UK-10

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

UK-10とはキネティック及びマトラ・マルコーニ・スペース(現EADS アストリウム)が製造する人工衛星イオンエンジンである。

概要[編集]

キネティックが開発したUK-T5を基に開発されたのがUK-10である。カウフマン型イオンエンジンに分類される。他のイオンエンジンと同様に、静止衛星の南北制御等に用いられる他、広い推力幅を持ち非常に繊細な推力制御が可能な事から、衛星のドラッグフリー制御にも用いられる。

仕様[編集]

  • タイプ:カウフマン型イオンエンジン
  • 推進剤:キセノン
  • 推力:1〜20mN 12μN毎可変 (公称18mN)
  • 比推力:3,500s
  • イオンビーム口径:100mm
  • ビーム加速電圧:1.1kV
  • 推力発生時消費電力:476W

採用宇宙機[編集]

  • ARTEMIS - 光通信実証衛星。南北制御用に2機搭載。アリアン5の不具合によって低高度に投入されたが、18ヶ月かけ静止軌道に到達。
  • GOCE - 地球重力場観測衛星。空気抵抗相殺によるドラッグフリー実現の為に2機搭載。

関連事項[編集]

外部リンク[編集]