IBAFランキング

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WBSCランキング英語: WBSC World Ranking)とは、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が発表を行っている野球およびソフトボールのナショナルチームのランキングシステムである。

概要[編集]

2009年に制定されたIBAFランキングは、数値上で各国のナショナルチームの強さを表したものである。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)など過去4年間のIBAF公認の国際大会の成績に基づいて算出される。

男子と女子双方のものがあるが、女子のランキングは過去3大会のWBSC 女子ワールドカップが獲得ポイントの対象となるなど、男子とは異なる点がある。ランキングに掲載されているのは、IBAFの全124加盟国中、男子が124ヶ国全て(そのうちポイントがあるのは73ヶ国)と女子11ヶ国。

キューバは制定されてからずっと首位を守っていたが、2013年12月のランキングで首位から3位に陥落した。また、日本(侍ジャパン)は2014年11月のランキングで初の1位を獲得した。

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)発足に伴い2014年7月1日よりWBSC世界野球ランキングへと移行したが、IBAFランキングも並行して発表されている。

加盟国・地域別ランキング[編集]

男子の上位20位と女子のランキングについて記述する。

男子の全ランキングについては、#外部リンクの公式サイトを参照のこと。

WBSC野球男子ランキング上位20位(2016)
順位 チーム ポイント 加盟組織
1 日本の旗 日本 5154 BFA
2 アメリカ合衆国の旗 アメリカ 5091 COPABE
3 チャイニーズタイペイの旗 台湾 4702 BFA
4 韓国の旗 韓国 4641 BFA
5 キューバの旗 キューバ 3727 COPABE
6 ベネズエラの旗 ベネズエラ 2833 COPABE
7 メキシコの旗 メキシコ 2792 COPABE
8 カナダの旗 カナダ 2659 COPABE
9 イタリアの旗 イタリア 2297 CEB
10 オランダの旗 オランダ 2096 CEB
11 プエルトリコの旗 プエルトリコ 1759 COPABE
12 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ 1559 COPABE
13 オーストラリアの旗 オーストラリア 1482 BCO
14 ブラジルの旗 ブラジル 1279 COPABE
15 ニカラグアの旗 ニカラグア 1129 COPABE
16 チェコの旗 チェコ 1087 CEB
17 パナマの旗 パナマ 777 COPABE
18 中華人民共和国の旗 中国 762 BFA
19 ドイツの旗 ドイツ 660 CEB
20 コロンビアの旗 コロンビア 659 COPABE
WBSC女子野球ランキング(2016)
順位 チーム ポイント 加盟組織
1 日本の旗 日本 200 BFA
2 アメリカ合衆国の旗 アメリカ 160 COPABE
3 オーストラリアの旗 オーストラリア 123 BCO
4 カナダの旗 カナダ 110 COPABE
5 ベネズエラの旗 ベネズエラ 80 COPABE
6 チャイニーズタイペイの旗 台湾 73 BFA
7 オランダの旗 オランダ 27 CEB
8 キューバの旗 キューバ 23 COPABE
9 香港の旗 香港 20 CEB
10 プエルトリコの旗 プエルトリコ 10 COPABE
11 韓国の旗 韓国 7 BFA

算出方法[編集]

IBAFが発表している世界ランキングは、過去4年間に出場したIBAF公認の国際大会の成績から算出される。各国の獲得したポイントを加算してゆき、トータルポイントの多少により格付けされる。国際大会で獲得できるポイントは順位ごとに設定されているが、「大会の格」と「大会出場チームのランキング」によって変動する。また、2013年にIBAFは世界ランキングシステムの拡大と、各国野球連盟が男女ランキングのために獲得できる追加のポイント制度の導入を発表した[1]

基本の獲得ポイント[編集]

国際大会の、順位ごとの基本の獲得ポイントは以下の表に従って与えられる。

最終順位 基本の獲得ポイント
1位 50
2位 40
3位 30
4位 15
最下位を除く5位以降 参加チーム数に応じて15〜1ポイント内で均等に配分
最下位 1

最下位を除く5位以降には、ポイントが参加チーム数に応じて15〜1ポイント内で均等に配分される。参加チーム数によって各チームが獲得するポイントの差を割り出し、そのポイントの差ごとにポイントが与えられていく。参加チームが多いほど、順位ごとのポイントの差は小さくなっていく。ポイントの差を求める計算式は以下の通り。

この計算式に基づき表にすると、以下のようになる。

チーム数 ポイントの差 4位 5位 ワースト2位 最下位
6 7 15 8 1
8 3 1/2 11 1/2 4 1/2
12 1 3/4 13 1/4 2 3/4
16 1 1/6 13 5/6 2 1/6
32 1/2 14 1/2 1 1/2

大会の格によるポイントの増加[編集]

以下の大会は、通常の獲得ポイントに指定の数を乗じたポイントを算出する。

大会名 ポイントの増加
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC) 通常の6倍のポイントを獲得。
例:優勝国は50を6倍した300ポイントを獲得。
ワールド・ベースボール・クラシック予選 予選リーグ勝者は50ポイントを獲得。2位は40ポイント、3位は30ポイント、4位は15ポイントを獲得。
WBSCプレミア12 通常の6倍のポイントを獲得。
例:優勝国は50を6倍した300ポイントを獲得。
WBSC U-21ワールドカップ 通常の2倍のポイントを獲得。
例:優勝国は50を2倍した100ポイントを獲得。
WBSC U-18ワールドカップ 通常の2倍のポイントを獲得。
例:優勝国は50を2倍した100ポイントを獲得。
WBSC U-15ワールドカップ 通常通りのポイントを獲得。
WBSC U-12ワールドカップ

大会出場チームのランキングによるポイントの減少[編集]

大陸選手権、大陸選手権予選とその他のIBAFが共催、協賛している大会においては、前年度終了時点での世界ランキングトップ10チームが何チーム参加しているかによって、以下のようにポイントが減少される。

条件 ポイントの減少
前年度ランキングトップ10が3チーム以上参加した場合 通常通りのポイントを獲得。
前年度ランキングトップ10が2チーム参加した場合 通常の0.75倍のポイントを獲得。
例:優勝国は50を0.75倍した37.5ポイントを獲得。
前年度ランキングトップ10が1チーム参加した場合 通常の0.5倍のポイントを獲得。
例:優勝国は50を0.5倍した25ポイントを獲得。
前年度ランキングトップ10が参加していない場合 通常の0.25倍のポイントを獲得。
例:優勝国は50を0.25倍した12.5ポイントを獲得。

対戦国のランキングによる追加ポイント[編集]

2013年2月19日にIBAFは、世界ランキングシステムの拡大と、各国野球連盟が男女ランキングのために獲得できる追加のポイント制度の導入を発表した。各大陸野球連盟とIBAFの事前の認可を受けた国際親善試合がポイント付与の対象となる。

条件 ポイントの付与
ランキング上位10位以内のチームに勝利した場合 20ポイントを獲得。
ランキング上位11位から20位のチームに勝利した場合 10ポイントを獲得。
ランキング上位21位から30位のチームに勝利した場合 5ポイントを獲得。
ランキング上位31位以下のチームに勝利した場合 2ポイントを獲得。

その他[編集]

2012年サンダーシリーズ台湾vsキューバ)並びに、日本とキューバとの強化試合が、IBAF実行委員により1勝ごとに25ポイントを付与された[2]

脚注[編集]

  1. ^ IBAF to provide opportunity for World Ranking points2013年2月19日
  2. ^ IBAFが世界ランキング ポイントシステムを拡大へ2013年3月2日

外部リンク[編集]