Orbiter

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Orbiter
開発元 Martin Schweiger
最新版 20100830 / 2010年8月30日[1][2]
対応OS Windows
種別 シミュレーション
ライセンス MIT License
公式サイト http://orbit.medphys.ucl.ac.uk/
テンプレートを表示
OrbiterのとDeltaV
OrbiterのMFD
Orbiter上でのフォボス火星
Orbiter上から見た日本周辺(レイヤー10の地球テクスチャを使用)
Orbiter上から見た月平線に沈む地球(Moon3Dアドオンモジュール、Level 10 Earthアドオンモジュールを使用)

Orbiter A Free Space Flight Simulatorは、フリーウェアのスペースフライトシミュレーター

5,000個を越える大量のアドオンを持ち、全宇宙空間における宇宙船の位置を詳細かつリアルタイムな座標で管理しリアルタイムに画面に描画するという壮大なテーマを持つシミュレーションソフトである。開示が時期尚早だとしてアドオンによってのみ表示可能な全宇宙グローバル座標系を持つ。宇宙空間での二点間の直線距離のリアルタイム表現などの秀逸な機能を多く搭載している。宇宙船を航空機シミュレータと同様な操縦体系で操作できるのも特徴である。当シミュレーションソフト上での宇宙船の操縦は標準的には手動操縦であるが、それぞれの宇宙船独自の機能に対応した自動操縦機能の搭載が進み、マクロやスクリプトなどを用いた形での自動操縦化が一般化している。手動操縦と自動操縦ともに操作状況のログ取得および再生機能の利用が可能となっており、まったく同一な飛行経路の再現が可能となっている。対抗しうる一般化された宇宙船汎用シミュレーションシステムが現段階で世界に存在しないため、2010年で基本システムのバージョンアップが止まっている。しかしその分、アドオンは日々追加されているようである。

この手のシミュレーターの先駆けとして1995年に発売された「マイクロソフトスペースシミュレータ」があるが、そのソフトの更新が途絶えたことに憤慨した人々によって制作され、現在の2010年版に至る。

ビューモードはHUDヘッドアップディスプレイ)メインや第三者視点、船内視点など様々で、船内視点については船内に設置されている各機器の表示系統の再現がなされている。設定に関しても緻密な計算により、軌道などの面でも再現性が高い。

MFDマルチファンクションディスプレイ)を用いたアビオニクスのサンプルとして見ても秀逸である。

オリジナルの機体やMOD(アドオンモジュール)を追加することもできる。 主にMicrosoft Visual C++2003以降で作られており、一部SDKの形でソースファイルも公開されており、自分でMFDやツール類を作成して追加することも可能。 RVTH-IIAイトカワなどのアドオンモジュールも存在する。

天体や人工天体、また宇宙船や地上建造物などに関して、一般的なオンライン3Dゲームなどのコンピュータ3Dゲームと同様にDirectXを利用して描画されており、メッシュモジュールとテクスチャラッピングの組み合わせで各モジュールが表現されている。このため高精細な表現も可能となっている。テクスチャはDDSファイルを利用していることが多く、データ量の面から主にDXT1フォーマットが使われていることが多い。テクスチャはDirectX SDKをインストールすることで編集することが可能となっている。また、標準機能でリアルタイムレイトレーシング処理が行われているが、この点に関しては現在のバージョンでは拡大すると少々画質が荒いようだ。ただし使用しているテクスチャの荒さによるものであるようである。

脚注[編集]

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