musl

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musl
Musl libc.svg
作者 Rich Felker (dalias) など
初版 2011年2月11日 (10年前) (2011-02-11)[1]
最新版
1.2.2 / 2021年1月15日 (12か月前) (2021-01-15)[1]
リポジトリ ウィキデータを編集
対応OS Linux 2.6以降
プラットフォーム
種別 標準Cライブラリ
ライセンス MITライセンス
公式サイト musl.libc.org ウィキデータを編集
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musl (マッスル) は、MITライセンスでリリースされているLinuxカーネルに基づいたオペレーティングシステム向けの標準Cライブラリである[2]。 クリーンで、効率的で、標準に準拠した標準Cライブラリの実装を目標として、Rich Felkerによって開発された[3]

概要[編集]

muslは効率的な静的リンクを可能にし、リソースの枯渇による内部障害や既存の実装に存在する様々な最悪の場合の動作を回避することによって、リアルタイム品質の堅牢性を実現するようにスクラッチから設計された[3]。 動的ランタイムは安定したABIを備えた単一のファイルであり、レースフリーの更新が可能であり、静的リンクのサポートによって、アプリケーションを大きなオーバーヘッド無しに単一のポータブルなバイナリファイルとして配布できる。

POSIX:2008とC99準拠であるとしている[4]LinuxBSDglibcの非標準な関数も実装されている。

概要[編集]

muslを標準Cライブラリとして使用できるLinuxディストリビューションにはAlpine LinuxDragora GNU/Linux-LibreGentoo Linux、Sabotage[5]、Morpheus Linux[6]及びVoid Linux英語版などがある。 glibcにリンクされているバイナリの場合、gcompat[7]を使用することでmuslベースのディストリビューションで実行できる。

脚注[編集]

  1. ^ a b musl libc Release History”. musl.libc.org. 2020年7月1日閲覧。
  2. ^ COPYRIGHT”. git.musl-libc.org. 2020年7月1日閲覧。
  3. ^ a b About musl”. musl.libc.org. 2020年7月1日閲覧。
  4. ^ Compatibility”. wiki.musl-libc.org. 2020年7月1日閲覧。
  5. ^ README.md - GitHub
  6. ^ Morpheus Linux”. morpheus.2f30.org. 2020年7月1日閲覧。
  7. ^ gcompat”. code.foxkit.us. 2020年7月1日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]