TOP OF THE POPS (桑田佳祐のアルバム)

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TOP OF THE POPS
桑田佳祐ベスト・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル タイシタレーベル
プロデュース 桑田佳祐
専門評論家によるレビュー
  • CDJournal.com link
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続、オリコン[1]
  • 2002年12月度月間1位(オリコン)
  • 2003年度年間4位(オリコン)
ゴールドディスク
桑田佳祐 年表
ROCK AND ROLL HERO
(2002年)
TOP OF THE POPS
(2002年)
MUSICMAN
2011年
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TOP OF THE POPS』(トップ・オブ・ザ・ポップス)は、桑田佳祐の2枚目のベスト・アルバム2002年11月27日発売。発売元はタイシタレーベル

解説[編集]

桑田としては初の純粋なベスト・アルバム。8年ぶりのソロ・アルバム『ROCK AND ROLL HERO』の発売、ROCK IN JAPAN FESTIVALへの出演、原由子のカバーアルバム『東京タムレ』の発売とソロ活動を経て「サザン再開のため。ソロ活動の集大成」として本作が発売された。

選曲は、事前にファンクラブ投票やサザンの公式BBSの意見などから選考されたもの。新曲の「素敵な未来を見て欲しい」は、ファンから『大切な人に送りたい言葉』を募集して製作された楽曲である。そのため、作詞名義は「桑田佳祐&サザンオールスターズ応援団」である。また、ソロ曲だけでなくKUWATA BANDやライブ音源も収録。初CD化楽曲が3曲もあり、新曲、アルバム未収録楽曲をも含めた決定盤である。収録楽曲には、すべてリマスタリングを施している。

同年発売されたオリジナル・アルバム『ROCK AND ROLL HERO』とは連作となっており、ジャケットには“ex ROCK AND ROLL HERO”の看板も見られる。そのため、同アルバムの楽曲は収録されていない。また、当初は2001年に発売したシングル曲を軸にしたオリジナル・アルバムを作ろうとしたが時間的な理由で実現しなかったことが語られている[2]

発売前には「Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない)」を収録しようとの運動もあったが、当時、マスターテープが行方不明だった為に未収録となった。そのため、2012年に発売された次作のベスト・アルバム『I LOVE YOU -now & forever-』に収録された。

本作のCMではゆかりの深い小林克也ナレーションを担当している。

桑田のソロ活動を総括する意味で、桑田のソロ名義だけでなくKUWATA BANDSUPER CHIMPANZEE桑田佳祐&Mr.Childrenでの楽曲を含めた作品になっており、中でも再発がなされていない「奇跡の地球」は本作収録によって音源の入手を容易にした。

本作の初回出荷分の売り上げ収入は、桑田が積極的に参加しているチャリティー機関・AAAに寄付されている。チャリティーシングルとしては発売された「奇跡の地球」、AAAでのライブ音源「ヨイトマケの唄」が収録されたことも関係している。

チャート成績[編集]

2002年12月9日付のオリコンチャートで初週96.1万枚を売り上げて、1位を獲得した[3]。この初週売上は男性ソロアーティストの中で河村隆一の『Love』(102.1万枚)に次ぐ歴代2位を記録しているが、男性ソロのベスト・アルバムとしては歴代1位の売上である[4]

また、累計170万枚(オリコン調べ)を記録し、桑田佳祐名義の作品では最大売上である[5]。男性ソロアーティストのアルバム累計売上では、歴代4位を記録している[6]

本作のオリコンによる登場回数は74回である[7]

受賞[編集]

収録曲[編集]

タイトルは基本的に、オリジナル発売時の表記に従った

楽曲の解説は各収録作品を参照のこと。
※印はKUWATA BAND名義での楽曲。

Disc 1[編集]

  1. 波乗りジョニー(4:28)
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐 管編曲:山本拓夫 弦編曲:島健)
  2. 黄昏のサマー・ホリデイ
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐 英語補作詞:岩本えり子 弦編曲:島健)
  3. 白い恋人達(5:39)
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐 弦&管編曲:島健)
  4. 踊ろよベイビー1962(3:19)
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐)
  5. (4:44)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐 & 小倉博和)
  6. 哀しみのプリズナー(4:15)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐、藤井丈司小林武史)
  7. Blue 〜こんな夜には踊れない(4:49)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐、藤井丈司、小林武史)
  8. 悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)(3:54)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐、藤井丈司、小林武史)
  9. JOURNEY(5:32)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐 & 小倉博和)
  10. 飛べないモスキート (MOSQUITO)(4:50)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐 & 小倉博和)
  11. 真夜中のダンディー(5:14)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐 & 片山敦夫)
  12. 可愛いミーナ(5:24)
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐 弦編曲:島健)
  13. 素敵な未来を見て欲しい(4:25)
    (作詞:桑田佳祐 & サザンオールスターズ応援団 作曲・編曲:桑田佳祐)
    新曲。歌詞はサザンの公式サイトでファンから応募した『大切な人に贈りたい言葉』を参考に、桑田が歌詞を組み合わせたり書き足したりして作り上げた音楽業界でも珍しい試みである。
    PVも製作され、DVD『桑田佳祐ビデオクリップス 2001〜2002 D.V.D. WONDER WEAR』に収録された。DVDにはこの楽曲の製作過程も収録され、少しずつ歌詞やメロディーが形成されていく様子を観る事が出来る。全ての楽器を桑田1人で演奏しており、まさに桑田+スタジオ・ミュージシャン+アレンジャーの形式で作り上げた楽曲である。

Disc 2[編集]

  1. MERRY X'MAS IN SUMMER(5:02) ※
    (作詞:桑田佳祐 作曲・編曲:KUWATA BAND)
  2. BAN BAN BAN(4:38) ※
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:KUWATA BAND)
  3. スキップ・ビート (SKIPPED BEAT)(4:02) ※
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:KUWATA BAND)
  4. ONE DAY(4:00) ※
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:KUWATA BAND)
  5. (3:11)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐 & 小倉博和)
  6. いつか何処かで (I FEEL THE ECHO)(5:19)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐、小林武史、藤井丈司)
  7. 遠い街角 (The wanderin' street)(3:55)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐、藤井丈司、小林武史)
  8. 誰かの風の跡(4:43)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐、藤井丈司、小林武史)
  9. クリといつまでも(4:26)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:SUPER CHIMPANZEE)
  10. 奇跡の地球(ほし)(4:50)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 英語補作詞:Tommy Snyder 編曲:小林武史 & Mr.Children)
  11. 光の世界(5:51)
    {(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:小林武史 & 桑田佳祐)
    奥田民生とのコラボレーション。録音自体は1994年ごろに桑田の自宅スタジオ“猫に小判スタジオ”で行われたとされるが、これまで未発表に終わっており、今回初CD化された。未発表の頃に1度だけ桑田のラジオ番組桑田佳祐のキヤノンFMワンダーランド 〜やさしい夜遊び〜』内でOAされている。
    奥田民生はつじあやののカバーアルバム『COVER GIRL』の中で、デュエットでサザンの楽曲「シャ・ラ・ラ」をカバーしている。
  12. ヨイトマケの唄 (Live at パシフィコ横浜国立大ホール)(6:52)
    (作詞・作曲:丸山明宏 編曲:桑田佳祐)
    丸山(現・美輪)明宏のカバー曲で、2000年に行われたAAAでのライブ音源。NHKライブが放送されたときには唯一放送されなかった曲であり、特に公式BBSでのリクエストが高い曲だったため、初CD化された。
  13. 祭りのあと(4:51)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐 & 小倉博和)

参加ミュージシャン[編集]

作品中でクレジットの記載はないが、新曲及び初CD化楽曲については、公式サイトでクレジットが公開されている。

既発曲に関しては、各収録作品を参照のこと。

Disc 1[編集]

Disc 2[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 【オリコン】桑田佳祐、9年8ヶ月ぶりV2 今年ソロ初の実売50万枚突破 オリコン 2015年7月18日閲覧。
  2. ^ Pen」 2017年 09月01日号 No.435 p60より。
  3. ^ 【オリコン】桑田佳祐ソロベストが首位 今年ソロトップの初週43.2万枚2015年7月18日閲覧。
  4. ^ 平井堅ベスト盤が首位! 初動売上は男性ソロ史上3番目の大ヒット! オリコン 2016年8月2日閲覧。
  5. ^ 桑田佳祐 オリコンスタイル 2015年11月25日閲覧
  6. ^ 平井堅、男性ソロ史上3人目の快挙!ベスト盤が200万枚突破! オリコン 2016年8月2日閲覧。
  7. ^ TOP OF THE POPS オリコン 2017年8月31日閲覧
  8. ^ 第17回日本ゴールドディスク大賞 日本ゴールドディスク大賞 2017年3月18日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]