HD 69830

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HD 69830
HD 69830 Planet.jpg
HD 69830の想像図。
星座 とも座
視等級 (V) 5.95
変光星型 なし
分類 橙色主系列星
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α) 08h 18m 23.9473s
赤緯 (Dec, δ) -12° 37′ 55.824 ″
視線速度 (Rv) 30.4 km/s
固有運動 (μ) 赤経:279.29 /年
赤緯:-988.99 /年
年周視差 (π) 79.48±0.77ミリ秒
距離 41.0±0.4 光年
12.58±0.12 パーセク
物理的性質
半径 0.86±0.03 R
質量 0.89 M
表面重力 (log g) 4.47
自転周期 21.5
スペクトル分類 K0V
光度 0.60±0.03 L
表面温度 5385 K
色指数 (B-V) 0.753
色指数 (U-B) 0.34
金属量 89±4 %
年齢 7±3 ×109
別名称
別名称
HR 3259, Gliese 302, HIP 40693, SAO 154093, LHS 245, BD−12°2449.
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HD 69830とも座に位置するスペクトル型K0Vの恒星である。海王星サイズの惑星3つ[1]塵円盤[2]を持つことが知られている。

惑星系[編集]

HD 69830は太陽に似た恒星であるが、系内には木星型惑星が発見されていない。このようなタイプの惑星系としては最初に発見されたものである。発見された3つの惑星のうち最も外側にある惑星はハビタブルゾーン内にあり、液体のが安定して存在し得る。この惑星は後述する塵円盤にとって外側の「羊飼い惑星」であると信じられている。各々の惑星の質量は地球の10、12、18倍であり、公転周期は9、32、197地球日である。惑星はチリにあるヨーロッパ南天天文台の望遠鏡を使って発見された。


HD 69830の惑星
名称
(恒星に近い順)
質量 軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率 半径
b >0.033 MJ 0.0785 8.667 ± 0.003 0.1 ± 0.04
c >0.038 MJ 0.186 31.56 ± 0.04 0.13 ± 0.06
d >0.058 MJ 0.63 197 ± 3 0.07 ± 0.07

塵円盤[編集]

2005年、スピッツァー宇宙望遠鏡によって塵円盤らしきものが検出された。この円盤は後に発見された惑星cとdの間にあり、太陽系小惑星帯にくらべ20倍もの総質量を持つと考えられている。主星からの距離は太陽系でいうと金星軌道の内側にあたる。近くの惑星からは、地球からみた黄道光の1000倍の明るさで輝いて見えるだろう。これは天の川よりも明るい。

塵円盤は冥王星サイズの彗星が重力的に軌道を乱されて恒星近くに迷い込み、構成成分が蒸発したために塵が撒き散らされて一時的に形成された可能性がある。塵円盤はカンラン石を含んでおり、ヘール・ボップ彗星と組成が似ている。しかし、超巨大彗星が恒星へ落ちていくという希少な現象が、たまたまスピッツァーによる短い観測時間で捉えられる可能性はわずかである。

参考文献[編集]

  1. ^ Lovis et al. An extrasolar planetary system with three Neptune-mass planets, Nature, 18 May 2006
  2. ^ Beichman et al ApJ. 626, 1061, 2005

外部リンク[編集]