Smart Game Format
Smart Game Format(SGF)はボードゲームの棋譜保存に使われるコンピュータファイルフォーマットである。
SGFは、Smart Go Board の作者としても知られる Anders Kierulf によって1987年に提案された[1]。その後改良が加えられ、現在一般的に使われているのは1990年代に作られた第4版(FF[4])である。
SGFフォーマットが最も一般に普及しているゲームは囲碁であるが、複数のボードゲームに対応している。SGFが対応している主要なボードゲームには以下のものがある。
- 囲碁
- オセロ
- チェス - Portable Game Notation形式が一般的。
- 連珠
- 将棋
- Lines of Action
- バックギャモン
- Hex
- The Game of the Amazons
- Octi
- Gess
SGFはゲーム情報の保存に木構造表現を使用するが、この木構造では単純な変化を追加することができる。なお、SGFでは可搬性の向上を理由に、バイナリデータの代わりにテキストベースのデータ形式を採用している。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ^ David Ormerod (2011-05-01), An interview with Anders Kierulf of SmartGo, Go Game Guru
外部リンク[編集]
- Arno Hollosi (2006-08-06), SGF File Format FF(4)
- Smart Game Format, Sensei's Library