KANSAI1週間

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KANSAI1週間
ジャンル タウン情報誌
読者対象 主に20代男女
刊行頻度 隔週刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 税込350円
出版社 講談社サンケイリビング新聞社
編集長 奈良原敦子
刊行期間 1999年3月16日 - 2010年6月8日
姉妹誌 TOKYO★1週間
ウェブサイト http://osakaliving.jp/kansai1/k_index.html
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KANSAI1週間』(かんさい1しゅうかん」)とは、講談社1999年から2010年まで関西地方で発行していた都市情報雑誌の名称。通称『カンイチ』。2010年6月8日発売号をもって休刊した。

概要[編集]

1999年3月16日創刊。関東地方で発行の『TOKYO★1週間』の姉妹誌として講談社から創刊。また関西地区向けの情報誌では『ぴあ関西版』(ぴあ株式会社)、『関西ウォーカー』(角川書店。現在は角川マーケティングが刊行[1])に続き3誌目となる。

創刊から9年近くはTOKYOと同じく講談社より発行していたが、2008年12月より発行元がサンケイリビング新聞社に移行した。

特徴[編集]

主に大阪を中心とする関西地方の若者向け情報(デートスポットグルメ映画音楽など)を掲載していた。また、各分野に精通したライターやタレントらによる連載企画なども充実しており、常に若い世代からの支持を得ていた。

インターネット携帯電話と連動した企画も行っている。刊行中は本誌表紙または一部ページにQRコードが掲載されておりバーコードリーダー対応携帯電話で読み取るとクーポン券や最新情報が入手できた。なお、2010年からはTwitterによる展開も開始されている。

表紙は毎号、女性タレント(男性タレントの場合もある)が1~2名に登場しており、本誌ではトップページの「COVER GIRLS BEST★HIT!」にも登場していた。

姉妹誌[編集]

主な内容[編集]

特集として、その時期にふさわしいデートスポットやグルメ情報を掲載している。また関西の新スポット、新規オープンのレストランを随時掲載している他、コンビニエンスストアファーストフードの新商品も掲載している。

占い、映画スケジュール、コンサート情報、音楽CDリリース予定などは各号で必ず掲載されている。

テレビ番組表[編集]

  • テレビ情報ページには2週間(14日)分のテレビ番組表を掲載。1ページに1日分が掲載されており、左から「2 NHK総合」「4 毎日放送」「6 ABCテレビ」「8 関西テレビ」「10 読売テレビ」の順。それらの右にはハーフサイズで上から「19 テレビ大阪」「36 サンテレビ」が掲載され一番右(奇数ページの場合は一番左)には三分の一のサイズで上から「デジタル1 NHK衛星第一」、「デジタル2 NHK衛星第二」、「12 NHK教育」が掲載されていた。なおフルサイズのみGコードが掲載されていた。
  • また、各日番組表の下には当日放送の番組の中から4番組が紹介(映画放送日の場合は別枠で「今日の注目映画」を1番組掲載)されていた。
  • なお、最終号は通常より8日多い3週間+1日(22日)分の番組表を掲載している。

カンイチGIRL[編集]

主に関西地方で活躍する若手女性タレントや読者モデルが「カンイチGIRL」として、本誌のマスコットガールを務めていた。以下は歴代の主な例。

2007年[編集]

2008年[編集]

2009年[編集]

休刊とその後[編集]

2010年6月8日発売号(第14巻12号、通巻292号[2])を最後に休刊、11年3ヶ月の歴史に幕を下ろした。最終号は定価を特別定価の480円に設定し、12年間の集大成ともいえる特集を中心とした構成となっている。

なお、公式サイト「web★1週間」や携帯電話サイト「ケータイ★1週間」は今後も継続されることが決まっている。また、近々「エンタメMOOK」として再発売が予定されている。

関連項目[編集]

脚注・出典[編集]

  1. ^ KANSAI1週間同様、隔週火曜日発売。
  2. ^ 『TOKYO★1週間』2010年6月8日号、174頁「休刊のあいさつ」より

外部リンク[編集]