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Lustre (ファイルシステム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Lustre
導入 2003年12月 (Linux)
構造
ディレクトリ ハッシュテーブル
限度
最大ファイル サイズ
最大ファイル名長 255バイト
最大ボリューム サイズ
  • 100 PiB (実装上)
  • 16 EiB (理論上)
ファイル名の文字 NUL と '/' と隠しファイル ('.' と '..') 以外の全ての文字
特徴
タイムスタンプ 変更、属性変更、アクセス、削除、作成
日付範囲
  • 264ビット (ext4)
  • 234ビット (ZFS)
日付分解能 1秒
フォーク なし
パーミッション POSIX、ACL、SELinux
透過的圧縮 あり (ZFS)
透過的暗号化 あり (ネットワーク)
重複排除 あり (ZFS)
対応OS Linux
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Lustre
 ウィキデータを編集
Lustre の公式ロゴマーク
初版 2003年12月16日(22年前) (2003-12-16)[1]
最新版
ウィキデータを編集
長期サポート
2.15.7[2] / 2025年6月10日 (16か月前)
安定版
2.16.58[3] / 2025年8月29日 (13か月前)
/ 2025年8月29日 (13か月前)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
C言語
対応OS Linux系統
サポート状況 開発中
種別 分散ファイルシステム
ライセンス GPL 2.0
公式サイト www.lustre.org ウィキデータを編集
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Lustre (ラスター) は、一般に大規模のクラスターコンピューティング・スーパーコンピュータで使用されている自由かつオープンソースソフトウェアの分散ファイルシステムである。Lustreという名前はLinuxとClusterのかばん語になっている[4]。LustreはGNU GPL v2の下で公開されており、小規模のワークグループのためのクラスタから大規模なマルチロケーションのクラスタに及ぶ広い範囲のコンピュータクラスタに対して、ハイパフォーマンスなファイルシステムを提供する。

Lustreファイルシステムは高い性能を持ち、ライセンスがオープンであるため、スーパーコンピュータでしばしば利用されている。2005年6月以降、常にトップ10の少なくとも半分のスーパーコンピュータで使用されており、世界の最も高速なスーパーコンピュータシステム100のうちの60以上で採用されている[5][6][7]。この中には、2014年にTOP500にランクインした世界第2位と第3位のスーパーコンピュータである、TitanやSequoia(英語版)が含まれる[8][9]。2018年6月の上位10位では、第1位のSummitや第7位のTitanなどで利用されている[10][11]。

Lustreは、クライアントノード数は数万台、サーバ数は数百台、サーバに搭載されるストレージ総容量は数十PB、合計I/Oスループット1TB/s以上の規模の、複数の大規模コンピュータクラスタに組み込むことが可能な、スケーラブルなファイルシステムである[12][13]。そのため、Lustreファイルシステムは、気象学、シミューレーション、石油・ガス資源、生命科学、interactive media(英語版)、金融などの分野で採用されることが多い[14]。

概要

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  • 並列分散アーキテクチャ:大きなファイルを複数のブロックに分割し、複数のストレージノードに分散して格納することで、複数クライアントが同時にアクセス可能
  • 高いI/O性能:複数のクライアントが異なるストレージノードに同時アクセスできるため、読み書き速度が飛躍的に向上 [15]
  • スケーラビリティ:ストレージやノードを追加することで、容量と性能を容易に拡張可能。クライアント数は数万台、サーバ数は数百台、I/Oスループットは1TB/s以上に対応
  • 信頼性:管理サーバー(MGS)やメタデータサーバー(MDS)、ストレージサーバー(OSS)などのコンポーネントにより、安定した運用が可能 [15]
  • 用途の広さ:科学技術計算、気象シミュレーション、地震解析、粒子物理学、AI/機械学習の学習データ管理など、大規模並列処理が求められる分野で活用[15]

歴史

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  • 2003年12月、Lustre 1.0.0がリリースされた。

特徴

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脚注

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  1. ↑ “Lustre 1.0 released” (2003年12月17日). 2018年7月3日閲覧。
  2. ↑ “New release 2.15.7” (2025年6月10日). 2025年9月3日閲覧。
  3. ↑ “New tag 2.16.58” (2025年8月29日). 2025年9月4日閲覧。
  4. ↑ “Lustre Home”. 2001年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年9月23日閲覧。
  5. ↑ “Lustre File System, Version 2.4 Released”. Open Scalable File Systems. 2014年10月18日閲覧。
  6. ↑ “Open-source Lustre gets supercomputing nod”. 2014年10月18日閲覧。
  7. ↑ “Xyratex Captures Oracle’s Lustre”. HPCWire. 2014年10月18日閲覧。
  8. ↑ “Titan System Overview”. Oak Ridge National Laboratory. 2013年9月19日閲覧。
  9. ↑ Brian Behlendorf. “ZFS on Linux for Lustre”. Lawrence Livermore National Laboratory. 2014年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月18日閲覧。
  10. ↑ “File Systems: Data Storage & Transfers”. Oak Ridge National Laboratory. 2018年7月3日閲覧。
  11. ↑ “File Systems: Data Storage & Transfers”. Oak Ridge National Laboratory. 2018年7月3日閲覧。
  12. ↑ “Spider Center-Wide File System”. Oak Ridge Leadership Computing Facility. 2012年2月2日閲覧。
  13. ↑ “Rock-Hard Lustre: Trends in Scalability and Quality”. Nathan Rutman, Xyratex. 2012年2月2日閲覧。
  14. ↑ Lustre File System presentation, November 2007 - YouTube By Peter Braam, November 10, 2007
  15. 1 2 3 “Lustre(ラスター)とは何かをやさしく解説、AIやスパコンの超巨大データ処理の仕組み”. ビジネス+IT. 2026年8月12日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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