Quick Charge

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Quick Charge (クイックチャージ)とは、米国Qualcommが策定した急速充電規格であり、通常のUSB充電に比べ高速に充電ができる。

競合する急速充電規格としては、台湾MediaTekPump Expressや中国OnePlusのDash Charge、またはモトローラのTurboPowerなどが挙げられる。

Googleは、業界標準となっているUSB Power Deliveryの互換性を損なうものとしてQuick Chargeなどの急速充電技術の排除に乗り出している[1]

2016年11月17日、Qualcommは、5分の充電で5時間以上スマートフォンを使用できるという急速充電技術、Quick Charge 4を発表した[2][3]。Quick Charge 4では、USB Type-CとUSB Power Deliveryに対応することにより、USB Power Deliveryのスーパーセットと位置づけることができるようになる[4]

USB Power DeliveryのスーパーセットとなったQuick Charge 4の充電器は下位互換性が無く、Quick Charge 1.0から3.0までに対応した端末に対しては通常のUSB充電となる。Quick Charge 4+では従来のQuick Charge 3.0までの端末にも対応するが、USBの規格に反する。

技術 電圧 電流 最大出力 リリース日 対応するチップセット
Quick Charge 1.0 5V 2A 10W 2013年 Snapdragon 600[5][6]
Quick Charge 2.0 5V、9V、12V 3A、2A、1.67A 18W 2015年 Snapdragon 200, 208, 210, 212, 400, 410, 412, 415, 425, 610, 615, 616, 800, 801, 805, 808, 810
Quick Charge 3.0 3.6V - 20V(200mV単位で変動) 2.6A、4.6A 18W 2016年 Snapdragon 427, 430, 435, 617, 618, 620, 625, 626, 650, 652, 653, 820, 821[7]
Quick Charge 4 3.6V - 20V 200mV刻み(QC動作時)

5V / 9V(USB-PD動作時)

3V - 11V 20mV刻み(USB-PD 3.0 PPS動作時)

2.6A、4.6A(QC動作時)

3A(USB-PD動作時)

1A - 3A 50mA刻み(USB-PD 3.0 PPS電流制限時)

18W(QC動作時)

27W(USB-PD動作時)

2017年 Snapdragon 630, 636, 660, 835, 845[2][8]

参考文献[編集]