SailGP

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SailGPで使用される「F50」ヨット

SailGP(セールジーピー)は、2019年に発足したヨットレースのシリーズ。フォイリングにより水面から離れることで高速化を実現した双胴船「F50」が採用されていて、オリンピックメダリストアメリカズカップ優勝者らがこぞって参加している、セーリング界の中で注目されているレース。

概要[編集]

大手IT企業・オラクルの創業者で、自らもヨットチームのオラクル・チームUSAを率いる実業家のラリー・エリソンと、かつてアメリカスカップ等で活躍したヨットマンのラッセル・クーツ英語版が創設したシリーズ[1]。国別チームによる対抗戦、双胴船(カタマラン)ベースのヨットによるワンメイクレースなど、かつてアメリカスカップの前哨戦として行われていた「America's Cup World Series」の仕組みを踏襲したレースとなっている。

レギュレーション[編集]

レース形式は国別対抗戦(2021年現在は8ヶ国)で、イベントは最終戦を除き、全チームによるマスドスタートで争われる「フリートレース」が5レース、そしてフリートレースのポイント上位3チームで争われる「ファイナル」の全6レースで構成される。シーズン最終戦の「グランドファイナル」のみ、シリーズランキング上位2チームのみが参加してのマッチレースで行われ、勝者はシリーズ優勝賞金(2019年は100万ドル)を総取りする。ただし「国別対抗戦」を名乗っているものの、実際のチームメンバーの国籍が当該国家に限られるわけではない[注 1]

ヨットは、第35回アメリカスカップで使用された「ACC」をベースとした双胴船の「F50」を全チームが使用する(ワンメイクレース)。クルーは5人で、総体重は438kg以下に制限される。レース中の全データはオラクルが提供するクラウドに保存され、チームのデータ分析に使用される他、専用アプリを通じて観戦者らにも提供される[3]

参加国[編集]

参戦中[編集]

過去[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 原則、そのチームの国籍者でないと乗船できない。しかし、ヨット新興国である日本と中国の2カ国には、段階的な措置として、1年目は2人、2年目は3人と、1年ごとに国籍者を増員していくことが決められた[2]

出典[編集]

  1. ^ Sailing redefined – The Sail GP Series - ON BOARD Magazine
  2. ^ 中村計 (2019年10月25日). “伝説のヨットマン、最後の大勝負。セールGPはヨットのF1になれるか。”. Number Web - ナンバー. 2021年10月7日閲覧。
  3. ^ SAILGP'S F50 CATAMARAN

関連項目[編集]

外部リンク[編集]