STARシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

STARシリーズ(スター-)とは、かつて、NTTデータによって運用された金融機関向け勘定系システムアウトソーシングパッケージのブランド名称として用いていた、システム群のこと。

本項では、STAR-ACEの後継となるSTELLA CUBEについても記載する。

概要[編集]

2011年10月時点で、

  • STAR-21
  • STAR-ACE
  • STELLA CUBE

の3つの世代に分かれてシステムが稼働していた。このうちSTAR-ACEについては、2011年に稼動したSTELLA CUBEへ順次移行。移行完了次第廃棄を予定し、STAR-21を採用の仙台銀行のSTELLA CUBEへのリプレース時に、STAR-21およびSTAR-ACEの2システムは運用を終え、「STARシリーズ」は終了した[1]

なお、STARシリーズには、勘定系の他、外接系として外国為替オンライン共同システムのSTAR-FREXも含まれていた。

採用行[編集]

STAR-21[編集]

NTTデータが日立製作所メインフレームの各行独自システムのアウトソースを受けた上で順次統合。その改良系として2000年5月に稼働した。アウトソースシステムとしては、後述のSTAR-ACEよりも稼働開始年代が新しいが、このような経緯からシステムの構築自体は、こちらが先である。その後、2009年5月にハードウェア更新された、第2世代のSTAR-21システムを稼働したが、仙台銀行のSTELLA CUBEへのリプレースに伴い、運用終了となった。

旧稼働行

STAR-ACE[編集]

中下位行向けの共同化パッケージならびに、STARシリーズ第2世代のシステムとして、1997年5月から富士通製メインフレームにて稼働を開始。その後、STELLA CUBEの構築に伴い、参加行の移行完了時点で廃棄[4]

旧稼働行

STELLA CUBE[編集]

NTTデータ次期共同センターとして、コアとなるソフトウェアにBeSTAを取り入れた上で構築された、シリーズ第3世代の勘定系システム。メインフレームは日立製作所を採用。

名称は、STARのイタリア語表記と3乗(STrategic(戦略的)、STandard(標準)、STable(安定的・永続的)の3つの「ST」(STarのSTでもある)に由来して、「3乗」としている)を意味するCUBEに由来し、STARシリーズ第3世代であることを意味する。

第2世代のSTAR-ACEの後継システムだが、STAR-ACE参加行に加え、新たな参加行を募り、2011年10月に稼動を開始。仙台銀行がSTAR-21からリプレースして、2013年5月7日に加わり[2]、次いで、同行と経営統合したきらやか銀行が、2015年5月7日にリプレースした。仙台銀行のリプレースした時点で、STARシリーズの勘定系は、本システムに一本化、「STARシリーズ」は終了した。

現稼働行
稼働予定行

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ NTTデータ基幹系共同センター「STELLA CUBER」仙台銀行サービス開始中にある、「注1 STARシリーズとは」を参照
  2. ^ a b 仙台銀行、NTTデータの新型共同システムへの乗り換えを正式決定 」『日経コンピュータ』2010年09月29日
  3. ^ 2010年3月に合併する関東つくば銀と茨城銀、基幹システムは関東つくば銀に統合」 『日経コンピュータ』2009年05月07日
  4. ^ NTTデータが神奈川銀など6地銀向けの共同システムを刷新へ、勘定系パッケージ「BeSTA」を採用 」『日経コンピュータ』2008年3月19日
  5. ^ NTTデータ基幹系共同センター「STELLA CUBER」但馬銀行・富山銀行・長野銀行サービス開始 株式会社NTTデータ 2012年5月7日
  6. ^ NTTデータ基幹系共同センター「STELLA CUBER」神奈川銀行・東北銀行サービス開始 株式会社NTTデータ 2012年7月17日
  7. ^ 神奈川銀と東北銀、NTTデータの勘定系サービスを利用開始」 『日経情報ストラテジー』2012年7月17日
  8. ^ 仙台銀行がNTTデータ「STELLA CUBER」への参加を決定 株式会社NTTデータ 2010年9月29日
  9. ^ NTTデータ基幹系共同センター「STELLA CUBER」仙台銀行サービス開始
  10. ^ きらやか銀行がNTTデータ「STELLA CUBER」への参加を決定 株式会社NTTデータ 2012年7月27日
  11. ^ “福邦銀、基幹系システム刷新へ 提携先と商品開発効率化”. 日本経済新聞. (2018年12月26日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39401380W8A221C1LB0000/ 2019年1月29日閲覧。 
  12. ^ “基幹系システム 名古屋銀、共同型に移行へ”. 日本経済新聞. (2018年1月27日). https://www.nikkei.com/article/DGKKZO26194900W8A120C1L91000/ 2018年2月6日閲覧。