S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス
種類 | 合同会社 |
---|---|
本社所在地 |
アメリカ合衆国 55 Water Street, ニューヨーク市, ニューヨーク州 |
設立 | 2012年 |
業種 | 金融業 |
代表者 | Alex Matturri(CEO) |
売上高 | US$ 1,052 million(2018年)[1] |
主要株主 |
S&P グローバル CMEグループ |
S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス(英: S&P Dow Jones Indices LLC)は、S&P グローバル(NYSE: SPGI)とシカゴ・マーカンタイル取引所グループ(CME Group Inc.、NASDAQ: CME)の合弁事業として運営される、インデックス・プロバイダー。株価指数・債券指数やコモディティ指数など、金融市場指数を幅広く提供している。
沿革
[編集]2012年7月、マグロウヒル(現在のS&P グローバル)の子会社であったS&P インデックスと、シカゴ・マーカンタイル取引所グループの子会社であったダウ・ジョーンズ・インデックスの合併により設立された[2]。
インデックス算出企業としての歴史は、1882年のダウ・ジョーンズによるDow Jones Average(現在のダウ輸送株20種平均の前身)、また、1923年のスタンダード・スタティスティクス・カンパニーによる株式市場指数の算出開始に遡る[3]。1941年、スタンダード・スタティスティクス・カンパニーはプアーズ・パブリッシングと合併しスタンダード&プアーズとなり、1957年、S&P 500の算出を開始、1966年、マグロウヒルがスタンダード&プアーズを買収、1982年、シカゴ・マーカンタイル取引所がS&P 500の株価指数先物取引を開始、1999年に欧米豪や日本を網羅する世界初のグローバル指数算出を開始し、債券指数やコモディティ指数など対象を拡大した[3]。ダウ・ジョーンズは2007年12月にニューズ・コーポレーションの傘下となるが[4]、インデックス算出部門は2010年にダウ・ジョーンズ・インデックスとして、シカゴ・マーカンタイル取引所グループに株式の9割が売却された[5]。2011年11月、マグロウヒルとシカゴ・マーカンタイル取引所グループの間で、S&P インデックスとダウ・ジョーンズ・インデックスの合併が合意され[2]、翌年7月に合併、世界最大規模の指数算出企業に成長している。
指数
[編集]- グローバルインデックスシリーズ
- 各国インデックス
- S&P 500
- S&P 100
- ダウ・ジョーンズ工業株価平均
- ダウ・ジョーンズ輸送株平均
- ダウ・ジョーンズ公共株平均
- ダウ・ジョーンズ米国不動産指数
- S&P トロント総合指数
- S&P トロント60指数
- S&Pメルバル指数
- S&P/ASX 200
- S&P/NZX 50
- S&P BSE SENSEX
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “S&P GLOBAL REPORTS 4th QUARTER AND FULL-YEAR 2018 RESULTS” (PDF) (英語). S&P グローバル (2019年2月7日). 2020-01-110閲覧。
- ^ a b “CME-McGraw-Hill Launch S&P-Dow Jones” (英語). Zacks (2012年7月3日). 2016年12月18日閲覧。
- ^ a b “節目となる出来事”. S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス. 2016年12月18日閲覧。
- ^ “News Corp. Completes Takeover of Dow Jones” (英語). ニューヨーク・タイムズ (2007年12月14日). 2016年12月18日閲覧。
- ^ “CME to take control of Dow index business” (英語). フィナンシャル・タイムズ (2010年2月12日). 2016年12月18日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス 指数ハンドブック 2021 (PDF) - 日本語によるインデックス概要公式ガイド
- S&P Dow Jones Indices News & Press Release(プレスリリース一覧)