K-Multimedia Player

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K-Multimedia Player (The KMPlayer, KMPlayer or KMP) は、パンドラTVが開発したマルチメディアプレイヤー

概要[編集]

動画再生だけではなく、winampプラグインに対応する音声ファイル、キャプチャ、音声リピート、多言語対応、果ては字幕編集や動画抽出などの機能を盛り込んだプレイヤーを目指して開発が進められた。K-Multimediaとは、原作者の「姜」から取られた名前である。

当初は、バグフリーズが多く実用に適さないソフトウェアであったが、次第に成長し、最も多くのユーザーに使われるプレイヤーになった。しかし、開発の頂点でパンドラTVが買収を発表。作者の姜はこの判断を嫌い後継のPotPlayerへ開発を移し、現在のK-Multimediaプレイヤーはパンドラ社内で開発が進められている。しかし、作者の姜でも手に負えなかったバグは、直らなかった。

ほとんどプレイヤーとしての進歩は止まっており、微調整が細々と行われているのみの時期すらあったが、2011年前後に開発陣が一新されスキンが完全にリニューアルされるなどの改良が行われている。

アドウェアが同梱されているため使用には注意が必要である[1]

バグ[編集]

長年の指摘として、「時計表示が正常に作動しない」ことがあげられているが、原因は不明のままである。

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 環境によって「KMPlayer」のインストーラーにアドウェアが同梱される現象が判明 [1]