Wikipedia:お知らせ/ウィキメディア共通

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関連項目

「今週の翻訳」は?[編集]

今週の翻訳に選ばれた記事はデヴォラ・アスカレイリ英語版ユダヤ人女性として初めて自作の出版を行った16世紀イタリア詩人)(4/22-28)、ロッシ・パビリオンロシア語版サンクトペテルブルクにあるカリオ・ロッシの建築)(4/15-4/21)です。

助成金の予算と申請の額(2024年4月6日現在)[編集]

現状、助成金の予算に対して申請の額(1,540,000ドル)が多くなっている、という点について共有します。

ウィキメディア財団の年度=7月から翌年6月

秋の募集=ラウンド1と呼びます。

春の募集=ラウンド2と呼びます。

General Support Fund(一般助成金、12カ月単位)+ Rapid Fund(迅速助成金、短期、5000ドルまで)+ アライアンスファンドのうち、アジア太平洋地域ESEAPの予算=1,665,000ドル

ラウンド1で既に支出された額=436,540.88ドル

残り=1,228,459.12ドル

Rapid Fundには12カ月で6回申請の機会があります。現在のは4番目。→5番目と6番目の予算=30,000ドル

ニュージーランドオーストラリアは3年間分の申請が承認されたうちの2年目分→インフレ分を増やす、と初年度当時、約束していました。(今期、2か国合わせて461,130ドル)

アジア太平洋地域の他国がどのような活動のために助成金を申請しているのか、今期ラウンド2の分について紹介します。(ニュージーランドとオーストラリアの申請書は上記のリンクをご覧ください)

(為替1ドル150円とします)リンク先である申請書に書かれた内容は今後変更になる可能性が高いです。

(申請書の日本語翻訳追加は、2024年4月13日。翻訳をしてくださった方に心から感謝申し上げます)

インドネシア[編集]

インドネシアからは2つのグループです。

1,「Wikimedia Indonesia」 申請書

申請書日本語翻訳

アジア太平洋地域で最大のWikimedia組織(世界中の言語版を含めあらゆる組織は財団から独立)

2011年にアフィリエイト(提携団体)として公認となった国別協会

2023年時点18.5人のフルタイムスタッフ、世界で4番目に多額の助成金を財団から得ている(この組織に、であり他のインドネシアの組織は除く)

100人を超えるメンバー(会費制)、14のコミュニティ(各コミュニティはそれぞれ別の役割を有する)の中心

14回目の申請、今回は536,228ドル(8043万4200円)(シート1に表示するABCがシート2以降のタブの名前)

今回のメイン=Wikidata researchとスタッフ報酬の強化、他にも多数。

創設以来の累積受取額=1.856Mの4乗ドル

Board of Trustees、Board of Exective、staffの3レベルに分かれています。

労働法に詳しい人がいなかったのでa legal consultantをhireしました。その費用も助成金で。2023年10月に承認。

2, 「Creative Commons Indonesia」申請書

クリエイティブ・コモンズ・インドネシアはCreative Commonsの国別協会(chapter)です。 CCライセンスやパブリック・ドメイン・ツールを供給するNPO法人で、ウィキメディア財団からアライアンス・ファンドという種類の助成金を得ています。

今回の申請金額は72,094.97ドル(10,814,246円)です。

100人のeducatorsに各ウィキ・プロジェクトについて学んでもらう・多種ネットワークの構築のためです。

2011年から2017年まで、ウィキメディア・インドネシア国別協会の一部でした。 クリエイティブ・コモンズ・インドネシアのフィスィカルスポンサー(日本語のスポンサーの意味ではありません)は前年度までCreative Commons本部でしたが今回はウィキメディア・インドネシア国別協会がフィスィカルスポンサーとなり、助成金の5%をフィスィカル・マネジメント・フィーとして支払います。 2011年から2019年まで、クリエイティブ・コモンズ・インドネシアはフォード財団からannualfundingを受け取っていました。

フィリピン[編集]

フィリピンからは2つのグループです。

1,「Wiki Advocates Philippines User Group」 申請書

申請書日本語翻訳

2023年にアフィリエイト(提携団体)として公認となったユーザーグループ

フィリピンには他に財団が知っている組織として次があります:

「Wiki Society Philippines(元Wikimedia Philippines)」「Hablon User Group」「Babaylan Philippines」「PhilWiki(アフィリエイトとして公認されている。下記の2)」「Pilipinas Panorama Community」

今回この「Wiki Advocates Philippines User Group」は2回目の申請、今回は83.822.8ドル(1257万3420円)

前回はRapid Fundを込みで142,289ドル

5つの活動のため(言語・多様性・環境・教育・リーダーシップ)

経理についてKiwix利用(Wikimedians Japan User Groupと同じ)

2, 「Philippine Wikimedia Community Inc.」(上記のPhilWiki) 申請書

申請書日本語翻訳

フィリピン・ウィキメディア・コミュニティ・ユーザーグループ(通称PhilWiki)は提携団体委員会に公認された提携団体(affiliate)です。しかし2020年、ガバナンス上の理由から提携団体委員会によりprobationとされました。その問題をクリアし、再度助成金を申請できるようになりました。

今回の申請金額は57,054ドル(8,558,100円)です。

モンゴル[編集]

「Progress Gateway NGO」

申請書

申請書日本語翻訳

2回目の申請、今回は83,680ドル(1255万2000円)

公立高校の教室で、English Wikipedia(主として理学・工学分野)を利用しながらモンゴル語への翻訳をすることで若い世代の英語力と理工の知識を一石二鳥で伸ばそうと進行中です。

台湾[編集]

「ウィキメディア・アジア月間利用者グループ」申請書

申請書日本語翻訳

Wikipedia Asian monthは2015年から毎年11月に行われています。元々、台湾の利用者が始めたのですが、責任を持つようなorganising teamは無かったので2022年2023年と台湾の提携団体の支払いを受けるスタッフが遂行したため、台湾の利用者が今回、助成金を申請しています。 申請金額は48,547.04ドル(7,282,056円)

日本[編集]

日本からは2つのグループです。

日本語版ウィキペディアは2023年4月時点で月平均1.3bn views、104M unique devices。大部分が国内からのアクセスですが、US、UK、カナダ、ドイツからもsignificant readership contributedがあります。 また平均6000人のアクティブ編集者がいます。ほとんど国内での編集です。

1,「Wikimedians of Japan User Group」申請書(原文が日本語)

2023年10月に公式に提携団体(affiliate)となりました。 今回の申請金額は10,276,560円です。

2,「edit Tango」申請書(原文が日本語)

edit TangoのTangoは京都府の丹後ですが、この地方だけでなく各所でのエディタソンや図書館総合展も視野に入れた活動内容です。 12ヵ月分としては今回が初めての申請で34,108ドル(5,116,200円)です。--YShibata会話) 2024年4月13日 (土) 14:48 (UTC)リンクなど追加--YShibata会話2024年4月14日 (日) 01:29 (UTC)[返信]

技術ニュース: 2024-15[編集]

MediaWiki message delivery 2024年4月8日 (月) 23:35 (UTC)[返信]

Tech News: 2024-16[編集]

MediaWiki message delivery 2024年4月15日 (月) 23:27 (UTC)[返信]

Tech News: 2024-17[編集]

MediaWiki message delivery 2024年4月22日 (月) 20:26 (UTC)[返信]

ウィキメディア財団年次計画草案2024-2025[編集]

ウィキメディア財団の活動指針となる年次計画草案の全文(日本語)がメタにて公開中です。 ウィキメディア・プロジェクトを支える上で、財団がどのように活動し、何に焦点を当て、何を優先させるべきかを考える上で、皆様のご意見をお聞かせいただけますようお願いいたします。

関連リンク・参考資料 いずれも日本語でお読みいただけます。是非合わせてご覧いただけると幸いです。

Growth News, April 2024[編集]

2024年4月23日 (火) 18:55 (UTC)