SN 185

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SN 185
Rcw86 420.jpg
SN 185の超新星残骸・RCW 86を撮影したチャンドラX線観測衛星XMM-Newtonの画像。低エネルギーX線は赤、高エネルギーX線は緑で表示されている。2004年6月15日撮影。クレジット: Chandra: NASA/CXC/Univ. of Utrecht/J.Vink et al. XMM-Newton: ESA/Univ. of Utrecht/J.Vink et al.
観測データ (元期 J2000)
分類 Type Ia?
残骸の部類 シェル型
銀河 銀河系
星座 コンパス座およびケンタウルス座
赤経 14h 43m
赤緯 -62° 30′
座標 G315.4−2.3
発見日 185年12月7日
最大等級 (V) -8?
距離 1 キロパーセク (3.3 kly)
物理的性質
元恒星 ?
元恒星の分類 ?
B-V色指数 (B-V) ?
他の特徴 記録された最古の超新星

SN 185(エスエヌ185)は、ケンタウルス座185年12月7日に観測された超新星である。超新星残骸HII領域RCW 86およびX線天体ケンタウルス座X-1 (Cen X-1) である。天球上での位置はケンタウルス座アルファ星のそばで、コンパス座との境界に近い。

中国天文学者客星として観測した記録が歴史書後漢書』に残っており、記録が見つかっている最古の超新星である。RCW 86と位置が一致していたが、RCW 86の年代推定が約1万年とずれがあったため、同定には疑問が残っていた。しかし、2006年X線天文学衛星XMM-Newtonチャンドラのデータをもとにした研究により、2000年という一致した年代が得られ、現在ではこの同定が広く受け入れられている。