JR貨物の車両形式

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日本貨物鉄道(JR貨物) > JR貨物の車両形式

JR貨物の車両形式は、日本貨物鉄道に在籍する、あるいは在籍した鉄道車両の一覧である。

JR貨物に所属する車両の新製・廃車・改造等の車両の動きについてはJR発足後から2008年度までは他の鉄道事業者と同様に鉄道雑誌等に情報を提供し、公表していたが、2009年度以降は鉄道雑誌等への公表や情報提供を行っていない[1]。ただし例外的に鉄道貨物協会が発行している『貨物時刻表』へは毎年3月時点での機関車配置表を掲載している[2]。このため、2009年度以降はJR旅客会社のみに所属している車両以外の形式消滅や廃区分番台は機関車については 『貨物時刻表』からの機関車配置表から特定することが可能ではあるが、貨車については独自の調査以外に方法がなく、貨車の形式消滅はJR旅客会社のみに所属している車両を除いて消滅を特定することが極めて困難な状況であり、JR貨物に所属している貨車の消息は依然として不明の状態となっている。

本項目では以上のような事情から検証可能な情報に乏しい部分があることや所属車両の動きについては古い情報のままで最新の情報に更新することが困難な箇所があることを注意されたい。

現行車両[編集]

機関車・電車については2017年3月時点で[3]、貨車については基本的にJR貨物が所有する2009年4月時点で在籍する車両について記載する[4]

電気機関車[編集]

直流用
  • EF64形(国鉄引継。1000番台)
  • EF65形(国鉄引継。1000・2000番台 1000番台は訓練機の1001号機のみ在籍)
  • EF66形(国鉄引継。0・100番台)
  • EF67形(国鉄引継。0・100番台)
  • EF200形(0・900番台)
  • EF210形(0・100・300・900番台)
  • EH200形(0・900番台)
交直両用
交流用
  • ED76形(国鉄引継。0・1000番台)
  • EH800形(0・900番台。複電圧式)

ディーゼル機関車[編集]

液体式
  • DD51形(国鉄引継。500(1000)・800(1800)番台)
  • DE10形(国鉄引継。1000・1500・3000・3500番台)
  • DE11形(国鉄引継。1000・2000番台)
電気式
  • DF200形(0・50・100・200・900番台)

ハイブリッド機関車[編集]

貨物電車[編集]

直流用

貨車[編集]

私有貨車については「Category:日本貨物鉄道の私有貨車」を参照。

コンテナ車
  • コキ5500形(国鉄引継。28t積12ftコンテナ4個積載)
  • コキ50000形(国鉄引継。37t積12ftコンテナ5個積載)
  • コキ71形(39.2t積カーラック輸送用低床車。1995年度登場。1997年鉄道友の会ローレル賞受賞)
  • コキ72形(48t積20ft・40ftコンテナ積載対応低床車。1996年度登場)
  • コキ100系
    • コキ100形・コキ101形(40.5t積12ftコンテナ5個積載。1987年度(コキ101形は1988年)登場。4両ユニット)
    • コキ102形・コキ103形(40.5t積12ftコンテナ5個積載。コキ100系の改良型。4両ユニット。1989年度登場)
    • コキ104形(40.5t積12ftコンテナ5個積載。コキ102系の単車タイプ。1989年度登場)
    • コキ105形(40.5t積12ftコンテナ5個積載。コキ102系の2両ユニットタイプ。1990年度登場)
    • コキ106形(ISO規格20ftコンテナ積載対応。1997年度登場)
    • コキ107形(2006年度登場)
    • コキ110形(40.7t積15ftコンテナ積載対応。2001年度登場)
  • コキ200形(48t積20ft、40ftコンテナ積載用。2000年度登場)
有蓋車
無蓋車
長物車
大物車
車掌車

廃止車両[編集]

電気機関車[編集]

直流用
  • ED62形(国鉄引継。廃形式)
  • EF61形(国鉄引継。廃形式)
  • EF64形(国鉄引継。0番台)
  • EF65形(国鉄引継。0・500番台)
交直両用
  • EF81形(国鉄引継。0番台)
  • ED500形(日立製の試作車を試験のため入籍。廃形式)
  • EF500形(廃形式)
交流用
  • ED75形(国鉄引継。0・1000番台。JR東日本に現存)
  • ED79形(50番台)

ディーゼル機関車[編集]

液体式
  • DD51形(国鉄引継。0番台)

客車[編集]

  • マニ30形(国鉄引継。2004年度形式消滅)

貨車[編集]

JR貨物では2009年度以降、JR貨物に在籍する貨車の消息が不明のままであり、消滅を特定することが困難であるため、特に脚注がない限り、2008年度までに消滅したJR貨物所有の貨車を記載する。私有貨車については「Category:かつて日本貨物鉄道に在籍した私有貨車」を参照。

コンテナ車
  • コキ10000形(国鉄引継。28t積12ftコンテナ4個積載。1994年度消滅)
  • コキフ10000形(国鉄引継。1995年度消滅)
  • コキ19000形(国鉄引継。28t積12ftコンテナ4個積載。1994年度消滅)
  • コキフ50000形(国鉄引継。1994年度消滅)
  • コキ60000形(国鉄引継。12ftコンテナ5個積み。1998年度消滅)
  • コキ70形(大型コンテナ、大型トラック積載用低床試作車。1990年度登場。2002年度消滅)
有蓋車
  • ワキ5000形(国鉄引継。30t積パレット輸送用。2001年度消滅)
  • ワキ9000形(国鉄引継。30t積鉄鋼コイル輸送用。1995年度消滅)
  • ワキ50000形(国鉄引継。30t積ワキ10000形改造車。1995年度消滅)
  • ワ100形(デュアルモードトレーラー(DMT)システム試作車。1992年度登場。2002年度消滅)
無蓋車
  • トラ90000形(国鉄引継。木材チップ輸送用。2002年度消滅)
  • トキ21500形(国鉄引継。33t積冷延コイル輸送用。2008年度消滅)
  • トキ23900形(国鉄引継。亜鉛塊輸送用。1995年度消滅)
  • トラ70000形(国鉄引継。17t積汎用。2003年度消滅)
長物車
  • チキ4700形(国鉄引継。35t積鋼板輸送用。2007年度消滅)
  • チキ100形(スライドバンボディシステム(SVS)量産車。2000年度消滅)
  • チキ900形(27t積スライドバンボディシステム(SVS)試作車。2000年度消滅)
大物車
車運車
  • ク5000形(国鉄引継。1996年度消滅)
  • クキ900形(タンクローリーピギーバック輸送試作車。1989年度登場。2001年度消滅)
石炭車
ホッパ車
  • ホキ2200形(国鉄引継。穀物輸送用。2000年度消滅)
  • ホキ2500形(国鉄引継。石灰石輸送用。1999年度消滅)
  • ホキ2800形(国鉄引継。35t積生石灰輸送用。1995年度消滅)
控車
  • ヒ300形(国鉄引継。構内入換用。1993年度消滅)
  • ヒ600形(国鉄引継。構内入換用。2002年度消滅)

導入予定車両[編集]

機関車
貨車(JR貨物所有)
  • コキ73形
    48t積20ft・40ftコンテナ積載対応低床車。2016年1月に日本車輛製造で製造された[9]

脚注[編集]

  1. ^ 一例として、交友社鉄道ファン』において毎年7月号で行っている特集「JR車両ファイル」、交通新聞社 ジェー・アール・アール『JR気動車・客車編成表』、電気車研究会『鉄道ピクトリアル増刊 鉄道車両年鑑』など。
  2. ^ 2014年以前は2月時点でのデータを公表していた。
  3. ^ 『2017貨物時刻表』鉄道貨物協会 p.220-222
  4. ^ 交通新聞社『JR気動車客車編成表2009』p.97
  5. ^ 交通新聞社『トラベルMOOK 貨物列車の世界』p.140
  6. ^ 日本貨物鉄道株式会社殿に機関車を納入致しました。”. 北陸重機工業 (2016年12月9日). 2016年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月5日閲覧。
  7. ^ 鉄道ファン編集部・JR貨物、2017、「CAR INFO」、『鉄道ファン』57巻(通巻676号(2017年8月号))、交友社 p. 65
  8. ^ 新型ディーゼル機関車の製作について (PDF) - 日本貨物鉄道 2017年6月15日
  9. ^ 電気車研究会 『鉄道ピクトリアル2016年10月号増刊 鉄道車両年鑑 2016年版』p.88-89

関連項目[編集]