PC-8000シリーズ
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種別 | パーソナルコンピュータ |
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発売日 | 1979年9月 | (PC-8001)
前世代ハード | COMPO BS/80 |
次世代ハード | PC-6000シリーズ PC-8800シリーズ |
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画像提供依頼:シリーズの主要な各製品の無難な画像の画像提供をお願いします。(2013年7月) |
PC-8000シリーズは、日本電気 (NEC) が発売したパーソナルコンピュータのシリーズである。PC-8001に始まり、PC-8001mkII、PC-8001mkIISRがある。日本電気の特約店(NECビットイン、NECマイコンショップ)のほか、新日本電気の家庭電化商品ルートで販売された。
キーボードと本体が一体化したデザイン。同社を代表するシリーズのひとつで、数多くのソフトウェアや周辺機器が販売されていた。販売は、日本国だけでなく外国でも行われていた。
上位機種はPC-8800シリーズ。
目次
PC-8001[編集]
開発元 | 日本電気 |
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製造元 | 新日本電気[1] |
種別 | パーソナルコンピュータ |
発売日 | 1979年9月[1] |
標準価格 | 168,000円 |
販売終了日 | 1983年1月[2] |
売上台数 | 25万台[2] |
OS | N-BASIC DISK-BASIC、CP/M |
電源 | AC100V 50/60Hz 20W |
CPU | μPD780C-1(Z80互換)4MHz |
メモリ | ROM 24KB(最大32KB)、RAM 16KB(最大32KB) |
グラフィック | テキスト80桁×25行、グラフィック160×100ドット8色 |
サウンド | ビープ音 |
入力機器 | JISキーボード |
外部接続 | コンパクトカセット磁気テープ、プリンタ、シリアルポート |
サイズ | 430(W)×260(D)×80(H)mm |
重量 | 4kg |
次世代ハード | PC-8001mkII |
1979年5月9日に発表され[3]、同年9月に発売[1]。9月28日がパソコン記念日/パソコンの日としてこの機種の発売日を根拠とした日付として語られることが多いが、記念日の名称すら表記ゆれがあり、NECの公式な見解は「9月」のみとなっている。希望小売価格は168,000円。
輸入品を除けば半完成品(セミキット)がほとんどだった当時のマイコンの中で、本格的な完成品として登場し、ハード・ソフトとも高い機能と完成度を有し、国産パソコンの代表的機種となった。
「PC」は「パーソナルコンピュータ」の略である。日本国で「パーソナルコンピュータ」という言葉が使われたのも、このPC-8001が最初である。当時は「マイクロコンピュータ」の略称である「マイコン」がこれらのコンピュータの通称となっていたが、NECは以降「パーソナルコンピュータ」、略称「パソコン」を商標に据え一般に定着させていく。なお、本機が国産初のパソコンという解釈もあるが、「パソコン」という名称(商標)に関してPC-8001が初という意味であり、より広義のパソコンという意味での完成品筐体型マイコンシステムとしてはベーシックマスターが国産初である。またNEC関連に限っても、COMPO BS/80という前例がある。
キーボードと本体が一体化され、最低限必要であるプリンタ、コンパクトカセット(データレコーダ)、CRTインタフェースを備える。ただし拡張スロットはなく、FDD等その他機器の増設には別売の増設ボックスPC-8011/8012が必要である。
当時のNEC社内での開発コードは「PCX-01」で、本体は元々COMPO BS/80と同系色のデザインと旧JIS配列のキーボードで考えられていたが、石田晴久の助言によりミニコンの端末としても通用するシックなデザインとテレタイプ仕様のキーボードレイアウトとなった[4]。搭載BASICもマイクロソフト作成のものとNEC独自作成の2種類が用意されたが、最終的にブランドイメージでマイクロソフト版が採用された。NECがこのマイクロソフト版BASICを採用するにあたっては、西和彦の仲介があり、またマイクロソフトも日本企業への本格的なOEM進出を狙っていたタイミングだったため、NECには非常に安価な戦略的価格で提供されたという[5]。
発売当初は搭載メモリ16Kモデルのみの販売だった。さらに16Kの増設が可能で、増設して購入するユーザが大半だったため、32Kモデルも後に販売された。 なお、拡張ボックスの使用により64Kに拡張してFDDを増設すれば、CP/Mなどの汎用OSを動作させることも可能である。
グラフィックも発売当時は160×100ドットで十分高解像だった。しかし、後発の機種が640×200ドットのフルグラフィックを搭載してくると見劣りするようになり、NEC以外から発売された高解像度アダプタ(FGU8200)やユーザ定義キャラクタジェネレータ(PCG8100)等のグラフィック機能拡張の周辺機器を増設することで対処した。
1982年度のNHK Eテレの趣味講座「マイコン入門」で教材に採用されたが、商品名を出すことができないため、銘板をマスクされ「機種X」と呼ばれていた。
2015年9月1日に国立科学博物館の重要科学技術史資料(通称:未来技術遺産)の第00205号として、登録された[6]。
仕様[編集]
- CPU μPD780C-1(Z80-A互換)4MHz
- DMA割り込みウェイトがあるため、実効速度としては2.3MHz程度で動作する。
- ROM 24KB(最大32KB)
- RAM 16KB(最大160KB)
- 4KBのテキストVRAM領域を含む。本体内は32KBまで。拡張ユニットに128KB RAMボート等を増設した時は32KBを超える拡張が可能。
- テキスト表示 36 / 40 / 72 / 80桁 × 20 / 25行
- グラフィック表示 160 × 100ドット デジタル8色 - テキストの簡易グラフィックモード使用。2 × 4ドット毎に着色可。ただしテキストの属性として簡易グラフィックが実現されており、アトリビュートエリアの制限により、当該テキスト属性が1行内の左端から右端の方向において変化する回数に制限があったため、着色が出来なかったり意図した属性の表示がされない部分が見られる場合がある。CRTCコントローラがプログラマブルなので、画面領域を2枚定義して合成するようなソフトが雑誌に掲載された[7]。
- サウンド BEEP音(周波数固定)
- BASIC N-BASIC (Microsoft 24K BASIC) - version 1.0として発売。後に文字欠け等を修正した1.1に乗せ換えて発売される。
- OS DISK-BASIC、CP/M
- インタフェース
- 拡張インタフェース用バス - 拡張ボックスのPC-8011 / 8012および、5インチFDD I/Fボックス接続用
試作機[編集]
製品発売に先立ち、月刊I/O 1979年6月号に広告が掲載された。その時に使用された本体写真は、製品版と比べ以下の違いがあった。
- RETURN キー等の特殊キーの色が白色
- STOP キーの刻印 がBREAK になっている
- GRAPH キーの位置がスペースバーの右隣
主な純正周辺機器[編集]
NECから発売された機器[編集]
- PC-8011 拡張ユニット
- PC-8012 I/Oユニット
- PC-8023-C ドットマトリクスプリンター
- PC-8031/-1W 5インチ1D FDD(2基)
- PC-8032/-1W 拡張用5インチ2D FDD(2基)
- PC-8031-2W 5インチ2D FDD(2基)
- PC-8032-2W 拡張用5インチ2D FDD(2基)
- PC-8033 FDD I/F
- PC-8034 DISK-BASIC (1D)
- PC-8034-2W DISK-BASIC (2D)
- PC-8041 12"グリーンCRT
- PC-8043 12"カラーCRT
- PC-8047 12"アンバーイエローCRT
- PC-8044 RFモジュレータ
- PC-8045 ライトペン
- PC-8062 RS-232C I/F
- PC-8091 カラーCRTケーブル
- PC-8092 モノクロCRTケーブル
- PC-8093 CMTケーブル
- PC-8801-02 128KB RAMボード
NEC以外から発売された機器[編集]
- FGU-8000 高解像度フルグラフィックユニット - アイ・シーより発売
- 解像度は640×200ドット、モノクロ。
- VRAMを搭載していないので、本体メモリの16KBがVRAM領域に割り当てられる。
- PCG8100 プログラマブル・キャラクタ・ジェネレータ - HAL研究所より発売
- ユーザ定義キャラクタジェネレータ(128個) + サウンド単音(後期モデルは3重和音)
- FGU-8200 高解像度フルグラフィックユニット - アイ・シーより発売
- FGU-8000の改良版。VRAM用バンクメモリ16KB搭載、表示速度を約2倍に高速化。
- BASIC上でハイレゾグラフィックを使用するための拡張ROM(GSP-8200)標準搭載。拡張BASICは「LINEH」など通常の命令に「H」を付けたものでN80-BASICとは異なる。
- JWP-8200 漢字拡張ユニット - アイ・シーより発売
- 漢字ROM(JIS第1水準)、64KB RAM、RS-232C、FDD I/F内蔵。PC-8001 + FGU-8200 + JWP-8200の組み合わせで、漢字ROMを搭載したPC-8001mkIIとほぼ同スペックになる。ワープロソフト付属。
- 基本はFGU-8000もしくはFGU-8200と組み合わせてワープロとして使用。CP/Mも動作可。
- GSX8800 サウンドボード - HAL研究所より発売
- AY-3-8910×2搭載で6重和音が再生可能。PC-8001に接続する際はタッチアップキットGSX8810が必要。
- アドコムサウンドユニット - アドコム電子より発売
- CPUに下駄を履かせる形でSN76489を取り付け。基本3音、6音に拡張可。
- ADC-32KR 32KB RAM + FD I/O PORT - 秀和システムトレーディングより発売
- 増設32KB RAMとFDD I/Fを単一ユニットにしたもの。32KB RAMのPC-8001とFDDを接続することでCP/Mが動く最小構成となる。
- PSA ユーザ定義キャラクタジェネレータ - 工学社から組み立て用基盤が発売。完成品の販売は無い。
PC-8001mkII[編集]
1983年1月に発表、同年3月に発売された、PC-8001の後継機。希望小売価格は123,000円。
PC-8001では別売であった、シリアルインターフェース(RS-232C)、5インチFDDインターフェース、拡張スロット(2スロット)を標準搭載させ、FGU-8200を参考(メモリマップも同じ)にした640×200ドットのグラフィックプレーンを追加する事で漢字表示を可能とし、オプションで漢字ROM、漢字BASICもサポートした、実用本位の強化に特化しているのが特徴で、同クラスの他機種でオプションのシリアル(RS232C)が標準搭載でモデム等の通信機器が直接接続できたり、制御用ボードの増設が簡単であったりと業務(研究)向けな仕様であった。メインRAMは64KBとなり、CP/Mなどの汎用OSも標準で動作するようになった。反面AV面では、ハイレゾグラフィックがモノクロ(解像度を落としても4色)、サウンドはPC-8001と同様のビープ音のみという寂しいものとなった。キーボードは、TABキーが追加されESCキーの位置が変わっている。
BASICは、N-BASICの24KBのROMに8KBを継ぎ足して拡張したN80-BASICを搭載。主にグラフィック関係の命令が追加されている(N-BASICの未使用予約語CMDを使用)。PC-8001 (N-BASIC) 用のソフトはN80-BASICでも基本的に動作するが、フリーエリアなどの関係で完全な互換性が必要とされる場合には、N-BASICモードに切り替えることもできる。切り替えはリセット時のディップスイッチまたはキー操作による。
また、本体背面にはアタリ規格と同形状の台形型Dsub-9ピンの汎用I/Oポートが設けられたが、ピンアサインをアタリ規格と合わせなかったため、アタリ規格準拠のジョイスティックポートとしては機能せず、バーコードリーダ等の業務用機器の接続ポートとして使われた。
グラフィックモードは、ゲームでは主にスクリーン2(320×200ドット、黒+赤+緑+選択色)が使用され[8]選択色に青を指定してタイルパターンでデジタル8色を表現する手法[9]が多用された(ただし白を鮮明に表示させたい場合は青の代わりに白が指定された)。またカラーを必要としないボード系ゲーム(麻雀など)では、スクリーン0/1(640×200ドット、黒+指定色)が使用された。スクリーン3(320×200ドット、青+マゼンダ+シアン+選択色)は殆ど使用されることがなかったが、ポートピア連続殺人事件やナッツ&ミルクなどで使用された。拡張手段は、のちに発売されたPC-8801用のビデオアートボード以外にはなかった(当然、ソフトは無いので付属説明書によるアクセス方法に従ったソフトを自作することになる)。音楽機能も、PC-8801mkIIの様な強化(CMD SING)はされず、PC-8001のままでソフトウェア[10]による工夫に頼ることなった。
この頃、各社から同じような価格・スペックの8ビットPCが続々と発売されたが、それらの機種ではホビーユースでは不要なインターフェース部分をオプション扱いにしたり省略させる代わりにグラフィックやサウンド機能の充実を図った。それに対し本機ではインターフェースの拡張を重視させたため、AV面の拡張が中途半端なものとなり、AV面だけで比較すると他の機種に比べ大きく見劣りする物となった。その結果、本機は前モデルのPC-8001用の豊富な資源を安価で拡張できるというメリットがあったものの、競合他機種に見栄えで大きく水をあけられるものとなった。さらに、上位機種のPC-8800シリーズがPC-8801mkIIでホビーユースについて強化される一方、下位機種のPC-6000シリーズもPC-6001mkII/6601で大幅に機能拡張され、本機の位置付けは微妙なものとなってしまった。
640×200ドットの8色グラフィックは、コストの問題とFGU-8200用のアプリケーションに対応させるため、サウンド機能は、コストの問題と拡張スロットを使えば容易に搭載できることから、それぞれ見送られた経緯がある[11]。このクラスでは、珍しくワープロソフト[12]等の業務用ソフトが多数存在する。
仕様[編集]
- CPU μPD780C-1 4MHz
- RAM 64KB + 16KB(グラフィックVRAM)
- テキスト表示 40桁×20行 - 80桁×25行
- グラフィック表示(N80モード) 640×200ドット 2色、640×200ドット 8色(キャラクタ単位)、320×200ドット 4色(デジタルRGB8色のうち、黒・赤・緑/青・紫・水色のどちらかの組み合わせと任意の1色)
- BASIC N80-BASIC(version 1.0)、N-BASIC(version 1.3)
- OS N80-DISK-BASIC、N80漢字BASIC、DISK-BASIC、CP/M
- インタフェース
- モニタ(モノクロ ライトペン対応、カラー)
- CMT(600bps、1200bps:隠し設定)
- セントロニクス
- RS-232C
- 5インチ2D FDD
主な純正周辺機器[編集]
NECから発売された機器[編集]
- PC-8001mkII-01 漢字ROM - 内部専用コネクタへ接続(拡張スロットは占有しない)
- PC-80S31 5インチ2D FDD(2基) - 後にPC-80S31Kとしてモデルチェンジ
- PC-80S32 拡張用5インチ2D FDD(2基)
- PC-8037-1W N80-DISK-BASIC (1D) 7,000円
- PC-8037-2W N80-DISK-BASIC (2D) 7,000円
- PC-8037K-2W(K) N80-漢字BASIC (2D) 20,000円
- PC-8087 N80-BASIC (8'2D) 8,000円
- PC-8087K N80-漢字BASIC (8'2D) 20,000円
- PC-8801-11 FM音源ボード - 拡張BASICが付属 (SRにつけると本体と合わせてFM6重和音が可能になった)
なお、PC-8800シリーズの8インチFDD(PC-8881等)も使用可能。
NEC以外から発売された機器[編集]
- PCG8200 ユーザ定義キャラクタジェネレータ - PCG-8100の上位互換。HAL研究所より発売。
- ロータスゲームボード GB-20 ユーザ定義キャラクタジェネレータ - PCG-8100の互換。ロータスより発売。
- TF-20 5インチ2D FDD(2基) エプソンより発売。
PC-8001mkIISR[編集]
1985年1月に発売された、PC-8001mkIIの後継機。希望小売価格は108,000円。
グラフィック機能はさらに強化され、PC-8801mkII同様の640×200 8色に加えて320×200 8色を2画面重ね合わせ出来るモードを持ち、PC-8801mkIISRよりゲームが作りやすい面もあった。また、他のSRシリーズ同様、高速VRAM書き込み(のちにALUと呼ばれる)、FM音源を搭載し、サウンド機能も飛躍的に向上した
強化されたグラフィック・サウンド機能・ひらがな表示をサポートするN80SR-BASICに加えて、互換性のためN80-BASIC(高速モードも搭載)およびN-BASICモードを搭載。ただし、CMTインターフェイスICが変更されたことにより、PC-8001mkII用のソフトウェアで1200bpsで作成されているもの[13]は読み込むことが出来なかったため、互換性の面では満足出来るものではなかった。近年、有志によって「CMTインターフェイスボード PC-8801-21」を使用した、mkII互換キットが限定配布された。
拡張スロット数は1つ減少しディップスイッチの設定より挿入ボード用の信号の切り替えに変更。漢字ROM専用スロットは、電源下からキーボード下へ移動した。これにより、非公認だがPC-8001mkII用だけでなく初代PC-8801用漢字ROMが使用可能となった。PC-8801mkII/SR用キーボードや専用のJOYSTICKも接続可能な端子が追加されている。また、mkIIにあった9ピンの汎用I/Oポートは削除された。
すでに市場の主流はPC-8800シリーズに移っており、本機はPC-8801mkIISRの引き立て役といった色合いが強かった。しかしPC-8800シリーズにはないカラーでの2画面グラフィック機能を生かして、他機種(8bitパソコン)では存在しないパックランドや、本機とX1でしか発売されていないハイパーオリンピック'84の他、ゼビウスなど、競合機種よりも、スムースな動作を見せるソフトウェアも存在した。また、始皇帝(麻雀ゲーム)やキングフラッピー、らぷてっく、ホーリーグレイ等のPC-8801mkIISR / PC-8001mkIISR両対応のソフトも発売されている。mkIIでは、多数発売された業務ソフトはほとんど存在せず、ゲーム以外となるとキャリーラボのワープロソフト[14]ぐらいしか発売されなかった。
仕様[編集]
- CPU μPD780C-1 4MHz
- RAM 64KB + 48KB(グラフィックVRAM)
- 内部ROMソケットにより機能拡張可能(NEC以外のメーカから供給、COMPACブランド等)
- テキスト表示 40桁 × 20行 - 80桁 × 25行、ひらがな表示(カナと排他使用)
- グラフィック表示(N80SRモード) 640 × 200ドット 8色1面または2色3面、320×200ドット 8色2面または2色6面
- サウンド機能 FM3重和音+PSG3重和音+1ノイズ
- BASIC N80SR-BASIC(version 1.0)[15]、N80-BASIC(version 1.2)、N-BASIC(version 1.6)
- OS N80SR-DISK-BASIC、N80-DISK-BASIC、N80漢字BASIC、DISK-BASIC、CP/M
- インタフェース
- モニタ(モノクロ、カラー)
- CMT (600bps)
- セントロニクス
- RS-232C
- 5インチ2D FDD
- オーディオ出力(モノラル、ボリューム調整あり)
主な純正周辺機器[編集]
NECから発売された機器[編集]
- PC-8037SR-1W N80SR-DISK-BASIC (1D) 7,000円
- PC-8037SR-2W N80SR-DISK-BASIC (2D) 7,000円
NEC以外から発売された機器[編集]
- α88 プログラムJOYSTICKインターフェイス - 88SR以降/8001mkIISR用。
参考文献[編集]
- アスキー書籍編集部・編『みんながコレで燃えた! NEC8ビットパソコン PC-8001・PC-6001 永久保存版』,株式会社アスキー,2,800円+税 ,(2005/3/15), 224ページ
- 佐々木, 潤 (2013), 80年代マイコン大百科, 総合科学出版
関連項目[編集]
- Category:PC-8001用ゲームソフト - PC-8000シリーズ用のゲームソフトのカテゴリ
- スタンド・バイ・ミー_(ベン・E・キングの曲) - 2000年代に再作成されたプロモーションビデオには、映画に出演した2名と一緒に歌うシーンがあるが、エンディングの古き時代の品々の中に、当時非常に数少ないアメリカへ輸出されたNECのPC-8001が製品名をマスキングされながらも映っている。[16]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b c 日本電気社史編纂室 『日本電気株式会社百年史』 日本電気、2001年12月25日、653-654頁。
- ^ a b 小林紀興 『富士通の大逆襲計画』 講談社、1987年、93頁。ISBN 4061928074。
- ^ 「日電と日本マイクロコンピュータ、低価格パソコン相次ぎ新製品発表」『日刊工業新聞』1979年5月10日、14面。
- ^ 僕らのパソコン10年史(SE編集部、翔泳社)
- ^ 半導体シニア協会ニューズレター「Encore」第45号「日本PC事始」
- ^ 重要科学技術史資料一覧
- ^ 工学社 Pio「ダスティワールド(ゲーム)」、「TWENY-7(グラフィックエディタ)」
- ^ ギャラクシャン、コスモミュータ、倉庫番、ムーンパトロール、ドリームランド、Uボート、ベジタブルクラッシュ等。
- ^ ハドソンソフトのデゼニランド、サラダの国のトマト姫。
- ^ ハドソンソフトのサラダの国のトマト姫のオープニング(疑似和音)やT&Eのコスモミュータ(BGM演奏)
- ^ 月刊マイコン1983年4月号、メーカー担当者インタビュー
- ^ マイレターmk2、ユーカラJJ、P-漢、thePC漢字、80mkII簡易日本語ワードプロセッサ、ワード・ランサー、SIMPLE WORD、Super Writer、文士 Ver.2、速記。
- ^ ENIXのJUMPアップアラレちゃんやドアドア、電波新聞社のパックマンやギャラクシアン等。
- ^ JET-8001SR、PC-8001mkIISRのパンフレットに記載されている。
- ^ その他、N80SR拡張BASIC(テープ版)が存在する。本体に付属。N80SR-BASICでCOPY(画面のハードコピー)、PAINT(タイリングペイント)、ROLL(グラフィック画面の4方向スクロール)の3命令が使用出来るようになる。これらの命令はN80SR-DISK-BASICでは実装されている。
- ^ Ben E. King - Stand By Me
外部リンク[編集]
- PC-8001 発掘隊
- PC博物館 PC-8001
- 80mkII愛友会
- パピコニアンの倉庫 – 整頓中(PC-8001B 画像)
- シリーズモデルナンバー一覧 - Retro Computer People サイト アーカイブ
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