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琴似駅 (JR北海道)

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JR琴似駅から転送)
琴似駅
駅舎(2018年8月)
ことに
Kotoni
S04 発寒中央 (1.5 km)
(2.2 km) 桑園 S02
地図
所在地 札幌市西区琴似2条1丁目1
北緯43度4分53.48秒 東経141度18分27.25秒 / 北緯43.0815222度 東経141.3075694度 / 43.0815222; 141.3075694座標: 北緯43度4分53.48秒 東経141度18分27.25秒 / 北緯43.0815222度 東経141.3075694度 / 43.0815222; 141.3075694
駅番号 S03
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 282.5 km(函館起点)
電報略号 コト
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
9,501人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1880年明治13年)11月28日[1]
備考
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琴似駅(ことにえき)は、北海道札幌市西区琴似2条1丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線である。駅番号S03電報略号コト事務管理コードは▲130122[3]

ホームライナーを除く全ての定期旅客列車が停車する。札幌市営地下鉄東西線にも同名の琴似駅があるが、当駅からは約700m離れた位置にあり直結しておらず、乗換駅とはなっていない[注釈 1]

歴史

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1976年の琴似駅と周囲750m範囲。左上が小樽方面。駅舎は琴似栄町通踏切側にあり、現在の駅前広場に当たる位置には貨物上屋のある櫛型貨物ホームと引込線、その外に貯炭場と2本の引込線が見える。間に中線を挟む相対式ホーム2面2線を有し、その他見難いが琴似栄町通踏切の右側駅裏に踏切手前まで保線用側線がある。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

付近に兵村を作っていた屯田兵の嘆願書を受けて開業した。当初は乗客があるときだけ旗の合図で停車する簡易停車場(フラグ・ステーション)で、駅舎は5月に6坪のものが建てられた。戦後に札幌郊外に住宅地が広がるにつれて乗客が増加した。

年表

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駅名の由来

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駅構造

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島式ホーム1面2線とホームの無い折り返し線を有する高架駅。ホームは隣の桑園駅札幌駅と同様に屋根・壁で覆われている。

北海道ジェイ・アール・サービスネットが駅業務を行う業務委託駅[新聞 1]手稲駅が管理する。みどりの窓口・自動券売機・指定席券売機[2]話せる券売機[2]・自動改札機設置、またキヨスク運営のセブンイレブン北海道STJR琴似店を有する。

駅の出入口は南西側に開き、東口・西口がある。南の正面には駅前広場があり、右(西)に琴似タワー、正面(南西)にイトーヨーカドー琴似店・5588(旧イトーヨーカドー専門店館)がある。北方面には高架下をくぐって裏に回る。

運転士への注意を促すため、駅手前には「快速停車」と表記された目立つ標識が設置されている。これは2000年3月のダイヤ改正以前は当駅に快速列車が停車していなかったためである。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 函館本線 上り 手稲小樽倶知安方面
2 下り 札幌岩見沢新千歳空港方面

(出典:JR北海道:駅の情報検索

利用状況

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北海道旅客鉄道によると、2022年度の1日平均の乗車人員9,501人で、JR北海道の駅の中で5番目に利用者数が多い駅となっている[6]

近年の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりである。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1970年(昭和45年) 4,494 [7]
1975年(昭和50年) 5,741 [7]
1980年(昭和55年) 4,690 [7]
1985年(昭和60年) 5,426 [7]
1990年(平成02年) 7,005 [7]
1995年(平成07年) 8,594 [7]
2000年(平成12年) 8,292 [7]
2001年(平成13年) 8,558
2002年(平成14年) 8,959
2003年(平成15年) 9,317
2004年(平成16年) 9,721
2005年(平成17年) 10,234
2006年(平成18年) 10,781
2007年(平成19年) 10,887
2008年(平成20年) 11,023
2009年(平成21年) 10,995
2010年(平成22年) 11,075
2011年(平成23年) 11,289
2012年(平成24年) 11,312
2013年(平成25年) 11,501
2014年(平成26年) 11,544
2015年(平成27年) 11,518
2016年(平成28年) 11,677
2017年(平成29年) 11,692 [新聞 4]
2018年(平成30年) 11,686 [7]
2019年(令和元年) 11,592
2020年(令和02年) 8,977 [6]
2021年(令和03年) 8,939 [8]
2022年(令和04年) 9,501 [6]

駅周辺

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当駅の南西側は札幌市西区の中心的な繁華街であり、大型店としてはイトーヨーカドー琴似店がある。北海道道276号琴似停車場線(琴似栄町通・通称は琴似本通り)が、駅の南東で函館本線の高架下をくぐり、北東から南西に走る。この通り沿いに、商店街が約700m南側の地下鉄琴似駅まで続いている。周辺は住宅地で、高層マンションが林立し、中層の集合住宅も多い。

北東側(八軒側)には比較的商店が少ない。昭和初期に日本食品の缶詰工場と事務所、倉庫などの建築群が建てられた。21世紀初めまで、煉瓦造りの工場が喫茶店「レンガの館」(サッポロ珈琲館が改称)として、また元倉庫が劇場「コンカリーニョ」として利用されていた。2007年には当駅のすぐ北側に電器店のコジマ札幌琴似店(2015年1月時点ではすでに閉店)がオープンし、徐々に再開発が進みつつある。近年は周辺再開発などで南口には「ヴェルビュタワー琴似」(地上30階建、2002年竣工)、北口には「ザ・サッポロタワー琴似」(40階建、2006年竣工)や「プレミスト琴似スカイクロスタワー」(40階建、2013年竣工)など超高層マンションや商業施設が相次いで建設され、景観が大きく変わった。

2002年に利用者増加に対応した改修が行われた。バリアフリーに対応し、エスカレータ・エレベータが設置されたほか、2004年には、ヴェルビュタワー琴似、イトーヨーカドー琴似店と駅とが屋根付きのペデストリアンデッキで結ばれ、冬期間も外に出る事なく行き来することができるようになった。後に、2006年に開業した複合商業施設「コルテナI」や、「ザ・サッポロタワー琴似」「プレミスト琴似スカイクロスタワー」にもペデストリアンデッキが接続されている。

公共施設・金融機関

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商業施設

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その他 

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バス路線

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路線は2020年4月1日現在。全ての路線がジェイ・アール北海道バス。路線詳細は琴29は札樽線、その他は琴似営業所を参照[9]

南口ロータリー内
駅北側路上停留所
駅南側路上(琴似栄町通沿)

その他

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「札幌市自転車等の放置の防止に関する条例」により、2007年7月1日より当駅周辺は自転車等放置禁止区域に指定された。当駅周辺で駐輪場以外に自転車を止めると撤去の対象となる。なおこれにともない、南口ロータリー内に駐輪場が新たに設置された。

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線
特別快速「エアポート」・快速「エアポート」・快速「ニセコライナー
手稲駅 (S07) - 琴似駅 (S03) - 桑園駅 (S02)
普通
発寒中央駅 (S04) - 琴似駅 (S03) - 桑園駅 (S02)

脚注

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注釈

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  1. ^ 事故・トラブル等によるJR線運転見合わせ時の代替輸送指定駅にはなっている。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、815-816頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b c 指定席券売機/話せる券売機|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company”. 北海道旅客鉄道. 2024年2月1日閲覧。
  3. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、215頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  4. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、78頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  5. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、181頁。ISBN 4-88283-120-1 
  6. ^ a b c 会社概要 各種データ”. 北海道旅客鉄道. 2023年12月15日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h 札幌の都市交通データブック2020 駅別乗車人員経年変化(1日平均) (PDF)
  8. ^ 2021(令和3)年度 駅別乗車人員上位10駅”. JR北海道. 2023年12月15日閲覧。
  9. ^ 一般路線バス | 札幌市内”. ジェイ・アール北海道バス. 2020年4月5日閲覧。
  10. ^ 手稲平和霊園臨時バス時刻表(お盆)”. 札幌市. 2019年5月22日閲覧。

報道発表資料

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  1. ^ 「JR北海道 琴似駅旅行センター」の開設について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2006年3月24日https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2005/060324.pdf2016年11月19日閲覧 
  2. ^ 駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf2014年9月6日閲覧 
  3. ^ Kitacaサービス開始日決定について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2008年9月10日https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2008/080910-1.pdf2015年6月12日閲覧 
  4. ^ 札幌圏(Kitacaエリア)における駅構内全面禁煙化の実施について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2014年7月9日http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2014/140709-2.pdf2014年7月9日閲覧 
  5. ^ ツインクルプラザ(JR旅行センター)6店舗の営業終了について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2016年2月19日http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160219-2.pdf2016年11月19日閲覧 
  6. ^ 当社のこれまでの経営改善の取り組みについて』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2016年11月18日、2頁http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/161118-1.pdf2016年11月19日閲覧 

新聞記事

[編集]
  1. ^ a b c “JR北海道 琴似、恵庭駅の業務を委託”. 交通新聞 (交通新聞社). (2016年11月14日) 
  2. ^ a b “JR7社14年のあゆみ”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 9. (2001年4月2日) 
  3. ^ “JR北海道 ツインクルプラザ6支店の営業3月末で終了”. 交通新聞 (交通新聞社). (2016年2月24日) 
  4. ^ “新千歳空港駅6%増の2位 昨年度JR乗車人数 新函館北斗駅11%減”. 北海道新聞. (2018年8月19日). オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/Xt7BZ 2018年9月7日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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