レクサス・RC

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レクサスRCF
レクサス・RC
ASC10/AVC10/GSC10型
RC300h F SPORT
LEXUS RC300h F SPORT Japan 2014 Front.JPG
RC300h F SPORT リア
LEXUS RC300h F SPORT Japan 2014 Rear.JPG
RC300h F SPORT インテリア
LEXUS RC300h F SPORT Japan 2014 Interior.JPG
販売期間 2014年10月23日 -
乗車定員 4名
ボディタイプ 2ドアクーペ
エンジン RC300(旧称:RC200t)
8AR-FTS型:
1,998cc 直列4気筒 直噴DOHCターボ (2015年9月-
RC300h
2AR-FSE型:
2,493cc 直列4気筒 直噴DOHC (2014年10月-
RC350
2GR-FSE型:
3,456cc V型6気筒 直噴DOHC
2014年10月-2017年11月
2GR-FKS型:
3,456cc V型6気筒 直噴DOHC
2017年11月-
駆動方式 後輪駆動
モーター RC300h
1KM型:交流同期電動機
最高出力 RC300(旧称:RC200t)
180kW (245PS)/5,800rpm
RC300h
エンジン:
131kW (178PS)/6,000rpm
モーター:
105kW (143PS)
システム最高出力:
162kW (220PS)
RC350
234kW (318PS)/6,400rpm
2014年10月-2017年11月
234kW (318PS)/6,600rpm
2017年11月-
最大トルク RC300(旧称:RC200t)
350N・m (35.7kgf・m)/
1,650-4,400rpm
RC300h
エンジン:
221N・m (22.5kgf・m)/
4,200-4,800rpm
モーター:
300N・m(30.6kgf・m)
RC350
380N・m (38.7kgf・m)/
4,800rpm
(2014年10月-2017年11月
380N・m (38.7kgf・m)/
4,800rpm
2017年11月-
変速機 RC300(旧称:RC200t)
/RC350:8速AT(8-Speed SPDS)
RC300h電気式無段変速機
サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン
後:マルチリンク
全長 4,695mm
全幅 1,840mm
全高 1,395mm
ホイールベース 2,730mm
車両重量 1,680-1,760kg
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
-自動車のスペック表-

RC(アールシー、Lexus RC)およびRC F(アールシー エフ、Lexus RC F)は、トヨタ自動車が展開する高級車ブランド「レクサス」が販売する2ドアクーペである。

初代 ASC10/AVC10/GSC10型(2014年 - )[編集]

概要[編集]

レクサスのクーペモデルは、レクサスブランドを北米で展開していた、1991年から2001年の間に生産されたSC(初代モデル)が最初である(日本では3代目ソアラとして販売)。SCは2010年で生産終了となっており[1]RCはレクサスのクーペモデルとして約4年ぶりの復活となった。

エクステリアは、「アヴァンギャルド・クーペ」をテーマに、フロントからキャビン、リヤへと連続する一体感あるプロポーションと、クーペならではの佇まいを融合。また、スピンドルグリルを起点とするワイド&ローのフロントビューと、張り出したホイールフレア、L字型に発光するフロント・リヤのLEDランプを特徴とする。

インテリアでは、ドアトリムやコンソールリッドに同形状のデザインエレメントを連続的に重ね合わせ、そのなかに金属や革調素材を織り込むことでエレガンスを表現。また、ドアトリムのオーナメントパネル裏側から上方に発光するアンビエントイルミネーションをレクサス車として初採用した。

パワートレインは、「RC350」にV型6気筒3.5Lエンジン「2GR-FSE」型を搭載。最高出力234kW(318PS)と最大トルク380N・m(38.7kgf・m)を発生する。トランスミッションは電子制御8速オートマチック「8-Speed SPDS」を採用。ハイブリッドモデルの「RC300h」には直列4気筒2.5L 「2AR-FSE」型をコアとするハイブリッドシステムを搭載。システム最高出力は162kW(220PS)を発生するとともに、JC08モード走行燃費で23.2km/Lとシリーズ随一の低燃費を実現。トランミッションは電気式無段変速機で、6速シーケンシャルシフトを組み合わせる。また、2015年9月には直列4気筒2.0Lターボエンジン「8AR-FTS型」を搭載する「RC200t」(2017年11月より「RC300」に改称)をエントリーモデルとして追加している(詳細は、下記年表の「2015年9月17日」を参照)。

大断面のロッカーパネルなどを採用しボディ剛性を強化するとともに、レーザースクリューウェルディングやボディ接着剤、高剛性のガラス接着剤なども採用し、走りと乗り心地の両立を図った。また、操縦安定性向上のためフラット化を徹底したアンダーボディやエアロスタビライジングフィンを装着し、空気の流れを車両安定性の確保に利用する「空力操安」というアプローチを採っている。

サスペンションでは、「NAVI・AI-AVS」[注 1]を採用し、フラットな乗り心地と安定性を実現するとともに、ナビゲーションから受信したコーナー情報をもとにあらかじめ減衰力の制御を行うことで、優れた旋回性能を確保する。

「F SPORT」は、Fメッシュパターンのスピンドルグリルや、メーターリングがスライドする液晶メーターなど専用パーツを装備。また、「RC350 "F SPORT"」には、ギヤ比可変ステアリング(VGRS)、EPS[注 2]および後輪の切れ角を制御するDRS[注 3]を統合制御するLDH(レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム)を採用した。

安全装備では、「プリクラッシュセーフティシステム」 (ミリ波レーダー方式)、「レーンディパーチャーアラート[LDA]」、オートマチックハイビーム[AHB]、「ブラインドスポットモニター[BSM]」、「リヤクロストラフィックアラート[RCTA]」を全車にメーカーオプション設定。また、2017年11月に実施した一部改良では、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を全車に標準装備とし安全性能の強化を図っている。


RC F(USC10型)(2014年 - )[編集]

レクサス・RC F
USC10型
販売期間 2014年10月23日 -
乗車定員 4名
ボディタイプ 2ドアクーペ
エンジン 2UR-GSE型:
4,968cc V型8気筒 直噴DOHC
駆動方式 後輪駆動
最高出力 351kW (477PS)/7,100rpm
最大トルク 530N・m (54.0kgf・m)
/4,8000-5,600rpm
変速機 8速AT(8-Speed SPDS)
サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン
後:マルチリンク
全長 4,705mm
全幅 1,850mm
全高 1,390mm
車両重量 1,780-1,820kg
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク・対向6ポッドキャリパー
後:ベンチレーテッドディスク・対向4ポッドキャリパー
-自動車のスペック表-

RC Fは、アグレッシブな意匠と、サーキット走行ができるプレミアムスポーツカーであり、"F"のスポーツイメージをけん引していくモデルとして開発された。同時発売したRCをベースに、エンジン、足回り、空力パーツなどに専用装備や先進技術を採用している。

パワートレインには、V型8気筒5.0Lの「2UR-GSE」型を搭載。最高出力351kW(477PS)と最大トルク530N・m(54.0kgf・m)を発生する。レクサス・IS Fが搭載していた仕様に対し、シリンダーヘッドやコンロッドなどを刷新することで、出力/トルクは40kW(54PS)/ 25N・m(2.5kgf・m)それぞれ向上。街中などでの低負荷走行時には、アトキンソンサイクルでの燃焼に切り替え、低燃費と高出力を両立した。トランスミッションは8-Speed SPDSを組み合わせている。

走行性能では、後輪駆動車として世界初採用となる駆動力制御システム「TVD」[注 4]をメーカーオプション設定。走行状態に応じて後輪左右の駆動力を電子制御し、コーナリング時に理想的な車両挙動を実現する。RCで採用した大断面のロッカーパネル、レーザースクリューウェルディングなどに加え、専用のフロアアンダーブレース、リヤパーテーションブレースなどを追加しボディ剛性をさらに強化。また、19インチ大径タイヤ(フロント:255/35ZR19、リヤ:275/35ZR19)を採用するとともに、サスペンションはパーツを新設計しサスペンション剛性の確保とロール剛性の適正化を実施。ブレーキは、フロント/アルミ対向6ピストン、リヤ/アルミ対向4ピストンモノブロックキャリパーを採用した。

エクステリアは、RCに対し、前後バンパー・フロントフェンダー・エンジンフード・トランクリッドが専用デザイン。また、リヤフェンダーフレアが拡大されている。レクサス初の"F"専用漆黒メッキグリルモールを採用し、大型ブレーキ冷却ダクトを設置したスピンドルグリルと、フロントバンパーの両サイドに位置するオイルクーラー開口部形状でダブルのスピンドルを形成し、RC Fの独自性を表現。加えて、トラペゾイダル(台形)配置の4連エキゾーストディフューザーや、フロントフェンダーに刻まれたL字シェイプのサイドエアアウトレットなどで、"F"のアイデンティティを継承。エンジンフード上のエアアウトレットや、速度に応じて制御される可動式リヤスポイラー「アクティブリヤウイング」などは、冷却性能や空力性能が効果的に機能するようデザインされている。ボディサイズは、RCに対し、全長、全幅がそれぞれ10mmずつ拡大されるほか、全高は5mm低くなっている。

インテリアでは、表皮一体発泡成形により体圧分布とホールド性に配慮したヘッドレスト一体のハイバックスポーツシートを採用。また、ステアリングホイール&シフトノブのディンプル本革に施したかがり縫いステッチは、ホワイト、ブラック、ブルーの3色で構成する専用意匠とした。さらにドライブモードに連動して表示が切り替わる"F"専用メーターを搭載している。

Carbon Exterior package”は、LFA工房で生産するカーボン製のエンジンフードやルーフとTRDによるカーボン製のアクティブリヤウイングを採用したことで、約10kgの軽量化するとともに、ツートーンカラーとなるエクステリアが個性を印象づけている。

年表[編集]

2013年11月20日
第43回東京モーターショーで「RC」をワールドプレミア。発売は2014年後半と発表[2]
2014年1月14日
2014年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)にて、「RC F」をワールドプレミア。発売は2014年後半と発表[3]
2014年2月28日
第84回ジュネーブモーターショーに、「RC F SPORT」を出展すると発表[4]
2014年10月23日
RCRC F共に、同日発売[5][6]。なお、RC F "Carbon Exterior package"のみ、2015年1月末頃の発売と発表。
  • RCのラインアップは、直列4気筒2.5Lハイブリッドシステムを搭載する「RC300h」、V型6気筒3.5Lを搭載する「RC350」の2モデル。両モデル共に、「標準仕様」・「F SPORT」・「version L」の3種の仕様を用意。また、RC FはV型8気筒5.0Lエンジンを搭載。
  • RCのボディカラーは全10色。全グレード共通色として、「プラチナムシルバーメタリック〈1J4〉」、「マーキュリーグレーマイカ〈1H9〉」、「ソニックチタニウム〈1J7〉」、「ブラック〈212〉」、「スターライトブラックガラスフレーク〈217〉」に加え、新規開発色「ラディアントレッドコントラストレイヤリング〈3T5〉(メーカーオプション)」を設定。「標準仕様」と「version L」には、さらに「ホワイトパールクリスタルシャイン〈077〉」が追加される。また、「F SPORT」には、専用色として「ホワイトノーヴァガラスフレーク〈083〉」に加え、新規開発色となる2色「ラヴァオレンジクリスタルシャイン〈4W7〉」と「ヒートブルーコントラストレイヤリング(メーカーオプション)〈8X1〉」を設定する。インテリアカラーは、「標準仕様」(シートマテリアル:L tex)と「version L」(同:セミアリニン本革)に「クローブ」、「ムーンストーン」、「トパーズブラウン」、「ブラック」の4色を設定。また、「F SPORT」のみ「トパーズブラウン」に替わり、専用設定の「ダークローズ」が選択可能[7]
  • RC Fのボディカラーは、専用色「ソニックシルバー〈1J2〉」のほか、「ホワイトノーヴァガラスフレーク〈083〉」、「マーキュリーグレーマイカ〈1H9〉」、「ブラック〈212〉」に、「ラディアントレッドコントラストレイヤリング〈3T5〉(メーカーオプション)」、「ラヴァオレンジクリスタルシャイン〈4W7〉」、「ヒートブルーコントラストレイヤリング(メーカーオプション)〈8X1〉」の新規開発色3色を加えた全7色を設定。インテリアでは、アルカンターラ/セミアリニン本革ハイバックスポートシート(インテリアカラー:ブラック)を標準装備。また、メーカーオプション設定となるセミアリニン本革ハイバックスポートシートでは、インテリアカラーは「ブラック」に加え、「フレアレッド」、「ホワイト」、「ブラック&アクセントオレンジ」の計4色から選択可能となる[8]
2015年9月17日
RCRC F共に一部改良(10月1日発売)[9][10]
  • RCには、直列4気筒2.0L直噴ターボエンジン「8AR-FTS」型を搭載する「RC200t」を新設定。最高出力180kW(245PS)、最大トルクは350N・m(35.7kgf・m)を発生する。トランスミッションは、電子制御8速オートマチック「8-Speed SPDS」を組み合わせ、パフォーマンスダンパー(フロント)を新採用。「RC350」の「F SPORT」には、パフォーマンスダンパー(フロント)トルセンLSD、"F SPORT"専用オレンジブレーキキャリパー(フロント・リヤ/フロントLEXUSロゴ)を新たにメーカーオプション設定とした(RC200t F SPORTにも設定)。ボディカラーは「標準仕様」と「version L」専用色である「ホワイトパールクリスタルシャイン〈077〉」を「ソニッククォーツ〈085〉」に変更した。
  • RC F は、リアサスペンションアームとブッシュの変更を行ったほか、エンジンは組み立て後に一基ずつ回転バランスを調整する専用工程を追加。ブレーキキャリパーのロゴを「LEXUS」からレクサススポーツの象徴である「F」に変更し、専用オレンジブレーキキャリパー(フロント・リヤ)を新たにメーカーオプション設定。エクステリアでは、4連エキゾーストディフューザーの意匠を変更し、インテリアでは直線基調のアルミ製スポーツペダル&フットレストを新採用した。
2016年8月25日
RCRC F共に一部改良[11]
  • RCは、ボディカラーの設定を変更。「スターライトブラックガラスフレーク〈217〉」に替わり、「グラファイトブラックガラスフレーク〈223〉」を設定し全10色とした。また、アルミホイール(18インチ・19インチ)の本体色をダークメタリック塗装に変更して切削光輝を施し、スピンドルグリル(専用グリルを採用する「F SPORT」を除く)はカラーリングをスターライトブラックガラスフレークに変更。さらに、「RC200t」のみの設定であったパフォーマンスダンパー(フロント)を「RC350」にも新たに標準装備した。
  • RC Fは、標準設定のアルミホイールの意匠を7本スポークに変更。走行性能では、F”モデル用に開発した「NAVI・AI-AVS」標準装備。ショックアブソーバーの減衰力を電子制御し、ロール姿勢の最適化とステアリングレスポンスの向上を図るとともに、ナビゲーションのコーナー情報から予め制御を行うことで優れた旋回性能も確保した。また、エンジンコンパートメントブレースを取り付けるブラケットをアルミダイカスト製に変更し、フロントのボディ剛性を強化。さらに、電動パワーステアリング(EPS)と「TVD」(メーカーオプション)のチューニングを実施した。
  • RCRC F共通の変更点として、G-Linkの機能である「LEXUS Apps」や「マップオンデマンド」等で、高速データ通信が可能となるLTE通信に対応した。
2017年11月30日
RCRC F共に一部改良。(同日発売)同時にRCの特別仕様車を設定。(2018年2月1日発売)[12]
  • 両モデル共通で、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を全車に標準装備。プリクラッシュセーフティシステム(歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ)、レーンディパーチャーアラート[LDA](ステアリング制御機能付)、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)、オートマチックハイビーム[AHB]をパッケージ化し、安全運転支援の強化。また、ナビディスプレイは10.3インチに拡大し利便性を向上するとともに、ドライブモードセレクトには「CUSTOMモード」を新設し、パワートレーン、シャシー、空調の各制御の組み合わせが自由に選択可能となった。
  • RC350」は、V型6気筒3.5Lエンジンを「2GR-FSE」型から、アトキンソンサイクルを採用した「2GR-FKS」型に換装。JC08モード走行燃料消費率が「0.4km/l」向上し「10.2km/l」に改善。なお、最高出力/最大トルクの数値に変化はなく、234kW(318PS)/ 380N・m(38.7kgf・m)を発生する。但し、最高出力の発生回転数は6,400rpmから6,600rpmと高くなった。また、2.0Lターボエンジン搭載車は「RC200t」から「RC300」に改称。さらに、インテリアカラーの「ムーンストーン」は「Vesion L」専用色に変更となった。
  • RC Fは、ブラインドスポットモニター[BSM]とリヤクロストラフィックアラート[RCTA]を標準装備化。またボディカラーは「ネープルスイエローコントラストレイヤリング(メーカーオプション)〈5C1〉」を追加するとともに、「ソニックシルバー〈1J2〉」、「ブラック〈212〉」をそれぞれ「ソニックチタニウム〈1J7〉」、「グラファイトブラックガラスフレーク〈223〉」に変更し全8色とした。
  • RCの特別仕様車「F SPORT Prime Black」は、「F SPORT」をベースに、ボディカラーを「グラファイトブラックガラスフレーク〈223〉」、インテリアカラーを専用の「ブラック&オレンジステッチ」とし、漆黒メッキのスピンドルグリルフレーム、マットクリア塗装の19インチアルミホイール、ブラックステンレスのウインドウモール、職人が一つずつ本杢を墨色に仕上げたステアリングホイールなど、内外装をブラックを基調としたコーディネートとした。また、専用墨本杢調オーナメントパネル、三眼フルLEDヘッドランプ(ロー・ハイビーム)&LEDフロントターンシグナルランプを特別装備としている。
2018年2月1日
特別仕様車「F 10th Anniversary」を限定発売[13]
  • “F”誕生10周年を記念したRC Fの特別仕様車「F 10th Anniversary」を設定し、2月1日から先着順で予約受付を実施することを発表。5月に台数限定(35台)で発売された。エクステリアは、新規開発されたボディカラー「マット マーキュリーグレーマイカ〈1K7〉」を採用したほか、「CFRP」製のフロントサイドスポイラー・サイドエアアウトレット&大型ロッカーモール・リヤサイドスポイラー・リヤディフューザーや、専用チタンマフラー/ブルーサテンマフラーバッフル、専用エンボスルーフを採用し軽量化を実現。パフォーマンスダンパーの採用とともに、走行性能の向上を図っている。また、鍛造アルミホイールには、BBS製の「専用ブラック塗装・スパイラル10本スポーク」を採用したほか、専用ブルーブレーキキャリパー(フロント・リヤ)を特別装備とした。インテリアでは、“F”のシンボルカラーであるヒートブルーをモチーフとした「ブルー」の専用内装色を採用。セミアニリン本革ブルー&アクセントホワイトハイバックスポーツシート(前席)、ブルー&アクセントホワイトステアリング/シフトノブ、ブルーカーボンオーナメントパネル、専用アニバーサリープレートを特別装備している。
2018年8月30日
マイナーチェンジした新型「RC」を世界初公開。同年10月2日に開催されるパリモーターショーに出展を予定としたほか、日本での発売は2018年10月下旬を予定、と発表[14]

車名の由来[編集]

車名の「RC」は「Radical(=急進的な、先鋭の、新しい、面白いの意味)Coupe」に由来。「350」は3.5Lエンジン、「300」は3.0Lガソリンエンジン並の動力性能を有することを、「h」はハイブリッドカーであることを表す。 「t」はターボカーであることを表す。 「RC F」の「F」は「富士スピードウェイ」から来ている。

モータースポーツ[編集]

SUPER GTのGT500クラスにおいて、レクサス・SC430の後継車として2014年2016年の3年間に参戦していた。なおレギュレーションにより、GT500用マシンのエンジンは市販車と異なり、スーパーフォーミュラでも使われているトヨタ・RI4Aが搭載される。GT-R勢に若干押されつつも、不調のNSX勢の代わりに競り合い続け、最終年の2016年にサードからエントリーした「DENSO KOBELCO SARD RC F」(ドライバーはヘイキ・コバライネン/平手晃平)がドライバーズタイトル・チームタイトルの2冠を獲得して有終の美を飾った。

グループGT3規定のRC Fも2017年より販売されている。本来2014年にホモロゲーションを取得する予定であったが、市販車RCの開発期間中、本来カスタマー・アマチュア向けであったはずのGT3のレベルが、グループGT1消滅により大幅に上がってしまったため延期[15]。開発は難航し、ホモロゲーション取得にはさらに3年の月日を要した。スーパーGTのGT300クラスには2015年と2016年にLM corsaから参戦していたが、FIAのホモロゲーション未取得であったため不利な性能調整を課せられ苦しんだ。しかし2017年にようやくホモロゲーションを取得すると、富士とタイで2勝を挙げてランキング3位につける活躍を見せた。北米のIMSAユナイテッド・スポーツカー選手権(USCC)でも2017年から3GTレーシングのオペレーションでセミワークス参戦し、2018年ミッドオハイオで初優勝を挙げた。また欧州ではエミール・フレイ・レーシングとファーンバッハー・レーシングが採用し、2017年にGTオープン、2018年にはブランパンGTシリーズ耐久カップに参戦。2018年ポール・リカール1000kmで最終ラップの争いを制し初優勝を挙げて、同年内日欧米のトップカテゴリで勝利を記録した。

またニュルブルクリンク24時間レースにもGAZOOレーシングから参戦している。2015年はRCがLFAとともに参戦。決勝は好調に進めたが、終盤のトラブルによりクラス4位(総合39位)で表彰台には手が届かなかった。2016年はRCとRC Fが参戦。RCは度重なるトラブルに見舞われリタイアに終わったが、RC FはSP-PROクラスで完走・優勝(総合24位)を収めた。2017年はRC一台のみでSP3Tクラスに参戦。アウディスバル四輪駆動勢に対して善戦し、クラス2位(総合25位)を獲得した[16]

この他IS Fのワンメイクレース車両IS F CCS-Rの後継車として、RC F CCS-Rの開発が進められている[17]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ AVS:Adaptive Variable Suspension system
  2. ^ Electric Power Steering
  3. ^ Dynamic Rear Steering
  4. ^ Torque Vectoring Differential

出典[編集]

  1. ^ レクサス SC430 生産終了へ、特別限定車を設定Response
  2. ^ “LEXUS、スポーツクーペ RCをワールドプレミア” (プレスリリース), LEXUS, (2013年11月20日), https://lexus.jp/pressrelease/news/20131120.html 
  3. ^ “LEXUS、高性能クーペRC Fをワールドプレミア” (プレスリリース), LEXUS, (2014年1月14日), https://lexus.jp/pressrelease/news/20140114.html 
  4. ^ “LEXUS、ジュネーブモーターショーに「RC "F SPORT"」を出展” (プレスリリース), LEXUS, (2014年2月28日), https://lexus.jp/pressrelease/news/20140228-2.html 
  5. ^ “LEXUS、スポーツクーペRCを新発売” (プレスリリース), LEXUS, (2014年10月23日), https://lexus.jp/pressrelease/news/20141023.html 
  6. ^ “LEXUS、高性能クーペRC Fを新発売” (プレスリリース), LEXUS, (2014年10月23日), https://lexus.jp/pressrelease/news/20141023_2.html 
  7. ^ 「レクサスRC カタログ」、2014年10月発行。LE0866-1410
  8. ^ 「レクサスRC F カタログ」、2014年10月発行。LE0868-1410
  9. ^ “LEXUS、RCに2.0L直噴ターボエンジン搭載のRC200tを追加設定 ―同時に、RC350、RC300hを一部改良―” (プレスリリース), LEXUS, (2015年9月17日), https://lexus.jp/pressrelease/news/20150917.html 
  10. ^ “LEXUS、RC Fを一部改良” (プレスリリース), LEXUS, (2015年9月17日), https://lexus.jp/pressrelease/news/20150917_2.html 
  11. ^ “LEXUS、CTに特別仕様車“Cool Touring Style”を設定 -同時に、HS、RC、RC F、NX、LSを一部改良-” (プレスリリース), LEXUS, (2016年8月25日), https://lexus.jp/pressrelease/news/20160825.html 
  12. ^ “LEXUS、RC、RC Fを一部改良” (プレスリリース), LEXUS, (2017年11月30日), https://lexus.jp/pressrelease/news/20171130.html 
  13. ^ “LEXUS、GS F・RC Fの特別仕様車“F 10th Anniversary”を限定発売” (プレスリリース), LEXUS, (2018年2月1日), https://lexus.jp/pressrelease/news/20180201_2.html 
  14. ^ “LEXUS、新型「RC」を世界初公開” (プレスリリース), LEXUS, (2018年8月30日), https://lexus.jp/pressrelease/news/20180830_2.html 
  15. ^ RC F Development Story
  16. ^ TOYOTA GAZOO RACING ニュルブルクリンクへの挑戦
  17. ^ レクサスRC F 開発者インタビュー

関連項目[編集]

外部リンク[編集]