ツァンク試験

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ツァンク試験陽性。中央に3つの多核巨細胞が見られる。

ツァンク試験(-しけん、: Tzanck test)はツァンク細胞を探すために、小水疱を擦過[1]して採取する試験である。

ツァンク細胞(多核巨細胞)は、以下の疾患で見られる。

手順[編集]

  1. 小水疱の底部および側面から擦過して検体を採取
  2. 清潔なガラスの上に乗せる
  3. ライト染色またはギムザ染色で染色
  4. 油液浸レンズを使って顕微鏡検査。(多核巨細胞があれば陽性)[3]

名前の由来[編集]

フランスの皮膚科医Arnault Tzanck(1886–1954)の名をとって名付けられた。

脚注[編集]

  1. ^ コトバンク > デジタル大辞泉 > 擦過とは
  2. ^ Folkers E, Oranje AP, Duivenvoorden JN, van der Veen JP, Rijlaarsdam JU, Emsbroek JA (August 1988). “Tzanck smear in diagnosing genital herpes”. Genitourinary medicine 64 (4): 249–54. PMC 1194227. PMID 3169755. http://www.pubmedcentral.nih.gov/articlerender.fcgi?tool=pmcentrez&artid=1194227. 
  3. ^ Pettit, Normal Microbiota of the Skin, ATSU School of Osteopathic Medicine Arizona, Lecture Slides. Jan 2013.