openCanvas

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openCanvas
開発元 株式会社PGN
対応OS Microsoft Windows(RT非対応)
対応言語 日本語 / 英語 / 韓国語 / 中国語
種別 ペイントソフト
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト http://www.portalgraphics.net/oc/
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openCanvas(オープンキャンバス)は、株式会社PGNによって開発されたWindows専用グラフィックソフトウェアペイントソフト)で、わんぱくペイントの後継[1]

歴史[編集]

2000年7月20日
無償のペイントツールとして、画像投稿サイト「portalgraphics」と同時に公開された。
2001年6月29日
openCanvas2をリリース。このバージョン以降、有償となる。レイヤー機能とイベント再生機能の強化と選択範囲、アンドゥ・リドゥ、印刷の機能が追加された[2]
2001年10月31日
フリーウェアとして提供していたopenCanvas1.1(バージョン1系)が諸事情により公開終了。
2003年8月6日
openCanvas3がリリース。同時に全ての機能が使えるopenCanvas3 Plusが新たに加わり販売された。
2004年12月8日
openCanvas4、openCanvas4 Plusがリリース[3]。2005年8月5日にはopenCanvas4、openCanvas4 Plus(両バージョン4.06)の英語をリリース。
2006年9月26日
openCanvas4.5、openCanvas4.5 Plusがリリース。openCanvas4(Plus含む)から4.5へのバージョンアップは無償で行われた。2011年12月31日でサポート終了となった[4]。2007年5月18日、openCanvas4.5、openCanvas4.5 Plus(両バージョン4.5.09e)の英語をリリース。
2010年12月22日
openCanvas5がリリース。イラストレーター藤ちょこによるメインビジュアルを採用。2011年4月4日にはopenCanvas5(バージョン5.05)英語もリリース。
2012年6月8日
openCanvas5.5がリリース。openCanvas5から5.5へのバージョンアップは無償で行われ、同年7月2日にはopenCanvas5.5英語がリリース。2015年7月1日にサポートが終了[4]
2014年1月22日
初となるopenCanvas5.5 Steam Editionをリリース[5]
2014年7月3日
openCanvas6がリリース。同年6月26日、openCanvas6英語をリリース。64ビット版が加わり、TabletPC APIの筆圧に対応、レイヤーマスク機能、ブラシエンジンが新しくなる。
2014年7月31日
既にサポートが終了しているopenCanvas2からopenCanvas4.5(Plus含む)のダウンロードが終了[4]
2014年9月5日
初となるopenCanvas6 パッケージ版が発売[6]
2014年9月17日
openCanvas6 Steam Editionがリリース。手続きが必要となるが、openCanvas5.5 Steam Editionを所有しているユーザーには無償でアップグレードできるとアナウンスされた[7]

概要および特徴[編集]

フルカラーであり、充実したフィルター機能、レイヤー機能、パース機能、テキスト機能ツールを搭載し細やかな調整を行えるほか、長けたペンタブレット感知機能を持ち、様々な表現を実用することが可能なペイントツールである。openCanvas4からはブラシ機能、新ペン先機能が搭載され、更なる細かい調整が可能となった。openCanvas3以前のペン機能も、「旧ペン機能」として使用可能である。絵の回転機能ではイラストを描く際に好きな角度に画像を動かして描ける。

openCanvas3 Plus、openCanvas4 PlusまたはopenCanvas5以降のバージョンではAdobe Photoshopの標準画像フォーマット、PSDファイルの読み込み・保存に対応しているため、openCanvasとは別のソフトで加工したり、あるいはその逆の工程を行うことも可能である。

イベントファイルとイラスト投稿サイト[編集]

openCanvasでは描画手順を保存できるイベントファイル機能を持っており、これをopenCanvasで開くことにより描画手順を確認することができる。また同社が運営しているSNS、ポタグラにイベントファイルを投稿することで他のユーザーと描画手順を動画で共有する事ができる。ポタグラはイラスト投稿、それに対する評価やコメントなどに特化したSNSであった。

ポタグラは2000年7月20日にサービスが開始し、2009年8月28日にリニューアルオープン。openCanvasを所有していなくてもサイト自体利用することは可能で[8]、イラスト投稿にあたって、openCanvasが直接または間接的に利用してることが必要となる[9]

またOEMのCGillustでも同じ機能を持っており、ポタグラにイベントファイル、イラストの投稿も可能となっている。

2016年7月27日にサービス終了[10]。同日にopenCanvas 6.1.00をリリース。このアップデート内容にはイベント過程をGIFアニメーションに書き出す機能が追加されている。

エディションとOEM[編集]

OEM[編集]

COMIC ART CG illust(略称:CGillust)
発売元はデリーター株式会社(DELETER. INC.)。OEMであることをオフィシャルサイトのユーザーサポートページにて明記している。機能差はないが、CGillustバージョン3からイベントファイルの拡張子が異なる[11]

Plus[編集]

バージョン3と4にはPlus版が存在していた。Plus版は全ての機能が使え、ノーマル版は機能が制限(トーン、PSDファイルの読み込み・保存の機能など)されている。
2009年8月10日にopenCanvas4.5ノーマル版の販売終了以降のopenCanvasではこれらを分けること無く全ての機能が使えている。

Steam[編集]

openCanvas5.5からはValve Corporationが運営するSteamストアでも販売され、Steam Editionと表記されたが機能差はない。日本語、英語に加えて、韓国語、中国語にも対応している。

LITE[編集]

openCanvas LITEは2014年に期間限定で無償配布されていたエディション。ベースはopenCanvas6 32bitをいくつか機能制限したもので、使用期限は無く試用版とは異なる。openCanvas LITEからopenCanvas6アップグレード版を購入することが可能。2016年4月時点でもアップデートは続けられている[12]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ http://web.archive.org/web/20021127184632/http://wpaint.ysnet.org/
  2. ^ 窓の杜 - 【NEWS】ホワイトボード共有ペイントソフト「openCanvas」がv2.0にバージョンアップ
  3. ^ 窓の杜 - 【NEWS】“ブラシ”と“ペン先”を細かく設定できるペイントソフト「openCanvas4」
  4. ^ a b c ペイントソフト openCanvas サポート
  5. ^ http://store.steampowered.com/news/?appids=246260
  6. ^ 描画手順の再生と任意位置で追記可能な「イベント機能」を搭載『openCanvas6』9月 5日(金)発売
  7. ^ http://store.steampowered.com/news/?appids=301610
  8. ^ ポタグラガイド
  9. ^ ポタグラ FAQ
  10. ^ http://www.portalgraphics.net/pg_end.php
  11. ^ ユーザーサポート(DELETER)
  12. ^ 「openCanvas LITE」アップデーター

外部リンク[編集]