SGホールディングスギャラクシースターズ

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SGホールディングスギャラクシースターズ
基本情報
正式名 SGホールディングス女子ソフトボール部
愛称 ギャラクシースターズ
運営母体 SGホールディングス
創設年 2005年[注 1]
所属リーグ
リーグ JDリーグ西地区
本拠地
本拠地 日本の旗 京都府京都市
組織
部長 大久保潔
監督 加藤愛
成績
2023 西地区3位・PO敗退
獲得タイトル
全日本総合選手権優勝 (2回)
1999年[注 2]・2002年[注 2]
国民体育大会優勝 (1回)
1999年[注 2]
外部リンク
公式サイト


SGホールディングスギャラクシースターズ: SGH Galaxy Stars)は、京都府京都市を拠点とする女子ソフトボールチーム。JDリーグ所属。略称はSGH

概要[編集]

前身は1986年創部のミキハウスソフトボール部[1]。2005年から佐川急便(のちにSGホールディングス)ソフトボール部。2022年からJDリーグ西地区所属。

ミキハウス時代の1999年、2002年に全日本総合選手権の優勝歴がある。2004年10月にミキハウス廃部後、当時の山根淳一監督の尽力により佐川急便への譲渡が決まり佐川急便ソフトボール部として再出発[2]。規程により3部リーグからのスタートとなったが、新チーム1シーズン目の2005年に3部リーグ優勝および2部リーグ昇格を決め、2シーズン目の2006年に2部リーグ優勝および1部リーグ復帰を果たした[3]

チーム愛称の「ギャラクシー」は「銀河」を、「スター」は「(選手)」をイメージしている[3]

歴史[編集]

  • 1986年 - 前身のミキハウスソフトボール部が創部[1]
  • 1990年 - 日本リーグ1部に初昇格
  • 1999年 - 全日本総合選手権初優勝
  • 2005年 - ミキハウスの廃部に伴い、佐川急便ソフトボール部(2005年は佐川急便関東)として日本リーグ3部から再出発
  • 2007年 - 日本リーグ1部に復帰
  • 2013年 - SGホールディングスグループとなる
  • 2016年 - 日本リーグ1部の所属チームのセカンドネーム登録に伴いSGホールディングスギャラクシースターズとなる
  • 2022年 - JDリーグ創設に伴い、同リーグ西地区に所属

成績[編集]

日本リーグ戦績[編集]

日本リーグ1部に決勝トーナメント方式が導入された1994年から、JDリーグ創設前の最終シーズンとなった2021年までの戦績。

年度 所属リーグ 総合順位 試合 リーグ順位 全日本総合 備考
1994 日本リーグ2部 2位 14 11 3 0 不明 ミキハウス
1995 日本リーグ2部 2位 14 10 4 0 不明 1部リーグ昇格決定
1996 日本リーグ1部 5位 16 9 7 0 3位[注 3] 不明
1997 日本リーグ1部 8位 16 7 9 0 4位[注 3] ベスト4
1998 日本リーグ1部 7位 16 10 6 0 4位[注 3] 2回戦
1999 日本リーグ1部 7位 22 10 12 0 7位 優勝
2000 日本リーグ1部 9位 22 9 13 0 9位 ベスト8
2001 日本リーグ1部 4位 22 15 7 0 4位 ベスト8
2002 日本リーグ1部 準優勝 22 15 7 0 4位 優勝
2003 日本リーグ1部 6位 22 13 9 0 6位 準優勝
2004 日本リーグ1部 6位 22 12 10 0 6位 ベスト8 ミキハウスの廃部により佐川急便に譲渡
3部リーグからの再スタートとなる
2005 日本リーグ3部 1位 7 7 0 0 - 1回戦 佐川急便関東
2部リーグ昇格決定
2006 日本リーグ2部 1位 16 14 2 0 - 1回戦 佐川急便
1部リーグ昇格決定
2007 日本リーグ1部 8位 22 8 14 0 8位 ベスト8
2008 日本リーグ1部 8位 22 8 14 0 8位 ベスト8
2009 日本リーグ1部 8位 22 7 15 0 8位 ベスト8
2010 日本リーグ1部 7位 22 9 13 0 7位 ベスト8
2011 日本リーグ1部 9位 22 8 14 0 9位 ベスト8
2012 日本リーグ1部 8位 22 10 12 0 8位 2回戦
2013 日本リーグ1部 8位 22 7 15 0 8位 1回戦 SGホールディングスグループ
2014 日本リーグ1部 9位 22 7 15 0 9位 準優勝
2015 日本リーグ1部 9位 22 7 15 0 9位 ベスト8
2016 日本リーグ1部 9位 22 7 15 0 9位 2回戦 SGホールディングスギャラクシースターズ
2017 日本リーグ1部 5位 22 11 11 0 5位 ベスト8
2018 日本リーグ1部 7位 22 10 12 0 7位 ベスト8
2019 日本リーグ1部 8位 22 10 12 0 8位 2回戦
2020 日本リーグ1部[注 4] 12位 11 2 9 0 12位 開催中止[注 5] 2部リーグ降格決定
2021 日本リーグ2部 1位 14 14 0 0 - 1回戦
  • 決勝トーナメント方式が導入された1994年以降、「総合順位」の1-4位はリーグ上位4チームによる決勝トーナメントの結果で決定。5位以下は「リーグ順位」に同じ[注 6]
  • 「リーグ順位」は、決勝トーナメント方式が導入された1994年以降の、リーグ戦における順位。上位4チームは決勝トーナメントに進出[注 6]

JDリーグ戦績[編集]

年度 所属リーグ 総合順位 試合 リーグ順位 全日本総合 備考
2022 JDリーグ - 29 18 11 0 西3位[注 7] 2回戦
2023 JDリーグ - 29 18 10 1 西3位[注 7] 2回戦

選手・スタッフ[編集]

2022年4月現在[4]
ポジション # 名前 年齢 身長 投打 出身校 備考
選手
投手 11 並木あかね 28歳 168cm 右·右 神田女学園高→城西大
15 丹羽萌 26歳 162cm 左·左 東海学園高→中京大
18 三原千空 25歳 166cm 右·右 兵庫大附属須磨ノ浦高→園田学園女子大
21 菅原菜々美 21歳 165cm 右·右 花巻東高
29 カーヤ・パーナビー 33歳 170cm 左·左 ハワイ大
81 グレータ・チェッケッティ 35歳 183cm 右·右 テキサスA&M大 新加入
捕手 8 藤原麻由 24歳 159cm 右·左 兵庫大附属須磨ノ浦高 副主将
9 相馬里砂 27歳 170cm 右·右 由利高→富士大
20 山科真里奈 33歳 161cm 右·右 鈴峯女子高
34 エリカ・ピアンカステリ 27歳 175cm 右·右 マクニーズ州立大 新加入
内野手 1 高橋真子 26歳 163cm 右·左 兵庫大附属須磨ノ浦高
2 山本星 22歳 156cm 右·左 兵庫大附属須磨ノ浦高
4 大國結華 25歳 160cm 右·右 光明学園相模原高→東京国際大
7 柳瀬友紀 34歳 159cm 右·右 岡山東商業高 内野手兼コーチ
10 高橋まひろ キャプテン 23歳 159cm 右·右 兵庫大附属須磨ノ浦高 主将
16 ステーシー・ポーター 42歳 179cm 右·右 ピール・テクノロジー高
17 小西彩未 24歳 172cm 右·左 木更津総合高→園田学園女子大 新加入
19 松井陽日 28歳 155cm 右·右 倉敷中央高→環太平洋大 副主将
外野手 5 小暮沙希 24歳 159cm 右·右 埼玉栄高→城西大 新加入
25 中村光里 29歳 156cm 右·左 津幡高→園田学園女子大
27 桃原祐里 26歳 165cm 右·右 普天間高→環太平洋大
監督・コーチ
監督 30 加藤愛 40歳 - - 神村学園高→環太平洋大
コーチ 7 柳瀬友紀 34歳 - - 岡山東商業高 内野手兼コーチ

歴代所属選手[編集]

投手
捕手
内野手
外野手

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 前身のミキハウスソフトボール部は1986年創部
  2. ^ a b c 前身のミキハウスとして
  3. ^ a b c 1994-1998年は1部リーグを2グループに分けて開催されたため、所属グループにおける順位
  4. ^ 新型コロナウイルスの影響により全11試合での開催
  5. ^ 新型コロナウイルスの影響により開催中止
  6. ^ a b 2020年、2021年は、上位5チームによる決勝トーナメントを実施
  7. ^ a b プレーオフ進出(敗退)

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]