I'm proud

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I'm Proud
華原朋美シングル
初出アルバム『LOVE BRACE
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ORUMOK RECORDS
作詞・作曲 小室哲哉
プロデュース Tetsuya Komuro
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間2位オリコン
  • 1996年度年間8位(オリコン)
  • 1996年度年間1位(オリコンカラオケランキング)
  • 華原朋美 シングル 年表
    I BELIEVE
    1995年
    I'm proud
    1996年
    LOVE BRACE
    (1996年)
    テンプレートを表示

    I'm Proud」(アイム・プラウド)は、日本の女性歌手、華原朋美の3作目のシングル。小室哲哉プロデュースによる楽曲である。

    解説[編集]

    • 前作「I BELIEVE」に続いて、2作連続でミリオンヒットとなり、華原朋美最大のヒット曲となった。
    • TBC(東京ビューティセンター)「the レディ・エステティック」のCMソング。当時のプロデューサー・小室哲哉と共に出演し、“恋よりキレイになれるもの”のキャッチコピーにシンデレラストーリー仕立てのCMが話題を呼んだ。セレブ感を出すために「PRADA」「GUCCI」などのハイブランドでファッションも統一している。
    • 制作にあたって小室が描いたイメージは「風と共に去りぬ」。小室曰く、「数多くの小室作品の中でも5本の指に入る力作」であり、「1st、2ndは手探りでやっていたが、とてつもない速さで自分をどう表現するかという力を身に着け、難しい楽曲を歌うことができるようになった。」と当時語っている。また、華原の要望も受けて小室は歌詞を書き換えており「曲自体はデビュー前にある程度出来ていたが、歌詞を完成させるのに凄く時間がかかった」とも語っている。
    • 当初、サビフレーズの歌詞「いちごの様に」の果物の部分は“りんご”であったが、小室が作詞をしているときに一緒にいた華原は小室がシャンパンのグラスの中にイチゴを入れる様子を見て、「I’m Proud」の歌詞に「いちご」という言葉を入れるのはどうかと提案して“いちご”に変更された。[1]
    • 冒頭のサビを終えた直後の間奏からAメロにかけて、J.S.バッハ以前の時代に使われていた教会旋法の中からドリア旋法を用いて書かれており、敢えて現代の調性に合わないように見せかけたのち、Bメロで日本のヨナ抜き音階を取り込んでいるなど、高校までの音楽の授業で習うような理論の範疇を超えて作曲されており、小室の手腕の高さが伺える。
    • レコーディングや、ジャケット・PVの撮影はロサンゼルスで行われた。ジャケットはハンティントンビーチで撮影された。ジャケット撮影時、高熱でダウン寸前だったが、根気で乗り切ったと本人が語った。PVは、倉庫街ビル(1100 Wilshire)屋上(ヘリコプターを使っての大掛かりなシーン)とスタジオで撮影され、小室も共に出演した。PVとメイキングが収められたシングル・ビデオは、同年3月27日に発売された。
    • 記録的なビッグ・セールスとなった1枚目のアルバム『LOVE BRACE』では、シングルの [Radio Edit] ではカットされたラストのサビをさらに盛り上げる歌詞とメロディーが加わった、全編の [full version] で収録されている。
    • 発売週に出演した『ミュージックステーション』では、サビ歌詞を間違えて“ラララ~♪”で歌いきり、ハプニングシーンとなった。また、この曲での2回目出演時には、吉野家牛丼が大好きで“並・玉・つゆだく”で食べていると公言したことから、吉野家に女性客が急増し、“つゆだく”という用語も広く一般に浸透した。
    • この曲で、1996年の『第47回NHK紅白歌合戦』に初出場し、小室がピアノ演奏として参加した。
    • デビュー10周年を迎えた2005年には、「I BELIEVE 2004」のリメイクに続き、シングル「涙の続き」のカップリングに「I'm proud 2005」を収録した。さらに2013年には、長期活動休止からの復帰第1弾シングルとなった「夢やぶれて -I DREAMED A DREAM-」のカップリングに「I'm proud -2013 Orchestra Ver.-」を収録した。
    • 導入部のサビの後の四つ打ちキック音とその後のベース音は、TMNのアルバム『CLASSIX』の「Human System -Cafe De Paris Mix-」と同じものである。
    • 同年のオリコン年間シングルチャートでは、安室奈美恵の「Don't wanna cry」や「Chase the Chance」を抑えて、女性ソロ部門では最大のヒット曲となった。
    • 本作が収録された「LOVE BRACE」は、小室哲哉が自身のアルバムプロデュース作品の中で一番気に入っている作品。最初から最後の一音まで徹底的に拘った。当時、楽曲以外のネタで騒がれることが多くなってた風潮に対し、絶対に負けたくなく音楽で答えたかったという思いで製作された。[2]
    • 小室が、楽曲製作において、詞をきちんと意識したのは華原朋美が初めてであった。それまでは洋楽的エッセンスを取り入れることを重視しており、TRF篠原涼子の楽曲から少しずつ詞も意識し初めていたが1~2フレーズ残れば良いという程度だった。最初から最後まで、リスナーにきちんと伝わる詞を書くようになったのは華原朋美から。[3]また、当時、小室が華原を通じて表現していたのは「元々、普通の女の子なのに、意図せず規律の外に出てしまった女の子」「自分に自信が持てず『どうせ自分なんて』とため息をつく、そんな若者の切なさ、やりきれなさを表現したかった」としている[4]

    主な記録[編集]

    • 登場6週目でミリオンセラーを達成。
    • オリコン・1996年度年間シングルチャート8位。
    • オリコン・年間カラオケリクエスト回数1位。
    • オリコン・年間アーティストセールス6位。
    • 第38回日本レコード大賞」優秀作品賞。
    • HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP・パーフェクトランキング 3 YEARS BEST 100(95・96・97) 9位。
    • オリコン・1997年間カラオケリクエスト回数 11位。
    • 2005年元日に放送されたテレビ朝日「全部歌えるカラオケ祭り日本の名曲ベスト100」の歴代カラオケランキングで4位。
    • 2005年にNHKが実施した「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」で紅組77位。

    収録曲[編集]

    1. I'm Proud [Radio Edit]
    2. I'm Proud [Extended Mix]
    3. I'm Proud [Orchestral Mix]
    4. I'm Proud [Instrumental]
    作詞作曲編曲小室哲哉
    Mix:Keith Cohen
    (C) 1996 バーニングパブリッシャーズ & ジェネオン音楽出版

    ※[Instrumental]は1曲目の[Radio Edit]ではなく、[full version](もしくは[Original Mix])のものである。

    収録CD・PV集[編集]

    • 1stアルバム「LOVE BRACE
      I'm Proud [full version]
    ベスト・アルバム
    PV集
    • VHS「I'm proud」
      I'm proud [Radio Edit] +メイキングインタビュー
    • DVD「very best of MUSIC CLIPS」
      I'm proud [Radio Edit]
    • ALL TIME SINGLES BEST(初回限定版DVD)
      I'm proud [Radio Edit]
    その他
    • 24thシングル「涙の続き」カップリング
      I'm proud 2005 - ヴォーカル再レコーディング&ジャジー調アレンジ
    • 27thシングル「夢やぶれて -I DREAMED A DREAM-」カップリング
    • セルフカバー・ベストアルバム「DREAM -Self Cover Best-
      I'm proud -2013 Orchestra Ver.- - ヴォーカル再レコーディング&フルオーケストラ演奏
    • 10周年記念6thアルバム「NAKED」初回限定盤DVD
      I'm proud -special version from 僕らの音楽2-
    • 「HOW TO MAKE TOMOMI KAHALA 華原朋美はいかにして華原朋美となり得たか」
      ローソン予約限定で発売されたヒストリー・ビデオ

    カバー[編集]

    備考[編集]

    脚注[編集]

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    1. ^ 華原朋美の「T・Kがお世話になりました」発言や自由トークにマツコも困惑?「この話どこまで使えるの……」”. E-TALENTBANK (2017年3月21日). 2017年4月9日閲覧。
    2. ^ ぴあMOOK「小室哲哉ぴあ TK編より」
    3. ^ TK MUSIC CLAMP 1997.9.7
    4. ^ ちなみに安室奈美恵は「積極的で楽観的な不良性」globe keikoは「田舎から都市に出てきた社会経験のある女性」 ROLa 2013.11月号