NORMA JEAN (日本)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

NORMA JEAN(ノーマ・ジーン)は、主に1990年代前期に活躍していた日本ガールズバンド。バンド名はマリリン・モンローの本名に因んでいる。いわゆるイカ天出身バンドのひとつである。

なお、アメリカメタルコアバンド、ノーマ・ジーンNorma Jean)とは別のバンドである。

来歴[編集]

イカ天出場時代[編集]

1989年8月5日に『三宅裕司のいかすバンド天国』に出場し、「NO PAINS NO GAINS」を演奏した。その結果、当時イカ天キングだった宮尾すすむと日本の社長(楽曲は「夏はあきらめた」。)に審査員投票にて4対3で勝利し、11代目イカ天キングとなる。この週には、プリンセス・プリンセスからファクシミリが届いている。

2週目には落ち着いた曲ながら小刻みなリズムが特徴の「YOU CAN CRY FOR ME」で、「Let's Go3」を演奏したGROUND NUTSを、3週目には本人曰く「大人しめの」バラード「Just Take My Hand」で、「シェイキング・スター」を演奏したスラッシュメタルバンド鬼松 & BEES KNEES、4週目にはアクションドラマのテーマ曲を思わせる「Matter Of The Time」で「BODY SONIC SYNDROME」を演奏したBE[要曖昧さ回避]に勝利した。大勝したGROUND NUTSとの対決を除いて、票決は全て4対3であり、接戦となることが多かった。また、ボーカルが風邪をひき、声に変調をきたすなど、数度にわたるアクシデントにも見舞われた。スタジオでは終始フレンドリーなトークが展開されたが、ボーカルが風邪をひいた週には三宅に釘を刺される一幕もあった。

4週連続で勝利し、2代目グランドイカ天キング獲得に王手をかけたが、9月2日の対決にて登場した挑戦者のBEGINに、審査員投票にて6対1の大差で敗北し、グランドイカ天キングは獲得できなかった。演奏直前には、賞金の使い道や賞品の楽器の話などの明るいトークを展開し、ライブさながらに曲名をコールし、これまでのナンバーとは毛色の異なる明るくダンサブルな「腰神さま」で対抗したが、BEGINの「恋しくて」はその上を行っており、演奏前のパフォーマンスも軽快なサウンドも余韻を打ち消すには至らなかった。イカ天キングの4週目での敗北は、NORMA JEANが最初に勝利した宮尾すすむと日本の社長など数例があったが、グランドイカ天キング獲得のかかった5週目での敗北は初めてであった。なお、いかすバンド天国での名言のひとつでもあるラッシャー木村の「耐えて燃えろ!」は、このNORMA JEANの敗北がきっかけといわれている。

その後、1990年1月1日の『輝く!日本イカ天大賞』に出場した。なお、イカ天本編出場時とこの時の間にメンバー変更があり、ギターが粟野ERI、ドラマーが沼倉ユウキに交替している。初代ギタリストはNOKKOとショートヘアーズを結成し、1曲をリリースしている。

メジャーデビュー後[編集]

1990年4月25日にBMGビクター(現・BMG JAPAN)からシングル『GET A cHANCE!!』でメジャーデビューした。オリコンのチャートで最高9位を記録し、『夜のヒットスタジオSUPER』などにも出演する活躍ぶりを見せた。その後、バンドとしての活動はメンバーの結婚などもあり、1994年頃に休止している。

メンバー[編集]

メジャーデビュー時のメンバー

ダイナマイトMARI (ボーカル9月23日 - )
女子プロレスラー志望だった頃もあったということで、この名前は独自で付けたリングネームを名乗っていたとのこと。その後『ナーバスヴィーナス』というバンドのメンバーを経て、現在はLUC-Y(ルーシー)と改名(由来は海外ドラマルーシー・ショー』からとのこと)、LUC-Y meets misanthrope elevatorというバンドで活動している。
くり坊 (キーボード
山田ROGER (ベース1970年10月26日 - )
後に本名の山田直子として、ガールズバンドSPEAKで活動、現在は長井ちえ(元・千年コメッツ)、角田美喜SHOW-YA)と共に女性3ピースバンドe-ha?(エハ)で活動。
粟野ERI (ギター)
沼倉ユウキ (ドラム)

ディスコグラフィー[編集]

シングル[編集]

  • GET A CHANCE!! (1990年4月25日発売、C/W『あの頃の“君”と“僕”へ』 オリコン最高9位)
    • 1989年8月9日のいかすバンド天国出場時に演奏していた曲でもある。この曲で宮尾すすむと日本の社長を倒した。当時のタイトルは『NO PAINS NO GAINS』
  • バカンス (1990年7月21日発売、C/W『TOMORROW』 同21位)
  • TOMORROW (1990年11月7日発売、C/W『くもりのち晴れ』 同47位)
  • TOP SECRET (1991年2月6日発売、C/W『恋をしようよ』)
  • シャボンと彼女 (1992年1月21日発売、C/W『C'MON BIRD』)

アルバム[編集]

  • FREE MARKET (1990年9月21日発売)
    • 収録曲:HELLO!Everybody/アドバイス/バカンス/あの頃の“君”と“僕”へ/CENTERFOLD/リフレインのあとに/GET A CHANCE!!/TOMORROW/TOP SECRET/I FEEL GOOD/風をうけて
  • C'MON BIRD (1992年1月21日発売)
    • 収録曲:月影蝶々/DAY'S IN LOVERS/シャボンと彼女/とんだ影ふみ/LET'S MAKE A MEMORY/今日も楽しく大陸人/DAY AND NIGHT AND NIGHT/TO THE MOON/90's Gun/フラッシュ・バックのBaby Blues