Sputniko!

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Sputniko!(スプツニコ、尾崎優美[1]1985年7月1日 - )は、ボストン東京を拠点に活動する現代美術家。マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教(Assistant Professor テニュア・トラック) デザイン・フィクション・グループ研究室主宰[2]。所属ギャラリーはSCAI THE BATHHOUSE、所属事務所はボン・イマージュ

略歴[編集]

東京都出身。父親は日本人、母親はイギリス人で、両親共に数学教授。祖父は物理学教授。自身も理系でアメリカンスクール・イン・ジャパンの高校3年を飛び級し、英国のインペリアル・カレッジ・ロンドン数学科および情報工学科に進学、同大学を2006年に一級優等学位で卒業。2年間コンピューター・プログラマーとして働きながらロンドンで作詞作曲・ライブなど音楽活動をしたのち、2008年英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート[3]修士課程に進学、2010年6月に修了。

2007年よりロンドンを拠点に音楽やデバイス、映像などの制作活動を行う。カラスと交信するロボットや女性の生理を疑似体験するマシンなど、テクノロジーによって変化していく社会やジェンダーを扱う映像、音楽、写真、インスタレーション作品を発表している。

2010年6月末からロンドンロイヤル・カレッジ・オブ・アートでの卒業制作展[4]で作品が展示される。卒展をきっかけに発表映像の『カラスボット☆ジェニー』や『生理マシーン、タカシの場合。』『寿司ボーグ☆ユカリ』などがネットで反響を呼ぶ。[5][6]

同年10月末より開かれた東京都現代美術館のグループ展「東京アートミーティング トランスフォーメーション」[7]に参加。制作拠点をロンドンから東京に移す。

2011年7月からのニューヨーク近代美術館(MOMA)でのグループ展「Talk to me」[8][9]に参加。

2012年6月、青森県立美術館でのグループ展「超群島 -Light of Silence」[10]に参加。

同年9月、国際社会において優れた活動を行い、「日本」の発信に貢献したとして、内閣府から「世界で活躍し『日本』を発信する日本人[11]の一人に選出。

同年11月、NTTインターコミュニケーション・センターでのグループ展「アノニマス・ライフ」[12]に参加。

2013年10月末より開かれた東京都現代美術館のグループ展「東京アートミーティング うさぎスマッシュ」[13]に参加。

NHK総合テレビ地球イチバン』で訪れて取材したのがきっかけで、MITメディアラボ創設者ニコラス・ネグロポンテに応募を勧められ、2013年秋よりMITメディアラボの助教に就任。同研究所にデザイン・フィクション・グループを創設。制作拠点を東京から米国ボストンに移す。[14][15]

同年11月「VOGUE JAPAN Women of the Year 2013」受賞。

同年11月、初の著書「はみだす力」(宝島社)を出版。

2014年に日経ビジネス「次代を創る100人」に選出。

2014年4月、ニューヨーク近代美術館(MOMA)の「DESIGN & VIOLENCE」展企画として「生理マシーン、タカシの場合。」に関する1時間の議論イベントが開催される。[16]

2014年9月にブルックリン美術館のグループ展「Killer Heels」[17]に参加。

2014年11月に第二回イスタンブール国際デザインビエンナーレ「The Future is not what it used to be」[18]に参加。

2015年、第3回瀬戸内国際芸術祭への初参加が発表される。[19]

2015年4月にGUCCI新宿で個展「Tranceflora-エイミの光るシルク」を開催。

2015年4月に金沢21世紀美術館「われらの時代:ポスト工業化社会の美術」展、十和田市現代美術館「ジャンプーアートにみる遊びの世界」展に参加。

エピソード[編集]

  • アーティスト名は高校時代のニックネーム「スプートニク」から。
  • 「生理マシーン、タカシの場合。」で女装する男性を演じたためニューハーフと思われる事があるが、性別は女性。
  • 身長175cm。

脚注[編集]

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外部リンク[編集]

公式サイト[編集]

インタビュー・対談[編集]