コンテンツにスキップ

NANA MIZUKI LIVE PARK×MTV Unplugged: Nana Mizuki

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
MTV Unplugged: Nana Mizukiから転送)
水樹奈々 > 水樹奈々の作品 > NANA MIZUKI LIVE PARK×MTV Unplugged: Nana Mizuki
『NANA MIZUKI LIVE PARK×MTV Unplugged: Nana Mizuki』
水樹奈々ライブ・ビデオ
リリース
録音 日本の旗 日本 阪神甲子園球場
(2016年9月22日)
日本の旗 日本 舞浜アンフィシアター
(2016年10月23日)
ジャンル J-POP
時間
レーベル キングレコード
水樹奈々 映像作品 年表
NANA MIZUKI LIVE GALAXY
(2016年)
NANA MIZUKI LIVE PARK×MTV Unplugged: Nana Mizuki
(2017年)
NANA MIZUKI LIVE ZIPANGU×出雲大社御奉納公演 〜月花之宴〜
(2017年)
テンプレートを表示

NANA MIZUKI LIVE PARK×MTV Unplugged: Nana Mizuki』(ナナ・ミズキ・ライブ・パーク クロス エムティーヴィー・アンプラグド: ナナ・ミズキ)は、水樹奈々の18作目となるライブ映像作品(通算25作目の映像作品)。2017年3月8日キングレコードからBlu-ray DiscDVDが発売された。

概要

[編集]

自身の映像作品としては、前作『NANA MIZUKI LIVE GALAXY』から約6ヶ月ぶりのリリース。2016年9月22日に阪神甲子園球場で開催された「NANA MIZUKI LIVE PARK 2016」と、同年10月23日開催・収録し2017年1月29日にMTVジャパン他で放送された「MTV Unplugged: Nana Mizuki」の模様を収録している。

映像特典として、両公演のメイキング映像のほか、「LIVE PARK」で使われたバックバンド「Cherry Boys」の歌う「燃えろ!! チェリボナイン」の映像、「LIVE PARK」の水樹やスタッフ達によるオーディオコメンタリーを収録している。

収録内容

[編集]

NANA MIZUKI LIVE PARK 2016

[編集]
01 OP MOVIE
02 アオイイロ
03 POWER GATE
04 It's Only Brave
05 MC1
06 Naked Soldier
07 SCARLET KNIGHT
08 アンティフォーナ
09 Cherry Boys SHOWCASE「燃えろ!! チェリボナイン」
10 POP MASTER
11 76th Star
12 MC2
13 Summer Sweet
14 コイウタ。
15 team YO-DA SHOWCASE「爆発 LOVE LOVE」
16 The NEW STAR
17 Faith
18 MC3
19 TRANSMIGRATION
20 熱情のマリア
21 SHORT MOVIE「my dear PARK」
22 STARTING NOW!
23 レイジーシンドローム
24 7COLORS
25 MC4
26 STAND UP!
27 MC5
28 MASSIVE WONDERS
29 ETERNAL BLAZE
30 アパッショナート
31 MC6
32 BRAVE PHOENIX
33 ENCORE
34 Fun Fun★People
35 MC7〜阪神タイガースの歌 (六甲颪)
36 You have a dream
37 ミラクル☆フライト
38 MC8
39 恋想花火
40 W ENCORE
41 MC9
42 JET PARK
43 ENDING
44 ENDROLL

MTV Unplugged: Nana Mizuki

[編集]
01 イントロダクション
02 innocent starter
03 Silent Bible
04 MC1
05 夢幻
06 純潔パラドックス
07 PHANTOM MINDS
08 MC2
09 DISCOTHEQUE
10 エゴアイディール
11 Justice to Believe
12 MC3
13 深愛
14 ENCORE
15 MC4
16 オルゴールとピアノと -holy style-
17 MC5
18 星空と月と花火の下
19 ENDING

映像特典

[編集]
Making of LIVE PARK
燃えろ!! チェリボナイン
Making of MTV Unplugged: Nana Mizuki
オーディオコメンタリー

コンサートデータ

[編集]

NANA MIZUKI LIVE PARK 2016

[編集]
NANA MIZUKI LIVE PARK 2016
公演が行われた阪神甲子園球場
イベントの種類 音楽系イベント
正式名称 animelo mix presents NANA MIZUKI LIVE PARK 2016 supported by JOYSOUND Calbee なか卯
開催時期 2016年9月22日
会場 阪神甲子園球場
主催 毎日放送FM OSAKAサウンドクリエーター
後援 KING RECORDS
協賛 dwangoJOYSOUNDCalbeeなか卯、セブンシーズミュージック
企画制作 シグマ・セブン、NMP
協力 S.C.NANA NET
プロデューサー 三嶋章夫矢吹俊郎
来場者数 37,000人[1]
最寄駅 甲子園駅
公式サイト
テンプレートを表示

2016年9月22日に阪神甲子園球場で開催されたライブコンサート。大の阪神タイガースファンである水樹にとっては念願の甲子園での初ライブ開催となり、甲子園としても2015年まで長年TUBEがライブを開催し続けてきており、TUBE以外のアーティストがライブを開催するのは15年ぶり、ソロアーティストとしては初となる。

悪天候での開催となったが、球場での開催かつ、ステージコンセプトを「公園」にしたことから、随所にそれが組み込まれた演出を取り入れており、ステージセットはジャングルジムを模した形としており、開幕時には多数の風船が飛ばされ、cherry boys紹介映像はQVCマリンフィールドで収録した野球を題材とした映像となっている。7曲目の「POP MASTER」の前には甲子園名物のラッキーセブンのファンファーレにのせて観客がジェット風船を飛ばしている[1]。公式サイトでの「夏のダンス曲」投票[2]で選ばれた「Faith」も披露した。また、「STARTING NOW!」の前のショートムービーでは同曲が主題歌として使われた『この美術部には問題がある!』で共演した上坂すみれが出演、同曲披露時には大きさ12mの恐竜の骨格に乗って登場している[1]。また、終盤ではアルバム『NEOGENE CREATION』の発売が発表され、その中から「STAND UP!」が初披露された。アンコールでは豪雨の中、4ヶ月猛特訓したサックスで「Fun Fun★People」と「六甲おろし」を演奏している[3]

当日はデイリースポーツがインタビュー記事や過去記事のアーカイブなどで構成した開催記念特集号を制作、球場近くの特設店舗やAmazonで販売を行った[4]。また、オープニングシーンの場面写真が2017年の甲子園カレンダーの9月のページに用いられている。

なお、当日まで続いた雨の影響により、開催後に各種メディアで、甲子園の天然芝が痛み、阪神戦開催に影響が出るのではという報道がなされた。これを受けて所属するキングレコードシグマ・セブン、ライブ主催者の毎日放送エフエム大阪サウンドクリエーターが連名で公式サイトでコメントを発表、今回の公演は球場側との打ち合わせどおりに行われたもので、会場設営からライブまで続いた荒天による影響が大きく、想定以上の負荷がかかったことを説明した上で「多くの野球ファンの皆様ならびに関係各所の皆様にご心配をおかけいたしました」としており[5]、球場の管理を行う阪神園芸の関係者も取材に対し「水樹さんが悪いのではなく、誰のコンサートでもこうなっていた。雨がずっと降っていたため」と説明している[6]

2020年5月31日には水樹の公式YouTubeチャンネルにおいてライブ映像のプレミア公開が行われた。一部を除くMCパートやCherry Boys・team YO-DAの映像セクションは省略しつつ、ライブ映像の前後には水樹からのコメント映像を追加、配信中には公式Twitterアカウントにて水樹のコメントのリアルタイム配信も行った[7]

MTV Unplugged: Nana Mizuki

[編集]
MTV Unplugged: Nana Mizuki
公演が行われた舞浜アンフィシアター
公演が行われた舞浜アンフィシアター
イベントの種類 音楽系イベント
開催時期 2016年10月23日
会場 舞浜アンフィシアター
主催 MTVジャパン
来場者数 4,340人
最寄駅 舞浜駅
公式サイト
テンプレートを表示
MTV Unplugged: Nana Mizuki
ジャンル 音楽番組
出演者 水樹奈々
製作
制作 MTVジャパン
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2017年1月29日(初回)
放送時間日曜 22:00 - 23:00
放送分60分
回数1
テンプレートを表示

2016年10月23日に行われた、MTVアンプラグドのライブ収録で、昼夜2公演行われた。声優による初のアンプラグドライブ開催であると共に、MTVジャパン制作のアンプラグドライブとしては30作目となる。当日は水樹自身の曲だけでなく、MTVからカバー曲の提案があったことから、2000年に原宿アストロホールで開催されたライブで一度歌ったことのあるデビー・ギブソンの「Lost in Your Eyes」を歌っている[8][注 1]

今回の公演は4K画質で映像収録されており、2017年1月29日の初回放送ではMTVだけでなくスカパー!プレミアムサービスの4K専門チャンネル「スカパー!4K総合」でも放送されている。またリピート放送として上記2チャンネルのほか、BSスカパー!でも放送されている。また、事前番組としてMTVでは、水樹が影響受けた洋楽のミュージックビデオを水樹のコメントと共に放送する「MTV Select 10: 水樹奈々」、水樹のこれまでのライブから自身が厳選したステージを放送する「水樹奈々 Live Selection」(全3回)、BSスカパー!ではアンプラグドの模様から科学の力で水樹の歌声の秘密を分析する「水樹奈々のMTV Unpluggedを科学する」が放送された(2018年1月10日発売のベストアルバム『THE MUSEUM III』付属BD/DVDに「Special Edition」として収録された)。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 放送では流されているが、BD/DVDには未収録。それとは逆にアンコールの2曲はBD/DVDに収録されているが未放送となっている。

出典

[編集]
  1. ^ a b c “水樹奈々、豪雨の阪神甲子園球場でライブを開催! 37,000人を動員”. マイナビニュース (マイナビ). (2016年9月23日). https://news.mynavi.jp/article/20160923-a005/ 2017年2月17日閲覧。 
  2. ^ 水樹奈々甲子園ライブで投票1位の曲をお披露目 リクエスト開始,ドワンゴジェイピーnews,2016年8月19日
  3. ^ “水樹奈々ソロ初の甲子園で熱唱&サックス六甲おろし”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2016年9月23日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1713998.html 2017年2月17日閲覧。 
  4. ^ “水樹奈々が念願の甲子園ライブ 「記念特集号」も出た/芸能/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ (デイリースポーツ). (2016年9月23日). https://www.daily.co.jp/gossip/2016/09/23/0009515470.shtml 2017年2月17日閲覧。 
  5. ^ 水樹奈々コンサートで甲子園の天然芝傷む 公式サイトで経緯を説明”. ORICON STYLE (2016年9月27日). 2017年2月17日閲覧。
  6. ^ “甲子園芝ボコボコ問題で水樹奈々HPに経緯説明文「想定以上の負荷」”. サンケイスポーツ (産業経済新聞社). (2016年9月27日). https://www.sanspo.com/article/20160927-S67RCKFQG5LXVB7KLBLU4CDSAY/ 2017年2月17日閲覧。 
  7. ^ 水樹奈々、伝説の阪神甲子園球場ライブをYouTubeプレミア公開,Billboard JAPAN,2020年5月27日
  8. ^ “水樹奈々「MTV Unplugged」で始め緊張、最後は絶叫”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2016年10月24日). https://natalie.mu/music/news/206614 2017年2月17日閲覧。 

外部リンク

[編集]