全に陥っており、秘密警察ザ・フィンガーは治安維持を名目に横暴に振る舞って恐れられていた。
国営テレビ局BTNに勤務するイヴィー・ハモンドは14年前に兄がテロ攻撃で命を落とし、両親はノースファイア反対運動家となったが後に捕まり、獄死したという過去を持つ。彼女は夜間外出禁止令を破って外出したため、ザ・フィンガーに見つかり、暴行を受けそうになる。そこをガイ・フォークス・マスクを被った謎の怪人「V」に救出される。そしてVはイヴィーの目の前で裁判所を爆破する。
翌朝11月5日。VはBTNを乗っ取って電波ジャックを行い、国民に対して1年後のガイ・フォークス・ナイトに国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)の前広場に集結し、ノースファイアに反抗の意志を示すよう呼びかける。ザ・フィンガーの長官クリーディーの命令で特殊部隊がテレビ局に突入する中、Vはイヴィーの手助けで脱出する。このため当局に追われることになったイヴィーをVは自身のアジト「シャドウ・ギャラリー」に匿う。
以降、Vは大々的に活動を始め、ノースファイアが権力を握るのに貢献した党幹部3名、首席報道官プロセロ、ロンドン大主教リリマン、研究者サリッジ博士を次々と殺害する。また、Vは元秘密工作員のルークウッドを名乗って、Vの捜査を行うフィンチ警部に近づき、ある資料を渡す。20年前、ノースファイアは拘置所で政治犯を対象に非道な生物兵器実験を行っていた。そこで発明されたウィルス兵器を用いてクリーディは自演テロを行い、その混乱に乗じてノースファイア政権が確立したのであった。また実験の被験者はほぼ全員が死亡したが、「V」房のある囚人は記憶喪失に陥るも肉体強化の副作用を受けて生き延びたとされ、Vの来歴を示唆していた。
一方、一連の殺人に恐怖したイヴィーはアジトを抜け出すと上司でトークショー司会者のディートリッヒに助けを求める。実はディートリッヒは今は政府に禁止されている美術品や同性愛写真などのコレクターであり、Vやイヴィーの勇気を受けてサトラーを告発することを誓う。自身の番組でサトラーを風刺した彼は逮捕・処刑され、イヴィーも捕まり拷問を受ける。独房で見つけた同性愛の罪で処刑された女優ヴァレリーのメモを心の支えにイヴィーは拷問を耐えきり、解放される。ところが彼女を拘禁・拷問していたのは他ならぬVであり、これは恐怖から解放されるための試練であったと説明する。イヴィーは激怒するも、Vが復讐者(Vendetta)であることも理解して同情し、11月5日の再会を約束してシャドウ・ギャラリーを後にする。
ガイ・フォークス・ナイトが近づく中、Vは国中に何千枚ものガイ・フォークス・マスクを配布する。政府とクリーディはフォークスの仮装した者への逮捕・射殺命令を出す。11月4日、秘密警察によって仮装した少女が射殺されたことで暴動が起き、政府は対応に追われる。その中、密かにVはクリーディに接触し、自身の目的はサトラーであり、彼を売れば、投降してやると取引を持ちかける。シャドウ・ギャラリーに戻ってきたVはイヴィーと再会し、彼女に事後を託すと、ダンスを共にする。
11月5日の夜、誰もいない議事堂前を軍隊が見張る中、近くの廃駅となったヴィクトリア駅ではVと、サトラーを拘束し連行してきたクリーディが対面していた。クリーディはサトラーを処刑すると部下にVを殺すように命じるが、Vは致命傷を受けながらも返り討ちにし、クリーディも殺害する。瀕死のVは駆けつけたイヴィーに愛の告白を行うと、彼女の腕の中で息を引き取る。
イヴィーはやってきたフィンチと共にVの遺体を爆弾を積んだ地下鉄車両に乗せ、議事堂地下へと見送る。国会議事堂前には政府の警告を無視したガイ・フォークスの仮装をした国民たちが集まり、その光景に圧倒された軍隊は身動きができない。列車の爆発により地上の議事堂は崩壊し、同時に打ち上がる花火をマスクを外した民衆たちが固唾を飲んで眺める。フィンチに「彼はいったい誰なんだ」と聞かれたイヴィーが「私たち全員だった」と答え、物語は終わる。
キャスト
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上段:左からヒューゴ・ウィーヴィング、ナタリー・ポートマン、スティーヴン・レイ
下段:左からジョン・ハート、スティーヴン・フライ、ロジャー・アラム
※括弧内は日本語吹替
- イヴィー・ハモンド - ナタリー・ポートマン(浅野まゆみ)
- V - ヒューゴ・ウィーヴィング(菅生隆之)
- エリック・フィンチ警視 - スティーヴン・レイ(屋良有作)
- ゴードン・ディートリッヒ - スティーヴン・フライ(島香裕)
- アダム・サトラー首相 - ジョン・ハート(中博史)
- ピーター・クリーディー - ティム・ピゴット=スミス(佐々木勝彦)
- ドミニク警部 - ルパート・グレイヴス(山野井仁)
- ルイス・プロセロ - ロジャー・アラム(長克巳)
- ダスコム - ベン・マイルズ(成田剣)
- デリア・サリッジ - シニード・キューザック(沢田敏子)
- ヴァレリー - ナターシャ・ワイトマン(渡辺美佐)
- 若年時のヴァレリー - イモージェン・プーツ
- アンソニー・リリマン司教 - ジョン・スタンディング(村松康雄)
- ブライアン・エサーリッジ - エディ・マーサン
- コンラッド・ヘイヤー - ガイ・ヘンリー
製作
[編集]企画
[編集]本作はマトリックスシリーズに関わった多くの映画製作者たちによって制作された。 1988年、プロデューサーのジョエル・シルバーはアラン・ムーアの2つの作品、『Vフォー・ヴェンデッタ』と『ウォッチメン』の映画化権を取得した[3]。 『ロードハウス/孤独の街』(1989年)の比較的成功後には脚本家のヒラリー・ヘンキンが雇われた。しかし、彼が書いた草稿版は原作にはないあからさまな風刺やシュールな描写が多く盛り込まれ、さらにあえてぼかされていたVの正体についても明示化する内容で、完成版とはほぼ無関係なものであった。 ウォシャウスキー姉妹は『Vフォー・ヴェンデッタ』のファンで、1990年代半ばに『マトリックス』で名声を得る前に、既に原作に沿った内容の脚本を書いていたほどであった[4]。 『マトリックス』第2作と第3作のポストプロダクション中に姉妹は脚本を見直し、『マトリックス』三部作で助監督を務めたジェームズ・マクティーグに監督をオファーした。3人共に原作のテーマに興味を持ち、現代の政治状況にも関連性があるとみなした。 その後、姉妹は原作の完全性とテーマは保ちつつ、物語を凝縮し、現代風にする改訂作業に着手した。マクティーグは本作の制作にあたって最も影響を受けた作品として映画『アルジェの戦い』を挙げている[5]。
原作者のアラン・ムーアは、自身の作品の映画化について係争が続いていること、また本作の脚本や監督に関与していないという理由から、本作との関係を公式に絶った[6]。 関連して原作の版元のDCコミックスの親会社であるワーナー・ブラザースは、ムーアが映画を支持していると誤った声明を行い、かつ、その撤回に応じなかったため、ムーアはDCコミックスとの協力関係を解消した。 ムーアは脚本にはプロットホールがあるとし[7]、ファシズムとアナキズムという2つの政治的極端を対立させるという原作のテーマが無視されていると指摘した。特に彼は「現代アメリカの新保守主義とリベラリズムの対立に置き換えられてしまった」と述べている[8]。 ムーアの希望により映画のクレジットには彼の名前は記載されていない。共同制作者で作画を担当したデヴィッド・ロイドは映画化を支持し、脚本は非常に優れているが、ムーアが完全に満足するものは、原作を忠実に映像化したものだけだろうとコメントしている[3]。 2021年にロイドはムーアがコミックの構想を練っていた時から、映画化を望んでいたと明かしている[9]。
キャスティング
[編集]当初V役にはジェームズ・ピュアフォイがキャスティングされていたが、撮影開始から6週間で降板した[10]。 当時は物語全編を通してのマスクの着用が困難であったためと降板理由が報じられていたが、後に彼はVの描き方に対する創作面における意見相違が原因であったと語っている[11]。 後任にはマトリックスシリーズでエージェント・スミスを演じたヒューゴ・ウィーヴィングが抜擢された。
Vと並ぶもう一人の主要人物イヴィー・ハモンドにはナタリー・ポートマンがオファーされた。 マクティーグとポートマンの出会いは、彼が助監督を務めた『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』であった。この作品においてポートマンは、方言コーチのバーバラ・バークリーの指導の下でイギリス英語のアクセントを学び、『ウェザー・アンダーグラウンド』などの映画を研究し、メナヘム・ベギンの自伝を読んでいた[5]。 彼女はクレジットで先頭に名前が記載され主演(トップ・ビリング)として扱われた。本作におけるポートマンの役割は、彼女の代表作である『レオン』での役柄と似ていると指摘される[6]。 彼女自身も「Vとイヴィーの関係はあの映画(『レオン』)のような複雑な関係があります。父と娘のような瞬間もあれば、恋人のような瞬間もあり、師弟のような瞬間もあります。そして多くの場合、それらが同時に存在しています」と語っている。
撮影
[編集]本作の撮影はイギリスのロンドンと、ドイツのポツダムにあるバベルスベルク・スタジオで行われた。撮影の大部分はサウンドステージと屋内セットであり、ベルリンでロケ撮影されたのはノースファイアの党集会の回想シーンとラークヒル監獄、リリモン大主教の寝室シーンの3つであった。 終盤の廃墟となったロンドン地下鉄シーンは、廃駅となったオールドウィッチ地下鉄駅で撮影された。 撮影は2004年3月初旬から同年6月初旬まで行われた[3]。 本作は撮影監督を務めたエイドリアン・ビドルの遺作となった。彼は映画公開から9ヶ月後の2005年12月7日に心臓発作で急死した[12]。
ラストのウェストミンスターのシーンは、実際に現地を封鎖して撮影が行われた。 撮影の為、深夜から午前5時まで3日にわたり、トラファルガー広場とホワイトホールからウェストミンスター宮殿(国会議事堂)とビッグ・ベンに至るエリアが封鎖された。 封鎖区域内には安全保証上重要なダウニング街10番地(首相官邸)と国防省が含まれていたが、撮影のために封鎖が行われるのは初めてのことであった[13]。 この異例の撮影許可が降りた経緯について、スティーブン・フライへのインタビューによれば、当時の首相トニー・ブレアの息子ユアン・ブレアが制作に関わっており、製作チームは類を見ないほどの撮影許可を得たとしている。もっとも、この事は映画の内容も含めて野党有力者のデイヴィッド・デイビスがブレアを批判する口実となった。 ただし、映画製作チームはユアンの関与を否定し[14]、異例の撮影許可は14の政府省庁や機関との9ヶ月にわたる交渉を通じて得られたものだと説明している[13]。
ポスト・プロダクション
[編集]本作は全体主義体制下のロンドンに陰鬱で淀んだ感覚を与えるため、グレーのトーンが多用されたレトロフューチャー的な雰囲気を醸し出すように設計された。本作のために作られた最大のセットは「シャドウ・ギャラリー」であり、地下墓地と地下室を合わせたような雰囲気を持つように作られた[15]。
本作における最大の課題の1つが、無表情の仮面をつけたVを生き生きと表現することであった。そのため、照明や演技、ウィーヴィングの声を組み合わせ、状況に相応しい雰囲気を作り出すことに多大な労力が費やされた。仮面で声がくぐもったために、彼のセリフはポスト・プロダクションですべて録り直された[13]。
公開
[編集]
本作は1605年に急進的なカトリック教徒が政府転覆を狙って国会議事堂を爆破しようとした火薬陰謀事件の故事を踏まえた作品である[3]。 そのため、当初は火薬陰謀事件発生から400周年にあたる2005年11月5日の週末に公開される予定であり、キャッチコピーも、同事件を表す伝統的な韻文である「忘れるな、忘れるな、11月5日を」(Remember, remember the 5th of November)であった。ところが公開は2006年3月17日に延期され、このマーケティング戦略は破綻した。延期した理由については7月7日のロンドン地下鉄爆破事件と7月21日の爆破未遂事件(ロンドン同時爆破事件)が指摘されたものの[16]、製作サイドはこの見解を否定し、視覚効果(VFX)の完成に時間が掛かったためだと述べている[17]。 本作はテキサス州オースティンで開かれる映画祭バット・ナム・ア・ソンにて2005年12月11日に初上映された。続いてベルリン映画祭にて2006年2月13日に上映された[18][19]。 一般公開は2006年3月17日にアメリカとイギリス、ほか6カ国の3,365館を皮切りに封切られた[20]。
マーケティング
[編集]プロモーション
[編集]映画の公開に合わせて複数回の記者会見が行われ、その中でキャストと製作陣は映画を取り巻く問題、特に作品の信憑性、アラン・ムーアの反応、意図された政治的メッセージなどについて語る機会があった。 本作はムーアの原作のテーマの一部から意図的に逸脱することが企図されていた。ヒューゴ・ウィーヴィングは「アラン・ムーアが描いたものはかなり昔に起こった出来事についてだった。つまり、サッチャー政権下のイギリスの生活への反応だった(中略)この映画は私たちが今日生きる世界への反応を描いたものです。ですから、私はこの映画とグラフィックノベルは2つの独立したものであると考えています」と説明している。 議論を呼ぶであろう映画の政治的な内容面について、制作陣は本作は答えを提示したり、観客に何を考えるべきか教え込むものではなく、むしろ社会に既に存在する対話に疑問をぶつけ、議論を深めることを意図していると説明している[19]。
書籍
[編集]ムーアとロイドによる原作は映画公開予定日である2005年11月5日に合わせて、2005年10月にハードカバー版として再販された[21]。 本作は原作への関心を再起させ、アメリカでは原作の売上が飛躍的に伸びた[22]。
ウォシャウスキー姉妹の脚本に基づいた、スティーブ・ムーア作(アラン・ムーアとは血縁関係はない)の映画ノベライズ版が、2006年1月31日にポケットスター社から出版された[23]。 姉妹と仕事をしたスペンサー・ラムは、舞台裏を描いた『Vフォー・ヴェンデッタ:脚本から映画へ』と題する書籍を2006年8月22日にユニバース社から出版した[24]。
家庭用メディア
[編集]本作は2006年8月1日にアメリカでDVDがリリースされた[25]。 「1枚組ワイドスクリーン版」「1枚組フルスクリーン版」「2枚組ワイドスクリーン特別版」の、3つのバージョンが用意された[26]。 1枚組版には「Freedom! Forever! Making V for Vendetta」と題されたメイキング特典映像(15分56秒)と劇場予告編が収録されていた[27]。 一方、2枚組特別版には3本のドキュメンタリーとコレクター向けの特典映像がいくつか収録されていた。特別版の2枚目のディスクには、2ページ目の翼の画像をクリックすることで、ナタリー・ポートマンが『サタデー・ナイト・ライブ』に出演した際の映像を収めたイースターエッグを視聴することができた。
Blu-ray版は2008年5月下旬にアメリカで大きく売り上げた[28]。 2020年10月に4K Ultra HD Blu-Ray版がリリースされた[29]。
再上映
[編集]ワーナー・ブラザースは、本作の公開20周年を記念し、ファゾム・エンターテインメントおよびサガ・アーツと提携して、2026年11月1日と5日に劇場で再公開する予定である[30]。
評価
[編集]興行収入
[編集]本作は2006年12月までに1億3,468万6,457ドルの興行収入を記録し、そのうちアメリカ国内で7,051万1,035ドルを記録した。 公開初日は全米興行収入トップであり、推定874万2,504ドルを売り上げた。その後も週末を通して興行収入1位を維持し、推定2,564万2,340ドルを売り上げた。次点の『恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜』は1,560万4,892ドルであった[20]。 フィリピン、シンガポール、韓国、スウェーデン、台湾で初登場1位を記録した。 北米では56のIMAXシアターでも公開され、初登場3日間で136万ドルの興行収入を記録した[31]。
DVD販売も好調であり、公開初週に1,412,865枚を売り上げ、2,768万3,818ドルの収益を計上した。 2006年末までにDVDは3,086,073枚販売され、製作費をわずかに上回る58,342,597ドルの収益を上げた[32]。 2020年11月現在、DVDとBlu-rayの合算売上収益は6540万ドルになっている[33]。
本作はグッズ販売でも成功を収め、2011年以降、ガイ・フォークス・マスクは毎年数十万枚販売されている[34]。 権利を持つタイム・ワーナーは、公式マスクの販売数に比例した手数料収入を得ている[35][36]。 原作者のデビッド・ロイドは「ガイ・フォークス・マスクは今や誰もが知るシンボルとなり、暴政に抗議するための格好のプラカードになった。人々がそれを使ってくれているのは嬉しい。ポップカルチャーの象徴がこのように使われるのは、実にユニークなことだと思う」と述べている[37]。
批評家
[編集]レビュー集計サイト「Rotten Tomatoes」では258件のレビューを基に73%の支持、平均評価は6.8/10となっている。同サイトの批評コンセンサスでは「視覚的な美しさが際立ち、考えさせられる『Vフォー・ヴェンデッタ』の政治的主張は、一部を刺激するかもしれないが、説得力のある物語と印象的な見せ場は、それでも十分な娯楽性を提供している」[38]。 Metacriticでは、39人の批評家を基に100点満点中62点の加重平均スコアを獲得しており、「概ね好評」としている[39]。 CinemaScoreによる観客投票では、A+からFまでの平均点で「B+」と評価されている[40]。
テレビ番組『アット・ザ・ムーヴィーズ』の「イーバート・アンド・ローパー」の映画評論コーナーにおいて、ロジャー・イーバートとリチャード・ローパーは「2人ともサムズアップ」(2人とも推奨)と評価した。イーバートは本作を「ほぼ常に興味を掻き立てる出来事が起こり、私たちにキャラクターとプロットの解読を促し、メッセージを好きな場所に当てはめるよう誘う」と述べた[41]。 『アット・ザ・ムービーズ』のマーガレット・ポメランツとデヴィッド・ストラットンは、ウィーヴィングの顔が一度も見えないにもかかわらず、良い演技と興味深いプロットがあるとし、本作はナチスドイツを彷彿とさせるシーンもあり、観る者の不安を掻き立てると述べた[42]。
BBCのジョナサン・ロスは本作を酷評し、「ひどく憂鬱な失敗作」と評し、「ジョン・ハートやスティーブン・レイといった有名で馴染み深い俳優陣も、ウォシャウスキー姉妹の陰惨な脚本と、その特に貧弱なセリフの残骸の中ではほとんどチャンスがない」と述べた[43]。 『フィラデルフィア・ウィークリー』のショーン・バーンズは、「D」評価とし、その政治的メッセージの扱いが「かなり愚かで、思春期レベルの内容」と批判した[44]。 また、「故エイドリアン・ビドルによる、テレビ水準の過剰な照明と影のない撮影で、ほとんど装飾のないセット」に対する嫌悪感を表し、「この映画は視覚的な侮辱だ」とまで述べている[44]。 加えてバーンズは、アラン・ムーアがクレジットから名前を消させたことについて「その理由は容易に想像できる」とし[44]、ポートマンの演技についても「ポートマンは未だに口を開けて立っているだけで演技が成り立つと信じているようだ」と批判している[44]。
アイルランドのテレビネットワークRTÉのハリー・ゲリンは、本作を「政治スリラー、アドベンチャー、社会批評として機能しており、この3つのいずれか、あるいはすべてを普段なら避けるような観客にも観る価値がある」と述べている。そして「カルト的な人気作となり、その評判は時が経つにつれ高まるであろう」と付け加えている[45]。 BBCのアンディ・ジェイコブズは、この映画に5点中2点の評価を与え、「少しごちゃごちゃしており(中略)物語としてスリルや魅力がほとんどない」と評した[46]。
エンパイア誌は2008年の史上最高の映画ランキングにて、本作を418位に選出した[47]。
栄誉
[編集]本作は受賞数は少なかったが、2007年のサターン賞においてナタリー・ポートマンが主演女優賞を受賞した[48]。 2007年のヒューゴー賞では長編ドラマ部門にノミネートされた[49]。
政治的反響
[編集]全体主義、同性愛、イスラム恐怖症、テロリズムといった問題を扱う本作は、その物議を醸すストーリー展開やテーマに対して社会政治的団体から批判と称賛の両方を受けてきた。
2006年4月17日、ニューヨーク・メトロ・アナキスト同盟は、DCコミックスとタイム・ワーナーに対し、物語の本来のメッセージを暴力と特殊効果に有利になるように薄めたと非難し、抗議活動を行った[50][51]。 アナキストの学者で元イェール大学教授のデヴィッド・グレーバーは本作を否定せず、「ハリウッドの解釈にもかかわらず、無政府主義のメッセージは伝わったと思った」と述べている。しかしながら、続けて彼は「アナーキーとは、コミュニティを形成し、民主的な意思決定を行うことにある。その要素がハリウッドの解釈には欠けている」とも指摘している[50]。
テレビ番組『アット・ザ・ムーヴィーズ』の「イーバート・アンド・ローパー」の映画評論コーナーにおいてローパーは、本作に対するキリスト教系の批判を否定し、Vを「テロリスト」と呼ぶのは、「本質的に独裁者であるヒトラーのような人物」だと指摘した[52]。
LGBTQコミュニティのコメンテーターたちは、本作が同性愛者を肯定的に描いて点を称賛した。『AfterEllen』のサラ・ウォーンは、本作を「これまでで最も親同性愛的な映画の一つ」と評した。ウォーンはさらに、ヴァレリーというキャラクターの中心的な役割を「美しく演じられ、よく書かれているだけでなく、(ハリウッド映画としては)まったく予期せぬものだった」と称賛した[53]。
『ワールド・ソーシャリスト・ウェブ・サイト』(WSWS)のデヴィッド・ウォルシュは、Vの行動を「反民主的である」と批判し、本作を「無政府主義テロリズムのイデオロギーの破綻」の一例であると評している。彼は人民が革命に一切関与していないがために「新しい解放された社会」を建設することはできないだろうと指摘している[54]。
2012年12月16日、中国において、国営テレビ局・中国中央電視台(CCTV)が完全無修正で本作を放映し、歴史的な出来事とみなされている[55]。 政府によって放映が禁止されている映画だと考えられたために、多くの視聴者を驚かせ、国内メディアを統括する国家広播電視総局は、禁止措置対象とは認識していないと述べた。CCTVは外国映画に対する検閲を独自に行なっている。中国社会科学院の政治学者で、かつてCCTVに勤務していたLiu Shanyingは、この放映は中国における映画検閲が緩みつつある兆候ではないかと推測した[56]。
ロシアでは本作を放映したテレビ局に対し、LGBTの宣伝を行ったとして罰金が科せられた(ロシアにおける同性愛宣伝禁止法)[57]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “V for Vendetta (2005)” (英語). Box Office Mojo. 2010年4月6日閲覧。
- ^ “日本映画産業統計 過去興行収入上位作品 (興収10億円以上番組) 2006年(1月~12月)”. 社団法人日本映画製作者連盟. 2010年4月6日閲覧。
- ^ a b c d “V for Vendetta news”. vforvendetta.com. Warner Brothers. 2006年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年3月31日閲覧。
- ^ “V for Vendetta: the Henkin Script”. Shadow galaxy. 2016年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年2月22日閲覧。
- ^ a b “Production Notes for V for Vendetta”. official webpage. vforvendetta.com. 2006年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年4月14日閲覧。
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- ^ MacDonald, Heidi (2006年3月15日). “A FOR ALAN, Pt. 1: The Alan Moore interview”. GIANT Magazine. オリジナルの2007年3月5日時点におけるアーカイブ。 2007年1月3日閲覧。
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参考文献
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外部リンク
[編集]- 2005年の映画
- 2005年のLGBT関連映画
- DCコミックスの映画作品
- アメリカ合衆国とイギリスの合作映画
- アメリカ合衆国のSFアクション映画
- アメリカ合衆国のLGBT関連映画
- アメリカ合衆国のアクション・スリラー映画
- アメリカ合衆国の自警団映画
- イギリスのSFアクション映画
- イギリスのアクション・スリラー映画
- イギリスのLGBT関連映画
- イギリスの自警団映画
- ドイツのSF映画作品
- ドイツのアクション・スリラー映画
- ドイツのLGBT関連映画
- ドイツの自警団映画
- LGBT関連のSF映画
- LGBT関連のアクション映画
- レズビアン関連映画
- ディストピア映画
- ロンドンを舞台とした映画作品
- 文明崩壊後の世界が描かれた映画作品
- 復讐を題材とした映画
- ブランデンブルク州で製作された映画作品
- ベルリンで製作された映画作品
- ポツダムで製作された映画作品
- ロンドンで製作された映画作品
- パインウッド・スタジオで製作された映画作品
- ジェームズ・マクティーグの監督映画
- ダリオ・マリアネッリの作曲映画
- ワーナー・ブラザースの作品
- シルバー・ピクチャーズの作品
- バーベルスベルク・スタジオの作品
- 反ファシズムに関するメディア
- アラン・ムーア