Jリーグ百年構想リーグ
この記事は日本プロサッカーリーグに関して将来予定されるイベントを扱っています。 |
Jリーグ百年構想リーグ(ジェイリーグひゃくねんこうそうリーグ)は、2026年2月から6月に開催される予定の日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の公式戦(リーグ戦)である。明治安田生命保険とのタイトルパートナー契約に基づき、『明治安田Jリーグ百年構想リーグ』(英:MEIJI YASUDA J.LEAGUE 100 YEAR VISION LEAGUE)と称する。
概要
[編集]Jリーグが2026年より、2月開幕・12月閉幕の「春秋制」から8月開幕・5月閉幕の「秋春制」へ移行するにあたり、その端境期に相当する2026年上半期に開催する公式戦として設定されるものである。2024年12月17日のJリーグ理事会で開催が決定した[1]。
2025年シーズン終了時点で60クラブあるJリーグクラブを、同年の結果に基づく昇降格結果を踏まえてJ1リーグ・J2リーグ・J3リーグにカテゴライズした上で、J1の20クラブが参加する大会(J1百年構想リーグ)と、J2・J3の40クラブが参加する大会(J2・J3百年構想リーグ)の2つの大会を実施するものである[1]。通常のリーグ戦とは別の大会として実施され、大会の結果に基づく昇格・降格は行わないが、試合結果に基づく助成金が支払われる[1]。また、J1百年構想リーグの優勝チームにはAFCチャンピオンズリーグエリート2026/27の出場権が与えられる[2]。
なお、Jリーグでは百年構想リーグの行われる2026年前半を特別シーズンと位置づけ、全60クラブを対象とした「JリーグオールスターPROJECT」と題したプロモーション企画を実施することとしており[3]、その一環として百年構想リーグのグループ単位での対抗戦形式のオールスターゲーム「JリーグオールスターDAZNカップ」が行われることになっている[4]。
レギュレーション
[編集]2024年12月17日に公表された[1]。2025年のJリーグの結果に基づき、「J1百年構想リーグ」に参加する20クラブと、「J2・J3百年構想リーグ」に参加する40クラブに分ける。それぞれのリーグは「地域リーグラウンド」と「プレーオフラウンド」の2段階で行われる。
- 地域リーグラウンド
- それぞれのリーグで10チームずつのグループ(J1百年構想リーグは東西2グループ、J2・J3百年構想リーグは東西南北4グループ)に分け、グループ内で2回総当たり(ホーム・アンド・アウェー方式、全18節)のリーグ戦を行う。
- グループ分けに際しては同都道府県クラブができる限り同グループになるようにしつつ、2-3月にホームゲームが行えない降雪地域のバランスを考慮して行う。具体的には、降雪地域にある12クラブ[注釈 1]については1グループ最大4クラブとした上で、同一都道府県のクラブを同一グループとし、可能な範囲で、都道府県外の地域特性を考慮することとされた[5]。
- 試合は90分で、同点の場合はPK戦を実施し勝敗を決める。結果に応じて以下の勝ち点を付与し、勝ち点の優劣で順位を決定する。
- 90分での勝利:3点
- PK戦での勝利:2点
- PK戦での敗戦:1点
- 90分での敗戦:0点
- 参加チームには勝ち点1あたりに基づく「特別助成金」が授与される。
- プレーオフラウンド
- 両グループの同順位同士で、J1百年構想リーグはホーム・アンド・アウェー方式2試合、J2・J3百年構想リーグはシングルイリミネーショントーナメントを行い、勝敗の結果で最終順位を決定する。
- 最終順位の上位3位までに賞金を授与すると共に、競技順位と人気順位に応じた「理念強化配分金」(J1のみ)と地域リーグラウンドとは別の特別助成金を授与する。
開催スケジュール
[編集]2025年シーズンより開幕を1週間程度早め、2026 FIFAワールドカップ開幕前に終了させることを前提に日程が設定された[6]。
- 地域リーグラウンド:2月7日・8日 - 5月23日・24日
- プレーオフラウンド
- 第1戦:5月30日・31日
- 第2戦:6月6日・7日
なお、FIFAインターナショナルマッチカレンダーで設定される3月の国際Aマッチ開催期間および5月・6月のFIFAワールドカップ出場選手公式休暇期間にも試合が開催され、この期間は代表活動が優先される[6]。
なお、「JリーグオールスターDAZNカップ」は百年構想リーグプレーオフラウンド終了後の2026年6月13日にワンデートーナメントとして開催される[4]。
できごと
[編集]- 2025年7月29日
- 「特別大会」の日程等が明らかにされる[6]。
- 2025年9月25日
- 「特別大会」の名称を『明治安田Jリーグ百年構想リーグ』にすることを発表[7]。
- 2025年12月11日
- Jリーグ百年構想リーグの応援ソングとして、2025年シーズンからの延長でLittle Glee Monster『For Decades』を起用することを決定[8]。
- 2025年12月15日
-
- Jリーグ百年構想リーグのグループ組み合わせを決定[5]。J1百年構想リーグは「EAST」「WEST」に、J2・J3百年構想リーグは「EAST-A」「EAST-B」「WEST-A」「WEST-B」のグループ名とされた。
- Jリーグ百年構想リーグの表彰項目を決定[9]。J1とJ2・J3共に、通常のリーグ戦表彰に準じた表彰を行うほか、地域リーグラウンド単位で「ベストプレーヤー賞」「ベストイレブン」を選出し、プレーオフラウンドで試合ごとに「POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)」を選定する。また、J1とJ2・J3に分けず、地域リーグラウンドとプレーオフラウンドの合計で最も得点を挙げた選手に「釜本邦茂賞」を授与することになった。
- 2025年12月16日
- Jリーグ百年構想リーグの公式試合球として、イミオのフットボールブランド「sfida」と漫画「キャプテン翼」とのコラボレーションモデル『TSUBASA by SFIDA』の最上位モデル『TSUBASA J PRO』を使用することを発表[10]。Jリーグが公式試合球にアディダス[注釈 2]以外のモデルを使用するのはこれが初めて[11]。
- 2025年12月19日
J1
[編集]J2・J3
[編集]脚注
[編集]注記
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 「2026年前半 シーズン移行期の特別大会について」(プレスリリース)、日本プロサッカーリーグ、2024年12月17日。2025年9月17日閲覧。
- ^ 「ACLE 2026/27 および ACL2 2026/27のクラブノミネーション方法について」(プレスリリース)、日本サッカー協会、2024年12月17日。2025年9月17日閲覧。
- ^ 「「JリーグオールスターPROJECT」について」(プレスリリース)、日本プロサッカーリーグ、2025年12月15日。2025年12月15日閲覧。
- ^ a b 「「JリーグオールスターDAZNカップ」開催」(プレスリリース)、日本プロサッカーリーグ、2025年12月15日。2025年12月15日閲覧。
- ^ a b 「明治安田Jリーグ百年構想リーグのグループ組み合わせを決定」(プレスリリース)、日本プロサッカーリーグ、2025年12月15日。2025年12月15日閲覧。
- ^ a b c 「2026特別シーズンにおける特別大会について」(プレスリリース)、日本プロサッカーリーグ、2025年7月29日。2025年9月17日閲覧。
- ^ “2026年2月に開幕する特別大会の名称を決定 「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」”. 日本プロサッカーリーグ (2025年9月25日). 2025年9月25日閲覧。
- ^ 「Little Glee Monster「For Decades」が Jリーグ 2026特別シーズン応援ソングに延長決定!」(プレスリリース)、日本プロサッカーリーグ、2025年12月11日。2025年12月15日閲覧。
- ^ 「明治安田Jリーグ百年構想リーグの表彰項目を決定」(プレスリリース)、日本プロサッカーリーグ、2025年12月15日。2025年12月15日閲覧。
- ^ 「株式会社イミオと明治安田Jリーグ百年構想リーグにおける オフィシャルボールパートナー契約を締結 公式試合球として『TSUBASA J PRO』を使用」(プレスリリース)、日本プロサッカーリーグ、2025年12月16日。2025年12月27日閲覧。
- ^ “キャプテン翼がJ特別大会公式試合球に…イミオ社製「TSUBASA J PRO」発表 2026年2~6月の大会で使用”. 東京新聞 (2025年12月16日). 2025年12月27日閲覧。
- ^ 「明治安田Jリーグ百年構想リーグ フライデーナイトJリーグ(金J)開催試合決定」(プレスリリース)、日本プロサッカーリーグ、2025年12月19日。2025年12月27日閲覧。
- ^ 「明治安田Jリーグ百年構想リーグ 「THE国立DAY」開催試合が決定」(プレスリリース)、日本プロサッカーリーグ、2025年12月19日。2025年12月27日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 明治安田J1百年構想リーグ(Jリーグ公式サイト)
- 明治安田J2・J3百年構想リーグ(Jリーグ公式サイト)