KICK THE CAN CREW

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KICK THE CAN CREW
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ヒップホップ
活動期間 1996年 - 2004年
2014年
2017年 -
レーベル

LASTRUM
1997年 - 1999年
BURGER INN RECORDS
2000年 - 2001年
ワーナーミュージック・ジャパン
(2001年 - 2004年

ビクターエンタテインメント
2017年 - )
公式サイト http://www.kickthecancrew.com/
index2.html
メンバー LITTLEMC
MCU(MC)
KREVA(MC)

KICK THE CAN CREW(キック・ザ・カン・クルー)は、日本のヒップホップグループ。所属レコード会社ビクターエンタテインメント(インディーズ、及びLP版はBURGER INN RECORDSでリリース)。通称「キック」、雑誌等では頭文字をとって「KTCC」とも表記される。グループ名を直訳すると「缶を蹴る奴ら」。その由来は、それぞれ活動していた3人が初めてコラボレートした楽曲「カンケリ」から来ている。[RHYMESTER]]等が在籍するコミュニティFUNKY GRAMMAR UNIT神輿ロッカーズの一員でもある。

メンバー[編集]

サポートメンバー[編集]

2004年の活動休止まで活動。
2017年の再始動以降、DJを務める。上京後にSONOMIのライヴDJとして活動後、2006年にKREVAの楽曲「THE SHOW」のリミックスを務め、その後はKREVAのライブサポートとして活動[1]

来歴[編集]

BY PHAR THE DOPESTのKREVA、RADICAL FREAKSのMCU、DJ SHUHOとソロ活動をしていたLITTLEとそれぞれバラバラに活動していた3人が初めて共演した曲「カンケリ」(コンピレーション『THE BEST OF JAPANESE HIPHOP vol.7』に収録)をきっかけに意気投合。ユニット名はその曲名からKICK THE CAN CREW(=缶蹴る奴ら)と名づけられた。その後もインディーズでリリースを重ねていった。

当時から個々の活動も行っており、KREVAはBY PHAR THE DOPESTとしての活動の他にソロMCとしてB-boy ParkのMC battleに於いて3連覇(1999 - 2001)を達成。MCUはRADICAL FREAKSの他にアルファらと共に東京U家族で活動(後にMCUが結婚したと同時に解散)。LITTLEは3人の内でも早くからソロアルバムをリリースしていた。

2001年5月23日シングルスーパーオリジナル」でメジャーデビュー。その後、11月7日山下達郎の「クリスマス・イブ」をサンプリングした「クリスマス・イブRap」、2002年1月23日に「マルシェ」をリリースし、その年の紅白歌合戦に初出場。

2002年10月、ヒップホップグループのキングギドラがリリースしたアルバム『最終兵器』内の楽曲「公開処刑 feat. BOY-KEN」でK DUB SHINEにDISされる(後の2004年8月、「blast」誌上のK DUB SHINEのインタビューでもう批判はしないといった意の発言をしている)。

2003年には8月6日の「性コンティニュー」から2004年1月1日アルバムGOOD MUSIC』までシングル5枚・ベストアルバム1枚・アルバム1枚の計7枚連続リリースを行った。また、この年には台湾親善大使に任命されての台湾ライヴ敢行や「The Source Awards」に日本人初のノミネートと海外でも活動を行った。

2004年3月に活動休止を発表する。そして、6月20日のライブ「KICK THE CAN CREW LIVE 旅人〜STEP IN THE DAY〜」をもって活動を一旦休止した。

2008年5月7日、LITTLEの自らの誕生日とデビュー10周年記念を兼ねたライブの際にサプライズでKREVAとMCUが花束を持って登場し、活動休止以来となるステージ上での3ショットが実現。8月3日には茨城県国営ひたち海浜公園で開催された野外イベント「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2008」でKREVAがLITTLEとMCUを呼び、4年振りに「イツナロウバ」「アンバランス」の2曲を披露した。

2009年8月2日「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2009」では3人とも8月2日にそれぞれソロとして出演し去年と同じくKREVAのステージにて復活を果たし観客をわかした。なお披露した曲は「アンバランス」である。

2010年8月6日「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010」においても同日にそれぞれソロで出演し、ファンの期待に答えるように三度一夜限りの復活をとげ代表曲「マルシェ」を披露している。なおこの日MCUはSeaside Stageのトリを飾っている。

2011年、MCUとLITTLEによる「UL」が結成。同年8月7日に行われた「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2011」にて「イツナロウバ」を披露。8月28日には日本テレビ系列の音楽番組「MUSIC LOVERS」にてゲストのKREVAがパフォーマンスゲストとしてLITTLEとMCUを招き、実に約8年ぶりのテレビ共演となった。楽曲は「挑め Remix」。

2012年8月3日「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2012」にて「イツナロウバ」を披露。

2014年3月、KREVAプロデュースによるULのデビューアルバム「ULTRAPS」がリリース。8月2日に行われた「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」 にて約10年ぶりにKICK THE CAN CREWが復活[2]。一番規模の大きいGRASS STAGEにてトリを飾る。以降新曲等のリリースはないもののKREVAのイベント「908 FESTIVAL」などに3人が出演するなど競演が目立っている。

2017年6月18日、デビュー20周年を機に本格的な再始動発表と共に新楽曲「千%」を公開、併せて実に14年ぶりとなるニューアルバム『KICK!』の発売、重ねて日本武道館での「復活祭」の開催、13年ぶりの全国ツアーの開始も発表した。

音楽性・特色[編集]

MC3人の三者三様のパフォーマンスを「キャラ立ち3本マイク」、身長の違いから「大中小」と称している。

楽曲のトラックは、結成当初からKREVA1人の手で作られていたが、シングル「sayonara sayonara」収録の「キックOFF」でDJ TATSUTAとトラックを共作し、以降、アルバム『magic number』には2曲、2003年8月からの7枚連続リリースでは、半分近くを2人(「顔PASSブラザーズ」名義)でプロデュースしている。

ディスコグラフィ[編集]

インディーズ[編集]

シングル[編集]

  発売日 タイトル 規格品番
LASTRUM CORPORATION
1st 1997年8月21日 タカオニ LAMCDE-003 (CD)
LALPE-3 (12inch)
BURGER INN RECORDS
2nd 2000年7月5日 young animal e.p. BIR-1003 (CD)
UTOPIA
3rd 2000年8月18日 GOOD TIME! 8869-P (CD)
BURGER INN RECORDS
4th 2001年2月21日 今日から明日 BIR-1014 (CD)
2001年4月27日 BIR-1017 (12inch)
5th 2001年10月26日 Good Time! / X-amount / エルニーニョ BIR-1023 (12inch)
6th 2001年11月23日 ユートピア / 3MC&1DJ BIR-1022 (12inch)

アルバム[編集]

  発売日 タイトル 規格品番 備考
UTOPIA
1st 2000年9月13日 YOUNG KING UTIH-2 / 8875-P (CD) -
BURGER INN RECORDS
2nd 2001年10月17日 Greatest Hits BIR-1021 (CD) 2005年12月14日にCD再発 (BUCA-1015)

メジャー[編集]

シングル[編集]

  発売日 タイトル 規格品番 最高順位 備考
Billboard
[3]
DREAM MACHINE (Warner Music Japan)
1st 2001年5月23日 スーパーオリジナル HDCA-10059 (CD) - -
2nd 2001年6月29日 イツナロウバ BIR-1019 (12inch) - BURGER INN RECORDSより発売
2001年7月11日 HDCA-10067 (CD) -
3rd 2001年9月27日 カンケリ01/LIFELINE HDCA-10071 (CD) - -
4th 2001年11月7日 クリスマス・イブRap HDCA-10077 (CD) - -
5th 2002年1月1日 マルシェ HPCW-1485 (12inch) - BURGER INN RECORDSより発売
2002年1月23日 HDCA-10085 (CD) -
6th 2002年3月13日 ONEWAY HDCA-10091 (CD) - 2002年4月26日に12inch発売 (BIR-1030)
7th 2002年5月22日 sayonara sayonara HDCA-10100 (CD) - 2002年8月9日に12inch発売 (BIR-1031)
8th 2002年8月28日 アンバランス HDCA-10112 (CD) - 2002年11月22日に12inch発売 (BIR-1032)
9th 2002年11月7日 地球ブルース〜337〜/DJDJ [for RADIO] HDCA-70008 (CD) - 2003年2月26日に12inch発売 (BIR-1034)
10th 2002年12月11日 TORIIIIIICO! feat. CASSETTE VISION HDCA-10129 (CD) - -
- 2003年3月7日 ストレス BIR-1036 (12inch) - BURGER INN RECORDSより発売
11th 2003年8月6日 性コンティニュー WPCL-10027 (CD) - 2003年10月3日に12inch発売 (BIR-1041)
12th 2003年9月10日 GOOD MUSIC WPCL-10036 (CD) - 2003年10月3日に12inch発売 (BIR-1042)
13th 2003年10月16日 パンク寸前のFUNK WPCL-10041 (CD) - 2004年1月30日に12inch発売 (BIR-1043)
14th 2003年11月12日 ナビ/揺れ WPCL-10056 (CD) - 2004年1月30日に12inch発売 (BIR-1044)
15th 2003年12月10日 脳内VACATION WPCL-10062 (CD) - 2004年1月30日に12inch発売 (BIR-1045)
SPEEDSTAR RECORDS (Victor Entertainment)
配信 2017年7月14日 千% - 81位 -

その他シングル[編集]

  • ダウンバイロー (2002年8月7日)

アルバム[編集]

  発売日 タイトル 規格品番
DREAM MACHINE (Warner Music Japan)
1st 2002年2月14日 VITALIZER HDCA-10084 (CD)
2002年4月26日 BIR-1029 (2LP)
2nd 2003年1月1日 magic number HDCA-10127 (CD)
2003年3月7日 BIR-1037 (2LP)
3rd 2004年1月1日 GOOD MUSIC WPCL-10063 (CD)
SPEEDSTAR RECORDS (Victor Entertainment)
4th 2017年8月30日 KICK! VICL-64834 (CD)
VIZL-1228 (CD+DVD)

ベストアルバム[編集]

  発売日 タイトル 規格品番
DREAM MACHINE (Warner Music Japan)
1st 2003年11月19日 BEST ALBUM 2001-2003 WPZL-30017/8 (2CD)

参加作品[編集]

  • KICK THE CAN CREW「よってこい feat. NG HEAD, RYO THE SKYWALKER」 (1999年、DJ TATSUTA『ULTIMATE MIX ADJUSTMENT』収録)
  • 嶋野百恵「Roots feat. KICK THE CAN CREW & INNOSENCE」 (2000年、嶋野百恵『Roots』収録)
  • RHYMESTER「10 Balls+2 featuring Kick The Can Crew」 (2001年、RHYMESTER『ウワサの真相』収録)
  • THE BOOM「いいあんべえ (monoaural mix) featuring KICK THE CAN CREW」 (2002年、THE BOOM「この街のどこかに」収録)
  • EAST END「FGスポット feat. KICK THE CAN CREW」 (2003年、EAST END『Beginning of the Endless』収録)
  • RHYMESTER「ウィークエンド・シャッフル feat. MCU, RYO-Z, KREVA, CUEZERO, CHANNEL, KOHEI JAPAN, SU, LITTLE, ILMARI, GAKU-MC, SONOMI, PES, K.I.N, 童子-T」 (2006年、RHYMESTER『HEAT ISLAND』収録)

映像作品[編集]

  発売日 タイトル 規格品番 最高順位
オリコン
[4]
Warner Music Vision
1st 2004年12月1日 COMPLETE PV COLLECTION WPBL-90028 (DVD) -
2nd 2005年1月19日 TOUR 2002 VITALIZER WPBL-90025 (DVD) -
3rd 2005年1月19日 LIVE at 武道CAN WPBL-90026 (DVD) -
BURGER INN RECORDS
4th 2005年6月8日 TOUR 2003 magic number BUBA-1001 (DVD) -
5th 2005年6月8日 ARENA TOUR nolivenolife BUBA-1002 (DVD) -
6th 2005年7月6日 TOUR 2004 GOOD MUSIC BUBA-1003 (DVD) 143位
7th 2005年7月6日 LIVE 旅人〜STEP IN THE DAY〜 BUBA-1004 (DVD) 141位

NHK紅白歌合戦出場歴[編集]

年度/放送回 曲目 出演順 対戦相手
2002年(平成14年)/第53回 マルシェ 07/27 華原朋美
注意点
  • 出演順は「出演順/出場者数」で表す。

脚注[編集]

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  1. ^ INTERVIEW / 熊井吾郎 & KREVA Amebreak (2009年6月23日)
  2. ^ KICK THE CAN CREWがロッキン出演決定──11年ぶり、伝説よ再び KAI-YOU 2014年5月9日付
  3. ^ Kick the Can Crew CHART HISTORY Billboard
  4. ^ ick the Can CrewのDVD作品 オリコン

外部リンク[編集]