MCブリード

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MCブリード
出生名 Eric Breed
エリック・ブリード
別名 Breed
生誕 (1971-06-12) 1971年6月12日
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ミシガン州フリント
死没 2008年11月22日(2008-11-22)(37歳)
ミシガン州イプシランティ
ジャンル Hip hop
職業 ラッパー
活動期間 1991年 – 2008年
レーベル Wrap Records, SDEG Records
共同作業者
  • DFC
  • 3-2
  • 2Pac
  • The D.O.C.
  • Esham
  • The Dayton Family
  • 8Ball & MJG
  • Too Short
  • Rappin' 4-Tay
  • Proof
  • Obie Trice
  • Vanilla Ice
  • Insane Clown Posse
  • Warren G

MCブリードMC Breed、本名:Eric Breed、1971年6月12日 - 2008年11月22日)は、アメリカ合衆国ミシガン州フリント出身の男性ラッパー[1]。中西部出身のラッパーとして初めて商業的な成功を収めたベテランラッパーとして知られ、90年代に放った「Ain't No Future in Yo Frontin」や2パックとの競演曲である「Gotta Get Mine」のヒット等で知られていた[2][3]

来歴[編集]

中西部フリントで生まれ育ったブリードは1991年、自身も参加していたグループ、DFCとの共同名義でアルバム「MC Breed & DFC」をインディーレーベルSDEG Recordsから発表しデビュー。翌1992年の2ndアルバム「20 Below」からはMCブリード個人名義で作品を発表している。

90年代中盤にはToo Shortを始めとする西海岸のヒップホップアーティストたちと交流を持つようになり、4thアルバム「Funkafied」は当時隆盛を誇ったGファンクサウンドを大きく取り入れビルボードR&B/Hip-Hopチャート最高9位を記録するなど自身最大のヒットとなった。

キャリアの間一貫してインディーシーンでの活動を続けながらもエミネムら他の中西部のラッパーに先んじて大きな知名度と成功を得たブリードであったが、晩年は20万ドルに及ぶ養育費の未払いで裁判所に懲役1年を宣告される等、金銭的な困窮に陥っていたとも報道されていた[4]

2008年9月5日、バスケットボールの試合に参加している最中突如倒れ入院。原因は腎臓疾患による腎機能の低下であり、集中治療室にて治療が続けられていたが、2ヵ月後の11月22日に37歳の若さで亡くなった[5]

ディスコグラフィ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ https://hiphopdx.com, HipHopDX- (2008年11月22日). “BREAKING: MC Breed Passes Away”. HipHopDX. 2020年11月18日閲覧。
  2. ^ Caramanica, Jon (2008年11月26日). “MC Breed, 37, Rapper With Midwest Roots, Is Dead (Published 2008)” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2008/11/26/arts/music/26breed.html 2020年11月18日閲覧。 
  3. ^ AllHipHop.com Daily News - : BREAKING NEWS: MC BREED PASSES AWAY”. web.archive.org (2008年12月1日). 2020年11月18日閲覧。
  4. ^ AllHipHop.com - Hip-Hop Culture Without Boundaries” (英語). AllHipHop.com. 2020年11月18日閲覧。
  5. ^ http://www.digitaljournal.com/article/262623

外部リンク[編集]