原生生物についての記述を現代化しよう。今時5界説は古すぎるし、Cavarier-Smithの大昔の体系も今更だ。幸い分子系統解析が蓄積してようやく見通しが立ってきたので、とりあえずAdl et al. (2005, 2012, 2019)と矛盾の無い程度にがんばろう。
Adl et al. (2005)の概要は、
- 真核生物は大まかに6つの系統にまとめられる。
- 面白いことに、このうちリザリア以外の全てのグループで、「高等」な(=多細胞性の)生物が生じている。リザリアにもあるかもしれないけど私は気付いていない。
- 面倒なので分類階級(門とか綱)はつけない。
- このせいで体系としてそのまま受け入れにくい。しかし動物学と植物学(あるいは菌類学)との間で軋轢を生じるよりは、お茶を濁した体系にしておくことに意味があるとも言える。上記6つのグループは界または上界に相当すると思っておけば大体納得がいくはず。
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