ITT (企業)

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ITT(アイティーティー、英語: ITT Inc.)は以前はITT Corporationと呼ばれて、現在は航空宇宙産業交通産業エネルギー産業などに部品を提供する世界的な事業を営む企業で、ニューヨーク州ホワイト・プレインズに本社を構える。以前は「コングロマリット」の代表的な企業として、様々な分野の企業群をかかえていたが、現在はほとんどをスピンオフしている。

短史[編集]

1920年にソスシーンズ・ベーンと弟のハーマンによってInternational Telephone & Telegraphとして創業された。1923年にはその後テレフォニカになった通信事業をスペインで始めている。

ドイツでは子会社のC. Lorenz AGを通して、ルフトヴァッフェ戦闘機生産にもかかわった。

第二次世界大戦後は、イギリスドイツフランスなどで、通信関係製品を製造している。

1960・1970年代にはハロルド・ジェニーンCEO((1959-1972年)の下、「コングロマリット」の代表的な企業として、様々な分野の二百社以上の企業を傘下に収めて事業を拡大した。[1]買収した会社は、シェラトンホテルエイビスレンタカー、レヴィット&サンズ(Levitt & Sons、住宅建設)、コンチネンタル・ベーキング(Continental Baking Company、食品業)、ハートフォード火災保険、レヨニア(Rayonier、製糸業)、アルカテル N.V.、通信機器 )、シーザース・ワールド(Caesars World、娯楽業)などである。

しかし、ITTは1986年には通信関連会社を売却し、1995年には非製造部門をスピンオフして、その後スターウッド・ホテル&リゾートに買われている。1996年には現在存続しているITTがスピンオフしてITT Industries, Inc.という名称になり、その後2006年にITT Corporationと名称を変えている。

ITTは2001年には、防衛事業をExelisとして、水処理事業をXylemとしてスピンオフした。

現在[編集]

2016年にはITT Inc.と名称を変えていて、航空宇宙産業交通産業エネルギー産業などに部品を提供している。[2] 現在本社はニューヨーク州ホワイト・プレインズ(1133 Westchester Ave.)である。[3]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ITT (コトバンク)
  2. ^ ITTコーポレーション (ITT) (アメリカ株.com)
  3. ^ Company Overview of ITT Inc. (Bloomberg)

外部リンク[編集]