Heavenstamp

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Heavenstamp
出身地 日本の旗 日本東京都
ジャンル ロックインディー・ロック
活動期間 2009年 -
レーベル Goldtone Records
(2010年)
ワーナーミュージック・ジャパン
(2011年 - 2013年)
GOLDSHOES RECORDS
(2014年)
TENGOKU RECORDS
(2017年)
公式サイト Heavenstamp Official Website
メンバー Sally#Cinnamon(Vo&Gt)
Tomoya.S(Gt&Vo)
旧メンバー Shikichin(Ba)
Mika(Dr)
Tokie(Ba)
Maseeeta(Dr)

Heavenstamp(ヘブンスタンプ)は、日本のインディ・ポップ・デュオ。2009年結成。2011年、「Stand by you-E.P.+REMIXES」でメジャーデビュー。2014年よりSuperflyや大原櫻子など他アーティストへの楽曲・歌詞提供も行っている。

メンバー[編集]

Sally#Cinnamon
ボーカルギター、主に作詞担当。
最初はスピッツ椎名林檎を聴き始め、そこからレディオヘッドなどの洋楽の方に向かった[1]。Heavenstampでは色々なジャンルの音楽から様々な要素を採り入れて、それをどう表現していくかを考えている[1]。J-WAVEで番組を持っていたが、UK,USのインディロックを中心に世界中の幅広い音楽を選曲しており、自身がいち音楽ファンであると公言していた。
Tomoya.S
ギター、コーラス、主に作曲担当。
バンドの発起人&リーダーであり、ほぼすべての作曲を手がける[2]
幼少期にクラシックを聴き感動し、小中学生の時期に、ビートルズの「Magical Mystery Tour」に、アルバムとして最初の衝撃を受けた。レディオヘッドストーン・ローゼズマイ・ブラッディ・ヴァレンタインスーパー・ファーリー・アニマルズオアシスブラーなどに影響を受けた[1]
結成前にやっていたバンドではボーカルで、そこでは元ベースのShikichinがギターを担当していた[2]

元メンバー[編集]

Shikichin
ベース担当。
2012年2月、バンド活動における世界観や価値観の相違を理由に脱退を発表[3]
Mika
ドラムス担当。
2013年4月、脱退を発表。前年末より腰の不調のため休養していたが回復が見込めず、それまでのように楽曲制作やライブ活動を行うのは難しいとの判断による[4]

共同作業者・プロデューサー[編集]

Russell Lissack
英国ロックバンドブロック・パーティのギタリスト。Heavenstampデビュー以降すべてのE.P.でJamie Ellisと共にCoPilotsとして共同プロデュースを行っており、ギターも弾いている。サポートギタリストとしてライブにも参加する[5]。1stシングル「Stand by you」収録曲「Pops」はTomoya.Sとの共作。
TOMATO
ロンドンを拠点に活動する1990年代を象徴するクリエイター集団で、エレクトロデュオ「Underworld」のメンバーが在籍[6]。ミニアルバム『Waterfall-E.P.+REMIXES』で楽曲のリミックスのほか、ミュージックビデオとジャケットアートのプロデュースも担当[7]

概要[編集]

ギター・ロックやシューゲイザーダンス・ミュージックを融合したサウンドが特徴の女性ボーカル・バンド[8]

バンド結成時には、すでに男女混合のバンドにすることと、ギターロックパンクディスコ、シューゲイザーの要素を取り入れたサウンドというヴィジョンは固まっていた[8][9]。結成時のフロントの3人は、ロックだけでなくダンス・ミュージックも好きなので、ケミカル・ブラザーズアンダーワールドジャスティスフランツ・フェルディナンドなどのように、ダンスとロックの融合ができればと思っていた[8]

バンド名は、『天国のダンス・ミュージック』というような意味の造語。「stamp」は「足踏み」や「足音」という意味なので、『天使が天国で踊っててその音が響いてくる』というイメージでつけた。実は、結成当初のバンド名であったDEATHSTARの言葉の意味の逆転にもなっていて、「DEATH」と「天国」、「星」と「地面」というイメージが表裏一体になっていて、それが自分たちのシンフォニックなダンス・ミュージックにぴったりハマると思ってつけた。[1]

来歴[編集]

2008年のフジロック・フェスティバルマイ・ブラッディ・ヴァレンタインのライブを見て衝撃を受けたTomoya.Sが、同じバンドでギターを弾いていたShikichinと、それまでそれぞれ別のバンドで活動していたSally#CinnamonとMikaとともに2009年にHeavenstampを結成[2][8][10]。最初の半年は主に土台作りのような期間で、2月に1回目のライブをやった後は、レコーディングしてデモ音源を用意し、Myspaceを作るという作業を最優先でやったので、結局、ライブは3回しかやらなかった[11]。バンドの名前を不特定多数の人々に広めるためであった[11](メンバー脱退を経て、2014年以降Sally#CinnamonとTomoya.Sによる二人組として活動している。)

2010年12月、初のCD作品「Hype -E.P.+REMIXES」をインディーレーベルGoldtone Redordsからリリース[10]ブロック・パーティのラッセル・リサックがリミックスで参加し、音楽業界の注目を集める[2]

2011年1月、フレンチ・ロックバンドJAMAICAと東阪でライブを行う。同年、ワーナーミュージック・ジャパンと契約、5月に「Stand by you - E.P.+REMIXES」でメジャーデビュー。80KIDZ、Bloc Party vs CoPilots、Pepe Californiaがリミックスで参加。[10] デビュー記念ライブをShibuya duo MUSIC EXCHANGEで、ラッセル・リサックを加えた五人編成にて行う。 10月に「Waterfall E.P.+REMIXES」をリリース。MVと全曲のリミックスをロンドンのアート集団tomatoが制作。その際、MV撮影のため訪れていたロンドンでの初ライブを行う。

2012年3月に「Decadence E.P.+REMIXES」リリース。Animal Collective、zAk、DJ Uppercutがリミックスで参加。7月、バンドのセルフタイトルの1stフルアルバム「HEAVENSTAMP」をリリース。

2014年7月にミニアルバム「Romantic Apartment」リリース。Ba.Tokie、Dr.Maseeetaと共に制作された。同月に行われたJOIN ALIVE 2014には「Heavenstamp with SPEEDER-X」としてBa.Kenken、Dr.中村達也と共に出演した。11月、Tomoya.SがSuperfly「愛をからだに吹き込んで」(ドラマ・ドクターX シーズン3主題歌)を越智志帆と共同作曲、同時期よりSuperflyバンドのギタリストとして多数TV音楽番組に出演している。

2015年5月にリリースされたSuperflyの5thアルバム「WHITE」に、Sally#Cinnamonが「脱獄の季節」「極彩色ハートビート」への歌詞提供、Tomoya.Sが「色を剥がして」「愛をからだに吹き込んで」「Space」への歌詞・楽曲提供を行う。7月リリースのSuperflyのシングル「On Your Side」収録曲「Triccawicca」、12月リリースのシングル「黒い雫」収録曲「新世界へ」(エアアジアCM曲)に、Sally#Cinnamonが歌詞提供を行う。

2016年4月に「Stand by you-80KIDZ remix, Decadence-Animal Collective remix」アナログ7incでリリース。9月リリースのSuperflyのシングル「Good-bye」(映画・闇金ウシジマくん ザ・ファイナル主題歌)、11月リリースのシングル「99」(ドラマ・ドクターX シーズン4主題歌)に、Tomoya.Sが楽曲提供を行う。

2017年5月にアルバム「天国印鑑を聴きなさい」をリリース。M7「Around the World」にラッセル・リサックがギターで参加。

2018年5月に配信シングル「L・O・V・Eじゃない?」をリリース。6月にTomoya.SがSuperflyのシングル「Bloom」収録曲「ユニゾン」(ドラマ・ドクターX シーズン5主題歌)を楽曲提供、Sally#Cinnamonが大原櫻子のアルバム「Enjoy」収録曲「energy」、「Close to You」、「Joy & Joy」に歌詞提供を行う。

ディスコグラフィー[編集]

シングル[編集]

  発売日 タイトル 規格 規格品番 収録曲 順位
インディーズ
1st 2010年12月8日 Hype -E.P.+REMIXES CD QYCS-10002 186位
2nd 2016年4月16日 Stand by you- 80Kidz remix/Decadence- Animal Collective remix E.P. VSIR-1002
メジャー
1st 2011年5月11日 Stand by you - E.P.+REMIXES CD WPCL-10934 39位
2nd 2011年10月5日 Waterfall - E.P.+REMIXES CD WPCL-10998 67位
3rd 2012年3月28日 Decadence - E.P.+REMIXES CD WPCL-11054 78位
配信シングル 2018年5月16日 L・O・V・Eじゃない? 配信

オリジナルアルバム[編集]

  発売日 タイトル 規格 規格品番 収録曲 順位
1st 2012年7月4日 HEAVENSTAMP CD WPCL-11116 32位
2nd 2017年5月10日 天国印鑑を聴きなさい CD TENGOKU-001 98位

ミニアルバム[編集]

  発売日 タイトル 規格 規格品番 収録曲 順位
1st 2014年7月16日 Romantic Apartment CD DQC-1320 121位

ミュージックビデオ[編集]

監督 曲名
久保洋祐 「Decadence-Animal Collective remix」
斎藤渉 Hype」「Morning glow」「Stand by you」「Wake up
Simon Taylor Waterfall
Simon Taylor / Dylan Kendle(tomato) Waterfall / tomato remix
志賀匠 Decadence
立岡未来 「Decadence-Animal Collective remix」
田辺秀伸 Magic
Koji Nishida 秘密の花園
不明 Stand by you -80KIDZ remix」「Dreaming about you
kuniaki mine 「Around the World」
kuniaki mine 「愛を込めて、ウェンディ」
kuniaki mine 「カフェモカ(Latifa)」

LIVE[編集]

1st oneman tour 2011 'Killer Killer'[編集]

  • 12月14日(wed)仙台 enn 2nd
  • 12月16日(fri)札幌 COLONY
  • 12月20日(tue)大阪・梅田Shangli-La
  • 12月22日(thu)名古屋 ell.FITS ALL
  • 12月23日(fri)福岡ビブレホール
  • 12月26日(mon)東京・渋谷WWW

2nd oneman tour 2012“マジカル・ミスサリー・ツアー”」[編集]

  • 9月23日(sun)札幌COLONY
  • 9月29日(sta)仙台LIVE HOUSE enn 2nd
  • 10月6日(sta)福岡DRUM SON
  • 10月12日(fri)名古屋CLUB QUATTRO
  • 10月13日(sta)梅田CLUB QUATTRO
  • 10月24日(wed)渋谷CLUB QUATTRO

その他ワンマン・主催イベント[編集]

  • 2010年12月09日 - "Hype – E.P.+REMIXES"Release Party
  • 2014年08月06日 - Heavenstamp Romantic Apartment Release Party 渋谷eggman
  • 2014年08月27日〜09月17日 - Heavenstamp Romantic Apartment Release Tour
  • 2016年04月15日 - Heavenstamp ONEMAN LIVE 2016 渋谷WWW
  • 2017年07月24日 - L・O・V・Eじゃない?リリースのうたげ 代官山LOOP

主な出演イベント[編集]

  • 2011年05月04日 - Niigata Rainbow ROCK Market 2011
  • 2011年08月28日 - ARABAKI ROCK FEST.11
  • 2012年02月27日 - The Rapture JAPAN TOUR 2012
  • 2012年05月12日 - FM NORTH WAVE & WESS presents IMPACT!II(Powered By Radio WE!)
  • 2012年06月03日 - SAKAE SP-RING 2012
  • 2012年08月11日 - RISING SUN ROCK FESTIVAL 2012 in EZO
  • 2012年08月23日 - TREASURE05X 2012 ~dream creator~
  • 2013年05月20日 - The Birthday & MANNISH BOYS presents 『WEEKEND LOVERS'13』
  • 2014年07月19日 - JOIN ALIVE 2014(「Heavenstamp with SPEEDER-X」として出演)
  • 2014年12月31日 - EX THEATER TV Presents COUNTDOWN EX 2014 to 2015
  • 2015年03月21日 - BEA×Zepp Fukuoka presents FX2015
  • 2016年07月31日 - オハラ☆ブレイク '16夏
  • 2018年10月6日 - ミナミホイール2018

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d Heavenstamp 『Hype - E.P.+REMIXES』INTERVIEW(4)――〈グラストンベリー〉に出たい”. Tower Records Online (2010年12月1日). 2013年5月31日閲覧。
  2. ^ a b c d ナタリー - Power Push Heavenstamp (1/3)”. ナタリー (2011年5月9日). 2013年5月31日閲覧。
  3. ^ HeavenstampからベースのShikichin脱退”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2012年2月1日). 2019年3月17日閲覧。
  4. ^ HeavenstampからドラマーMika脱退”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2013年4月30日). 2019年3月17日閲覧。
  5. ^ Heavenstamp、メジャーデビュー直後に招待制ワンマン”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2011年3月8日). 2019年3月17日閲覧。
  6. ^ 英国グラフィック集団「TOMATO」25周年展で、いろいろと考えさせられまして”. Pen. CCCメディアハウス (2016年3月22日). 2019年3月17日閲覧。
  7. ^ Heavenstamp新作にBLOC PARTYラッセル&tomato参加”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2011年8月24日). 2019年3月17日閲覧。
  8. ^ a b c d Heavenstamp 『Hype - E.P.+REMIXES』INTERVIEW(1)――ダンス・ミュージックとシンフォニーの融合”. Tower Records Online (2010年12月1日). 2013年5月31日閲覧。
  9. ^ 「普通じゃダメ」新鋭Heavenstampが語るバンドの行方”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2011年5月9日). 2019年3月17日閲覧。
  10. ^ a b c ナタリー - Heavenstampのプロフィール”. ナタリー. 2013年5月31日閲覧。
  11. ^ a b ナタリー - Power Push Heavenstamp (2/3)”. ナタリー (2011年5月9日). 2013年5月31日閲覧。

外部リンク[編集]

インタビュー[編集]