LGBTの文化

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1969年6月のストーンウォールの反乱の現場であるマンハッタン英語版グリニッチ・ヴィレッジゲイ・ダウンにあるストーンウォール・インは、現代のLGBTの権利運動の発祥地であり、LGBT文化の象徴となっており、レインボープライドフラッグで飾られている[1][2][3]
レインボーフラッグはしばしばLGBT文化のシンボルとして用いられる

LGBTの文化(エルジービーティーのぶんか)は、レズビアンゲイバイセクシャルトランスジェンダーおよびクィア/クエスチョニングLGBTQ)の人々が共有する文化を指し、「クィア文化(クィアぶんか)」と表現されることもある。時に「ゲイ文化(ゲイぶんか)」という言葉が使われることもあるがこれはLGBT文化の同義語ではなく同性愛男性だけに共有された文化を指していThe Door to Hell, Derweze, Turkmenistan.

概要[編集]

LGBT文化は地域性や、参加する人々の独自性によって多様性がある。彼らの文化において比較的よくみられるものとして以下のものがある。

しかしながら、全てのLGBTの人々がLGBT文化を共有しているとも限らず、地理的な要因やLGBT文化に対する無認識、社会的偏見による不安、自己意思による疎遠などにより孤立・独立している場合もある。

北米を中心とした一部の都市ではゲイタウンやLGBT人口比率の高い近隣地域に住居を構えるLGBTの人々がいる。プライドパレードゲイ・ゲームズサザン・デカダンス英語版といったイベントがLGBTQ文化を讃えて行われている。 QueercoreGay Shame ムーブメントは、LGBT文化の商業化やゲットー化への反発を象徴する出来事の一例である[5][6]

ゲイ文化[編集]

ゲイ男性との関係性が深い要素として以下のものがある。

ゲイ男性文化の中にも、ベア(熊系)やチャブデブ専に通ず)などいくつかのサブカルチャーが存在し、レザーSMなどのように歴史の長い大きなサブカルチャーも存在する。前述のようなサブカルチャーの存在については賛否両論があり、ゲイの批評家の一人である Michael Musto はゲイコミュニティについて「私が最初にゲイの世界に飛び込むと決めた時、様々な人々がいて個性的な世界に入るのだろうと思っていたが、それどころか実際にはクローンの世界であった。ゲイの間で脈々と続くボディ・ファシズムの存在を私も好ましく思っていない」と述べている[7]

アメリカ合衆国におけるゲイ文化[編集]

アメリカの作家 Gilbert Herdt によると、用語「同性愛(homosexuality)」は1950年代後半または1960年代の前半まで一番使われていたが、その後「ゲイ」という用語が登場したという。「この新たな言葉 "ゲイ" は "同性間の性的衝動" を指すだけに留まらず、男性同性愛者自身やその仲間、ゲイの社会的慣習など、次第に社会生活全般をも含むようになった。」[8]と解説している。

19世紀から20世紀前半にかけてのゲイ文化は隠れた存在で、秘密のシンボルコードを用いて異性愛中心の社会に溶け込んでいた。アメリカ合衆国の初期においてゲイが最も影響力を持っていたのは、ハイカルチャーの一部分であった。オペラバレエオートクチュール、高級料理ミュージカルハリウッド映画の黄金期、インテリアデザインなどのハイカルチャー世界で活躍していたゲイ達は、彼らが携わった作品の中にそのシグナルを盛り込んでいた。例えばマリリン・モンローが主演した映画『紳士は金髪がお好き』では、ジェーン・ラッセルジムにてマッチョな男性に囲まれて『Ain't There Anyone Here For Love』を唄う場面がある。この場面で男性が着用していた衣装は男性デザイナーが行い、ダンスも男性振付師が担当した。ゲイの脚本家 Paul Rudnick は「登場するダンサー達はラッセルよりもお互いに興味を持っているように見える」と指摘しているが、ラッセルの存在によって異性愛がテーマの場面として成立し、検閲英語版問題となることなく作品が完成している[9]

1969年にニューヨークにて発生したストーンウォールの反乱によって、ゲイ文化は初めて一般社会に対して認識されるようになる。7人のゲイ作家で組織された The Violet Quill は、ストレートの男性が同性愛体験をする筋書きの作品にフォーカスを当てた文芸クラブである。例えば作家エドマンド・ホワイトの著書『A Boy's Own Story』は、退廃的かつ情の薄い父親の下で育った同性愛の少年を主人公とした三部作の第一作である。

ライザ・ミネリジェーン・フォンダベット・ミドラーを初めとした女性著名人の中には、かつてのジェットセット英語版のような都会的なゲイ男性やアンディ・ウォーホルのように周囲に対してリレーションシップを隠さない人物らと多くの時間を過ごしていた人々もいる。前述のようなオープンな人々は進歩的な大都会(ニューヨークサンフランシスコロサンゼルスシアトルシカゴダラスヒューストンアトランタマイアミボストンワシントンD.C.ニューオリンズフィラデルフィアなど)に限られていた。また「ゲイ特有の癌」として最初に世間に認知されてしまったAIDSの流行拡大により、病に倒れた様々な著名人がアウティングを余儀なくされた[10]

リレーションシップ[編集]

アメリカ国内の調査では、男性同士のカップルにおいてはモノガマス英語版(一対一の関係性。異性愛における "一夫一婦制" と同じ)が多数派であった。アメリカ国立精神衛生研究所英語版の支援により Colleen Hoffon がサンフランシスコ・ベイエリアに居住する566組のゲイカップルを調査したところ、75%がモノガマスの関係性を築いていた。ゲイの俳優ニール・パトリック・ハリスは「どのようなセクシャリティにおいても私はモノガマス・リレーションシップの支持者であり、国がその向きに舵を切りつつあることを誇りに思っています。」と意見している[11]

1980年代から90年代にかけて、カナダの漫画家 Sean Martinは、トロント近郊のゲイタウンに住むカップルを主人公にしたコミック・ストリップDoc and Raider』を制作していた。今日ではウェブコミックにて読むことができる。作品はユーモアが主題ではあるが、時にゲイバッシング英語版HIVドメスティックバイオレンスが取り上げられている。

オンライン文化とコミュニティ[編集]

ゲイ男性を対象にした多くのSNSサイトが立ち上げられている。ユーザーは自己のプロフィールを登録し、他のメンバーのプロフィールの閲覧やメンバー同士でのメッセージやチャットが行える仕組みを持つものが一般的であり、初期には性的接触や刺激を得るためのサイトが主に開設された。その後少数ではあるが、性的な内容を意図的に外したソーシャルネットワークも開設され、その一部では性的な内容の掲載が禁止されているものもある[12]。ゲイを対象にしたクーポンサイトも存在する[13]

ゲイ文学[編集]

レズビアン文化[編集]

ゲイ文化と同じく、レズビアン文化はLGBT文化と共有する要素と、レズビアンコミュニティ特有の要素をそれぞれ含んでいる。ヨーロッパやオーストラリア、ニュージーランド、北アメリカのレズビアンコミュニティでは、Michigan Womyn's Music Festival[14]Club Skirts Dinah Shore Weekend[15][16] などのレズビアンのための巨大イベントが開かれている。また Melissa Etheridgek.d.ラングエレン・デジェネレスポーシャ・デ・ロッシをはじめとしたレズビアン固有のアイコンが存在する。

20世紀終盤からのレズビアン文化は、フェミニズムの進化と共に成長してきた。レズビアン分離主義はレズビアン理論の一例であり、レズビアンを固有の存在として表現やレズビアン文化を推進するための活動の一つである[17][18][19]

レズビアンの古いステレオタイプに「ブッチ」または「ダイク」(ともに男性的な人物のステレオタイプ)と「フェム」または「リップスティックレズビアン英語版」(ともに女性的な人物のステレオタイプ)があり、またレズビアンのカップルはブッチ&フェムであるというステレオタイプもある。レズビアンの一部は "ブッチ" や "フェム" ではあるものの、このカテゴリー分けに全てのレズビアンを当てはめるには難しいほど多様性がある。

バイセクシャル文化[編集]

Tricolor flag: wide horizontal pink and blue bars surrounding a narrower lavender bar
バイセクシャル・プライド・フラッグ

バイセクシャル、フルーイド(fluid、性的指向や性自認が流動的な人々)、パンセクシャルの人々の文化の一例として、西洋文化では『Bi Any Other Name: Bisexual People Speak Out』(Lani Ka'ahumanuLoraine Hutchins の共著)や『Getting Bi: Voices of Bisexuals Around the World』(Robyn Ochs)などの書籍、イギリスのサイエンスフィクションのテレビシリーズ秘密情報部トーチウッド』、英国歌手で俳優の Tom Robinsonブラック・アイド・ピーズのメンバーファーギー、スコットランドの俳優アラン・カミングレディー・ガガをはじめとした著名人の存在などがある。

バイセクシャル・プライド・フラッグ英語版はバイセクシャルコミュニティのシンボルとして、1998年に Michael Page によってデザインされた。上側の深いピンク色は同性愛、下側のロイヤルブルーは異性愛を象徴し、中央のラベンダー色はジェンダーを超えた指向性を象徴している[20]。毎年9月23日Celebrate Bisexuality Day というバイセクシャルコミュニティを記念する日とされている。この記念日は1999年にバイセクシャルコミュニティの人々によって決められた[21][22]

トランスジェンダーの文化[編集]

Flag with five horizontal bars: white in center, surrounded by pink, surrounded by light blue
トランスジェンダー・プライド・フラッグ

トランスジェンダー文化の研究はジェンダー研究をもとに多くの手法で行われてきたが、非常に複雑である。

トランスジェンダーの人々全てが自身を「トランス文化」の一部であると認知しているとも限らない。この意識の違いは、出生時の性別を、他の人々に知ってもらうことを望んでいる人々と、望まない人々との間での考え方の違いにあるとされる[23]

若者文化[編集]

ゲイ・プライドLGBTの社会運動の派生として、LGBTQの若者(通常は性的同意年齢に以上の世代を対象にしている)やLGBTIQコミュニティに向けて性の平等を啓蒙活動する「ユース・プライド」(Youth Pride)がある[24]。この運動は多くの国で行われ、催事やパレードにてLGBTQの若者を繋ぎ、支援する活動が行われている[24]

その他のLGBTグループ[編集]

ろう者のクィアコミュニティ[25]Gay and Lesbian International Sport Association をはじめとしたスポーツコミュニティなど、様々な分野においてLGBTコミュニティグループが存在し、固有の文化を形成している。

異性愛文化のステレオタイプ[編集]

例えば「ゲイ男性は『タチ・ネコ英語版』のどちらかに分かれる」、あるいは「同性間のリレーションシップは片方が女性的な役割でもう一方が男性的役割である」といった異性愛文化の性質や慣習をLGBT文化に当てはめる考え方は、LGBTの人々の実際に則していないとされる[26]

批判[編集]

LGBT文化に対する批判は、様々な理由により行われている。アメリカのコラムニスト Michael Musto などはLGBTコミュニティについて、ステレオタイプに合致する人々や風刺的な人物などの一部分が強調されている点を批判している。

一方でバイセクシャルトランスジェンダーの人々には、自己をゲイまたはレズビアンとして扱われる社会的プレッシャーや、主流LGBT文化からの排斥や差別に遭遇する可能性が存在している。バイセクシャルにおけるこの圧力は "bisexual erasure" (両性愛者の抹消)とも呼ばれている。ニューヨーク大学ロースクールKenji Yoshino 教授は『Stanford Law Review』にて「レズビアンやゲイのコミュニティは、バイセクシャルの人々が日和見主義であったり不実、現実逃避、クローゼットであり、"異性愛者の特権"を持ち続けることが人生において優先するかのようなネガティブなイメージを持つことが多い」と指摘している[27]

LGBTコミュニティについて具体的な慣習や集団的な特徴を現したものではなく、人工的な集団分けにすぎないとの批判がある。具体的には、LGBTの人々が自己を説明するために使う表現(レズビアンやゲイ等)は多様であり、単純に自己の恋愛対象を表現するだけを好む人々も居り、LGBTコミュニティの概念が異性愛以外の人々を単にまとめただけであることが指摘されている[28]

同性間で一対一の関係性を持つゲイ批評家のなかには、ゲイ文化の大勢を占める"一対一の関係性に対する軽視"や"性における無秩序に対する著しい容認"が同性結婚の法制化に影響を及ぼしていると指摘している[29]。英国のライターである Yuvraj Joshi はLGBTコミュニティがクィアの面を世に広めつつも、同時に異性愛と同性愛の根源的な同一性を強調してきた点を指摘している[30]

イギリスのジャーナリスト Mark Simpson は1996年の著書『Anti-Gay』にて、ゲイコミュニティのサブグループに対する主流派の不寛容さを記述している。イギリスの新聞タイムズは「かつて抑圧された経験があったからといって批判や偏見が筋の通ったものであるとも限らないと、Simpsonは巧みな指摘をした」と記述している。雑誌『Time Out』にて作家の Aiden Shaw は「誰かが良い事を言ってくれた!俺達の個性や違いがどうだっていうんだ?」と批判に好意的な意見を表した。一方で雑誌『Boyz』では「Simpsonは女々しい」と書かれるなど、批判に対する反発も起こった[31]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Julia Goicichea (2017年8月16日). “Why New York City Is a Major Destination for LGBT Travelers”. The Culture Trip. 2019年2月2日閲覧。
  2. ^ Eli Rosenberg (2016年6月24日). “Stonewall Inn Named National Monument, a First for the Gay Rights Movement”. The New York Times. https://www.nytimes.com/2016/06/25/nyregion/stonewall-inn-named-national-monument-a-first-for-gay-rights-movement.html 2016年6月25日閲覧。 
  3. ^ Workforce Diversity The Stonewall Inn, National Historic Landmark National Register Number: 99000562”. National Park Service, U.S. Department of the Interior. 2016年4月21日閲覧。
  4. ^ 英語版・人間のセクシャリティの歴史を参照
  5. ^ du Pleissis, Michael; Chapman, Kathleen (February 1997). “Queercore: The distinct identities of subculture”. College Literature. ISSN 0093-3139. http://findarticles.com/p/articles/mi_qa3709/is_199702/ai_n8737120/pg_1 2007年6月21日閲覧。. 
  6. ^ Gay Shame: A Celebration of Resistance”. 2009年8月18日閲覧。
  7. ^ Interview with Michael Musto, David Shankbone, Wikinews, October 7, 2007.
  8. ^ Herdt, G (Ed.) (1992). Gay Culture in America: Essays from the Field. Beacon Press: Boston, MA
  9. ^ アーカイブされたコピー”. 2010年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月26日閲覧。
  10. ^ Timeline: 25 Milestones in Our Time With AIDS: June 200
  11. ^ http://www.accesshollywood.com/neil-patrick-harris-on-gay-marriage-monogamy-and-anderson-cooper_article_10685
  12. ^ Eight Social Networking Sites for Men Who Love Men”. Techcrunch (2006年10月11日). 2012年12月17日閲覧。
  13. ^ Hannah Seligson (2011年6月19日). “A Daily Deal Site Aimed Squarely at Gay Men”. New York Times. http://www.nytimes.com/2011/06/20/technology/20hookup.html?_r=0 2012年12月17日閲覧。 
  14. ^ Lo, Malinda Behind the Scenes at the Michigan Womyn's Music Festival April 20, 2005 AfterEllen
  15. ^ [1] Ficera, Kim Don't Quote Me: Dinah Shore Weekend February 22, 2006 AfterEllen
  16. ^ Downs, Maggie Dinah Shore events part of celebration that began with a round of golf March 28, 2010 The Desert Sun
  17. ^ Bunch, Charlotte/The Furies Collective, Lesbians in Revolt, in The Furies: Lesbian/Feminist Monthly, vol.1, January 1972, pp.8-9
  18. ^ Hoagland articulates a distinction (originally noted by Lesbian Separatist author and anthologist, Julia Penelope) between a lesbian subculture and a lesbian community; membership in the subculture being "defined in negative terms by an external, hostile culture", and membership in the community being based on "the values we believe we can enact here." Hoagland, Sarah Lucia. Lesbian Ethics: Towards a New Value, Institute for Lesbian Studies, Palo Alto, Ca.
  19. ^ Tallen, Bette S. Lesbian Separatism: A Historical and Comparative Perspective, in For Lesbians Only: A Separatist Anthology, Onlywomen Press, 1988, ISBN 0-906500-28-1, p141
  20. ^ History of the Bi Pride Flag”. 2012年12月17日閲覧。
  21. ^ Day celebrates bisexuality, dispels myths. The Michigan Daily.(2000年10月10日時点のアーカイブ
  22. ^ Bi Community Celebrates. Bay Windows; 9/25/2003, Vol. 21 Issue 41, p3-3, 1/4p
  23. ^ Anneliese A. Singh; Danica G. Hays; Laurel S. Watson (January 1, 2011). “Strength in the Face of Adversity: Resilience Strategies of Transgender Individuals”. Journal of Counseling and Development: JCD (American Counseling Association). オリジナルの2014年6月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140611073027/http://www.highbeam.com/doc/1P3-2238228261.html 2012年12月17日閲覧。. (Paid subscription required要購読契約)
  24. ^ a b Lisa Neff, "Pride by Many Other Names: Whether it's a Dyke March, Black Gay Pride, or a Youth Rally, Gay Men and Lesbians are Finding New Ways to Celebrate Their Diversity". pages 50-55, The Advocate, June 25, 2002.
  25. ^ About the Deaf Queer Resource Center”. 2012年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月18日閲覧。
  26. ^ Diaz-Machado, Edgar. “Lowdown: Tops & Bottoms”. 2011年7月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月1日閲覧。
  27. ^ Yoshino, Kenji (2000). The epistemic contract of bisexual erasure. Stanford Law Review, 53(2), P. 399
  28. ^ Prosser, J (1998) Second Skins: The Body Narratives of Transsexuality. New York: Columbia University Press p. 59
  29. ^ http://www.gaypatriot.net/2008/06/20/gay-groups-ignore-monogamy-when-discussing-marriage/
  30. ^ Joshi, Yuvraj (May 2012) (PDF). Respectable Queerness. 43. Columbia Human Rights Law Review. pp. 415–467. オリジナルの2012年5月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120523070719/http://www3.law.columbia.edu/hrlr/hrlr_journal/43.2/Joshi.pdf 2013年1月26日閲覧。. 
  31. ^ アーカイブされたコピー”. 2011年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月26日閲覧。

関連書籍[編集]

  • Bockenek, Michael, A. Widney Brown, "Hatred in the hallways: violence and discrimination against lesbian, gay, bisexual, and transgender students in U.S. schools", Human Rights Watch, 2001, ISBN 1-56432-259-9, ISBN 978-1-56432-259-3.

外部リンク[編集]